第7話
「お酒?」
「そう。最後のピースは多分、アルコール」
アリカのアパートに戻って、わたしはジンジャーエールで喉を潤した。職員室で飲んだ緑茶の分は、炎天下の中、汗になって噴き出してしまったようだ。
「なんで」
わたしの突然の言葉に目を見張るアリカ。わたしは端的に伝える。
「潮崎先生に火星ソーダを飲ませた」
「あっ。オリジナル減ってると思ったら!」
アリカが声を上げる。あんたも飲んだだろ、とはあえてここでは言わない。
「それで、潮崎先生が、アルコールだと?」
ミュアルトゥファは首をかしげる。彼女の疑問がなんなのか、わたしは分かっているつもりだ。
「普段、火星ソーダを試飲するたび、適当に当たり障りのない感想を言ってた潮崎先生が、今回に限ってものすごく言いよどんでた。クソみたいな失敗作でも笑顔を保っていたのに」
「おい」
アリカのツッコミはスルーを決め込む。
「ただ、潮崎先生は何かを言おうとして、かなり思案していた。それで結局、火星ソーダからは手を引け、だよ。さあ、その態度の理由は何か?」
「壊滅的な味だったから?」
ミュアルトゥファが追い打ちをかけるものだから、アリカはうなだれた。
「……いや、変な味ではあったけど、まずくはないでしょ」
これも無視。
「何を伝えるべきか悩むということは、伝えられるだけの知見を得たということ。だから、潮崎先生は火星ソーダに何が入っているのか分かったけれど、伝えるのは避けたほうがいいと判断したってこと。さて、ここで問題。一口飲んだだけで何が入っているのか分かり、わたしたちは分からなくて、かつわたしたちに教えられないものってなんだ?」
「それで、アルコール」
ソファの背に体を預けるようにして、アリカは天を仰いだ。
「そりゃ、わかんないわけだ……」
すっかり脱力して、深く息を吐くアリカ。一方で、ミュアルトゥファは事情が飲み込めていないようだった。
「その、葛葉さんがお話している内容が、いまいちつかめないのですが」
これは火星人のミュアルトゥファには不利な出題だったか。思えば確かに、文化を背景にした日本人向けの問題だ。
「火星では、アルコールを常飲する習慣は」
「ありません。何かの祭礼の際に、代表者が儀式の一環として口にするぐらいで。……この国には、そういう文化があるんですか?」
「地球文化史とか、火星で教わらなかった?」
「生活様式に関することは、ほとんど」
それでよく地球に来ようと思ったものだ。火星には、地球の歩き方は売っていないのだろうか。
「コミュニケーターの辞書に『酒』って載ってないわけ」
「エチルアルコールを含んだ飲料の総称、とあります」
「ああ、そう。地球ではその酒をほとんどの地域で愛飲するの。嗜好に応じて好き嫌いはあるけれど」
「それでは、なぜ葛葉さんとアリカさんは気づかなかったのでしょうか」
わたしはそこで即答するのをためらった。潮崎先生の気持ちはこうだったのだろう。
「少なくともこの国では、お酒は未成年が飲んではいけないと法律で定められてる。実は罰せはされないんだけど、社会的制裁は加えられちゃうんだよね」
お酒は二十歳になってから。あくまで生活文化ということに限定すれば、成人までに一度ぐらいは酒を飲む人間の方が多いだろうが、その辺りの説明は省く。
「……成人者は、常識の範疇としてアルコールの味を了解する。そして、酒を飲んだことがある人は、それがなんであれ、アルコールであるかの判断は下せる」
「そういうこと。だから、潮崎先生だけじゃなく、大人が飲めば一発で酒が混ざっているのには気付いたはず」
だからむしろ、困難なのはそれ以外の材料を選定する方だったはずだったのだ。あえて敗因をいうなら、アリカの研究の着手が早すぎたことにあったわけだ。
「なるほど。伝えてしまえば、アリカさんはなんとしてでも入手しようとする。すると……年長者として、未成年者飲酒の幇助をするわけにはいかなかったわけですね」
「どちらかといえば、立場上だろうけれど」
わたしは潮崎先生の十年前を知らない。けれど、勝手な想像をするなら、潮崎先生は未成年のうちにお酒を飲んだ側の人だろうと思う。というか、大学に進んだ人間はさまざまな形で酒の席に呼びつけられるものだろう。だから、子供は酒を飲むなと、ことさらに叫ぶつもりはないのではと思う。ただ教師として、自分の教え子が在学中に飲酒するのを推奨するのはためらわれたのだろう。
「ですが、言いよどんだということは、言おうかとも思ったわけですね」
「そこら辺は駆け引きだね。たとえば、わたしだけに伝えて、こういう事情だから研究から手を引きなさい、って説得するという選択もあったはず」
「そうしなかったのは?」
ミュアルトゥファの問いは、今度はわたしに突き刺さる。ひょっとしてわざとやっているのではないか。
「わたしが信用されてないってこと。なんだかんだでアリカと同類と思われてたってことだ、ちぇ」
「潮崎先生の判断は、極めて的確だったようですね」
ふくんだような笑みのミュアルトゥファに、わたしは返す言葉もない。
結局わたしはアリカに掴んだ尻尾を開陳してしまった。これで正しく共犯の成立だ。
「うん。確かに、アリカ説は有力だと思う。でも、一言で酒って言っても、それこそ世界に無数に存在するわけで。予備知識がなにもないまま、しかもこれまでと違って数をこなすわけにもいかない」
アリカが珍しく常識的なことを言う。しかし懸念はもっともだ。一回の実験のたび、飲酒というリスクを背負うのは負担が大きい。
ただ、これに関しては考えがあった。
「でもまあ、二者択一だと思うんだ」
「へえ?」
面白そうにアリカが言う。
「なにか根拠がおありで?」
ミュアルトゥファも興味しんしんだ。はっきり言って、そこまで真剣になられても弱るのだけれど。
「根拠と言うか、アリカのやり方に沿ってみたというか。責任は一切持てない」
「うるさいな。つまりどういうこっちゃ」
野次がうるさいので手短に。
「……火星人の文明が地球由来のものであるとするならば、古代地球に存在した酒を使っているはず」
「えっ。何ですかそれ」
そう言えば、ミュアルトゥファにはこの仮説を話していなかった。この際なので説明しておこう。
「平たく言うと、地球は人類が生まれる下地があるけれど、火星にはそれがない。なら、火星は地球人の植民地だろうという説」
「世界史では、火星文明の発祥の部分は解明されていません。……確かにわたしも、火星ソーダとエーテルとの一致で、その考えは頭をよぎりましたが」
ミュアルトゥファが現れた夜、彼女の言った「火星を震撼させる事実」とはやはりこのことか。しかし、今のは貴重な情報だ。火星人は土から生えてくると言われたらそれまでだった。
「エピデンスが一切ないな。仮説と言えるかな、それ」
これまで一切の資料なしに、自分の舌だけを頼りに正解を探っていた人間の台詞ではない。
「あんたが言うな、って感じだけど。でも、あてずっぽうよりはひとまずの目標は、あったほうがいいでしょ」
「ううむ」
アリカは腕を組んで唸った。
「それで、二択の選択肢はなんなのでしょうか」
これは簡単。いつか調べた火星大王に比べたら、情報量は桁違いだ。
「ちょっと調べただけで分かった。世界史で歴史が古い酒はワインとビールだ」
わたしはタブレットを操作して、ミュアルトゥファに手渡した。彼女は食い入るように画面を見つめ、さらに詳細な検索をはじめたようだった。
自分の世界に没入したミュアルトゥファのかわりに、わたしの仮説に反駁したのはアリカだった。
「でも、どうだろう。エジプトかどっかでは、紀元前に蒸留酒もあったはずだし。一概にその二つとは言い切れないでしょ」
「まあ、ね。でも、わたしはある程度火星文明が本来どこで発祥したかも予想できると思うんだ」
少し得意げになっていたかもしれない。わたしは顔が熱くなるのを感じた。
「アリカ。火星ソーダの試作品のレシピ、言ってみて」
わたしの問いに、アリカは間髪を容れずに答えた。
「すりおろしたショウガに炭酸水を注ぎ、そこにハチミツをひとたらし、干したデーツをつぶして混ぜて、そこに麦茶を50cc」
呪文のように淀みなく話すアリカ。この間わたしが訊ねた時と一言一句違ってはいないのだろう。
「わたしは材料から逆算して考えた。ハチミツはどこの文明でも広範に使われている。デーツ、つまりナツメヤシは中東と北アフリカが原産。そして、ショウガは」
その言葉を引き継いだのはタブレットにかじりついたミュアルトゥファだった。顔も上げずに、
「原産がどこだか不明ですね。インド地方での栽培が記録上もっとも古いそうですが」
と言う。
「……まさか、その理屈で、中央アジアで作られていた酒に絞られる、って言いたいの」
アリカは信じられないといった口ぶりだ。
「そのつもりだけれど」
理屈ではないかもしれないが、屁理屈としては成立するだろう。野生のショウガがどこで発生したのか分からないのなら、それを発見した文明が火星文明の祖先である、という見方はできるはずだ。そして彼らは宇宙へと旅立ち、既に栽培が確立されたショウガがインドに残される。
がらにもなく張り切ってしまったわたしに対し、アリカは申し訳なさそうに、こう言うのだった。
「……アルコールだろう、っていう着眼は、わたしもそうだと思う。ていうかもうそれしかないだろうし。でも、火星ソーダが歴史の文献に残っていない以上、失われた文明由来なら材料で結びつけるのは無理筋だよ。逆に、火星文明の痕跡が地球に残されていないというのなら、それこそ海に沈んだムー大陸にあった、って言う方がありそうな話でしょ」
わたしはアリカの言葉を吟味し、検討する。
反論しようがない。わたしはがっくりと肩を落とした。アルコールだと看破したことに舞い上がってしまったのかもしれない。火星文明、恐るべし。
「あのう」
ミュアルトゥファがおずおずと手を上げる。今日のミュアルトゥファは寸鉄が鋭い。浅はかなわたしをまたもや無自覚に突くのではないかと身構える。
「仮説が破綻していたとしても、歴史の古い酒がワインかビールか蒸留酒かなら、ひとまずそれを全て試せばいいのでは?」
たった一つの正確な情報だけに拠って、ミュアルトゥファはこう言ったのだった。
「お待たせしました! より取り見取りっすよ」
翌日。十日市は両手に不織布のバッグを両手に持ってアパートへ現れた。バッグの中身は、ワインとビールとその他いろいろの酒でいっぱい。頼んでもいないのに、焼酎や日本酒も混ざっている。
とりあえずまとめて全部試す、というミュアルトゥファの案をわたしたちは採用した。何度も回数をこなすのがリスクなのならば、一度で済ませればいいのだ。仮に全滅だったとしても、今後の可能性は大幅に絞られる。ミュアルトゥファが滞在中の完成は望めないかもしれないが、現状もっとも安全で確実に答えに近づけるのはこのやり方でしかない。
「ありがと。これ、手間賃」
アリカが十日市に手渡す封筒の中には、建て替えた酒代よりも多い額が入っている。
「……めっちゃ多くないっすか」
目の前で開いて確認をした十日市は驚愕した様子だ。
「まあ、その、手間賃、プラス」
言いよどむアリカ。それを見て、十日市は了解したとばかりに頷いた。そして笑顔で、口を締めるようなジェスチャー。
「本当、お前って……」
わたしは十日市の臀部からふさふさの尻尾が振られているのを確かに見た。
今回のプランで最大の難関は、言うまでもないことだが酒を入手することだった。通信販売では年齢が確認できる書類のコピーの提出を求められるので使用できず。店頭で購入するにしても、アリカやわたしの外見では、賭けてもいいけれど絶対にアウトだ。ミュアルトゥファなら顔立ちから年齢を推し量ることはできないかと思ったが、むしろ身分証明書の提示を求められてもっとも困るのが彼女だ。深夜のコンビニバイト相手ならともかく、昼間のスーパーのおばさんは余計な気も回すだろう。
そこで白羽の矢が立ったのが十日市だった。長身と顔立ちとが合わさってとても高校生に見えない十日市に酒を買い込ませるという作戦はうまくいったようだ。わざわざこのために十日市は父親のスーツを借りたらしい。サマービズもそれなりに定着した中、この真夏にスーツ姿は逆に浮くのではないかとさえ思ったが、それは心にしまっておく。その忠義に水を差すことはしたくない。そもそも、それを悪用したのはわたしたちなのだから。
まあ、遣ってしまったものはしょうがない。
「じゃ、自分はこれで」
何故酒が必要だったか、事情を一切詮索しようとせずアパートの外階段へと向かう十日市。その背中に哀愁を感じたのは、わたしの同情心ゆえだろうか。
階段を降り始めたのを見計らって、室内に戻っていたアリカに言う。
「……十日市に生徒会のことで用事あったの忘れてた。追っかけてちょっと話してくる」
「ひょっとして、愛の告白かな」
口元を手で隠して意味深な目線を送るアリカ。靴を履いていなかったら、一発張り倒しているところだ。
急いで階段を駆け下りる。
「おい、十日市。へい」
十日市はすでに自転車に跨がり、ペダルに足をかけるところだった。間一髪か。
「あれ、屋島センパイ。なんすか」
きょとんとしている十日市に、わたしは手招きをした。
「すぐ済む。暑いから日陰にこい」
「あ、はい」
十日市はやはり一切疑義も反論も挟まず、素直に着いてくる。
わたしたちはアパートの軒下にしゃがみこんだ。
「十日市さ。今日、どこまで行ってきたわけ」
「万が一にも面が割れてはいけないと、三つ隣の町のスーパーまで」
けなげだ。
「お前さ、アリカのこと好き?」
暑いのであまり迂遠なやり方は取っていられない。直球を投げる。
「……えへ」
十日市は舌を出してウインク。素直に気色が悪いのでやめた方がいい。
「文化祭終わったらすぐ生徒会のメンバー改編だし、今のうちだぞ。点数稼ぎは十分だろ」
アリカが十日市になびくかどうかはともかく、面白がって付き合うというパターンは十分ありそうだ。現状の関係が卒業後も続くことに価値を見出すかもしれない。
……呼び止めておいて、まるで前向きな発想ではないことにいまさらながら気付く。特に考えがあったわけではなく、十日市が報われない様を見ていられなくなったというだけなのだ。
「なるほど、そう来ましたか」
「あれ?」
十日市は首を横に振る。その反応は予想外のものだった。そうじゃないんす、と彼は語り始めた。
「会長のことは好きっす。好きっていうのは、超尊敬してるとか、かっけえとか、そういう、なんていうんすかね、そう、ファンなんすよ。大ファン」
その長身をすくませ、もじもじしながら十日市は言う。
「その好きなら、屋島センパイも好きっす」
文脈があるとは言え、やはり名指しで好きだと言われるのには多少うろたえる。ここで口を挟むと面倒な方向に脱線しそうなので、黙して聞く。
「なんで好きかっていうと、楽しそうだからっす。それも、頭使って、自分たちで遊びを作ってる感じで。ああいうのがいい。小学校の頃って、みんなああだったじゃないっすか」
言わんとすることは分からないでもない。男女の文化の差だろう、わたし自身は既にあった遊びや趣味に手を出すだけだった。けれど、周りの男子諸君はなにがそんなに愉快なのかまるで分からない遊びを考案しては、げらげら笑ってそれに興じていた。それをうらやましいと思わなかったと言えば嘘になる。
「火星ソーダ、いいじゃないすか。DIYの精神っす。まるで無軌道に突っ走る会長はかっこいいんすよね」
しみじみと、かみしめるように十日市は話す。
「そこに一枚噛ませてもらえる。しかも役割が与えてもらえる。こんなに嬉しいことはないし、これ以上もないっす」
「いや、役割って、パシリだよ……?」
わたしはパシリを容認しているつもりはない、というエクスキューズ。事実上黙認しているのだから、まるで誠実ではない。
「いいじゃないっすか。パシリ上等。センパイ方は女性、しかも美人。一方で俺は男で、体力もある。何か必要なものがあって、それを買いに走り、荷物を担ぐ。当然、俺の出番でしょう」
臆面もなく語る十日市を見て、わたしは不覚にも、少しかっこいいと思ってしまった。これが、男らしさというものなのだろうか。なんとなく違う気もするが、一本筋の通ったすがすがしさは感じる。
「会長と屋島センパイは合理的な人たちっすから。頭脳労働はお二人に任せておけば安心っす。自分は、自分のポジションで、果たすべき役割を果たすことにこそ喜びを感じます。自分がもっとも有効に使われること、その時自分は、自分としてもっとも美しい」
飼い犬の美学。主人に忠を尽くすというやり方。この国の人間が好む様式だ。渋谷の駅前にそれを象徴する銅像も立っている。
「だから、付き合うなんてダメっす。付き合ったら、責任ある一個人として並び立たないといけないじゃないっすか。万が一結婚したら、問題はさらに深刻っす」
「結婚っすか」
熱っぽい語りに、思わず十日市の語尾がうつってしまった。結婚ねえ。考えたこともなかったが、男の子は、所帯を持った後の夢想をするものなのだろうか。
「自分は大王センパイと対等にはなりたくないんです。忠実なる下僕として、ついていきたいんすよ」
下僕と言ってのけるか。妙な後輩だと思っていたけれど、屈折してるなあ、こいつ。
「だからセンパイ。お願いがあるとすれば、俺は屋島センパイのほうにこそあるんですよ」
わたしは名前を呼ばれてびくりと体を震わせた。十日市が何を言い出すのか、もう予測がつかない。
果たして、彼の言葉は、わたしの意表を突いたのだった。
「センパイは、大王さんと対等でいてください。横にいて、俺をこれからも使ってください。卒業しても、就職しても」
「また、なっがいスパンのお願いだなあ……」
自分のかわりに、わたしがアリカの隣にいてほしいという願い。さすがに面食らったし、笑いもこみあげる。さすがに就職先まで一緒は無理だろう。夢見がちな後輩だ。わたしは一年長く生きている人間として、現実的な返答をした。
「大学までは保証してもいいけど。それより先は未来すぎてわかんないよ」
「それで十分っす」
十日市の笑顔は、弾けるという表現がふさわしいものだった。
火星ソーダの完成を祈りますと告げて、十日市は去っていった。
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