第〇六鍵:キユス、イエクVSアルベルト
第〇六鍵:キユス、イエクVSアルベルト
「YATACROWS、UNLOCK!」
YATACROWSを召喚使役するアルベルト。
「トリプルシューティングは℃=RAREで受け止める。
イエクはANDYMOUSEで攻撃だ」
「うん、解った」
キユスは℃=RAREDARKを召喚待機。
イエクはANDYMOUSEを召喚使役。
炎の札束紙吹雪でYATACROWSを攻撃!
『ガァァァァァ、ガァァァァァ……』
多少なりとも効いてる様子のYATACROWS.
すぐさまトリプルシューティングが
守備待機の℃=RAREDARKに襲い掛かる。
『グォォォォォ、グォォォォォ……』
怒涛の三連撃に呻く℃=RARE.
守備待機は限界か?
「Es=Tarkも召喚だ、UNLOCK!」
同じく守備待機のEs=Tark.
YATACROWSの激しい三連撃の応酬に
少年LOCKERSの牙城が崩れてゆく。
炎の札束紙吹雪 総与ダメージ:284
トリプルシューティング 総与ダメージ:1124
初戦は圧倒的な差でアルベルトに軍配が上がる。
「キユスくんが守備待機しておらんかったら
これだけの被ダメージで済みましたかの?」
「ううん、もっと被害は甚大だった、はず……」
「くっそー、黒鍵鋳造は遠く果てしないぜ」
「いわゆる主力攻撃:アタッカーと呼ばれる使役の強化が
これから必要ですな。当てはありますかの?」
「ううん、僕はANDYMOUSEが最強だから……」
「地属性は防御に特化しているからなあ……」
「じゃあ、逢いにいきますかの?」
アルベルトが二人を促す。
「マゲスの住まう、ハギシに遠征ですじゃ!」
ハギシに向かう道中で
「ううん、僕達は免許皆伝を貰うまで、
オ・ゴーリで修行じゃなかったっけ?」
意外なことをつぶやくイエク。
「左様。そういう約束でしたな。
しかし、地属性は防戦一方で、火属性に火力が足りないのであれば
戦力を補強するほかないでしょう」
「男性性のマゲスさんは僕等の味方なの?」
「そうですな。敵ではないことは確かですじゃ」
「ううん、味方でもないってこと?」
「そうですな。未だ対面すら果たしてない相手ですから」
「きっと、僕等のことを見て、ちんちくりんがどうとかいうんだぜ」
「うん、いいそうな予感がする」イエクの肯定。
「旅の方、萩市にお向かいか?」
「ううん、あなたは倭人ですか?」
ハギシの発音がやけに流暢だ。倭人は続ける。
「我が名は坪倉太眉、一介の陶芸家。
火属性が織り成す粘土細工をとくとご覧入れよっ!」
「タイビーさん、粘土細工なら地属性だろ?
相手になってやろうじゃん!」
キユスVS坪倉太眉
坪倉太眉は不動明王像 をUNLOCK!【火属性】
坪倉太眉は俱利伽羅竜王をUNLOCK!【火属性】
キユスはEs=TarkをUNLOCK!【地属性】
キユスはLu=sianをUNLOCK!【地属性】
キユス、痛恨の不利属性。
特にLu=sianは樹木の精霊なので
火炎攻撃に滅法弱い。果たして勝者は……?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます