02 黒歴史放出祭 その2
黒歴史を冠する記憶が多過ぎるので、その弐っ!
━━━━━━━━━━━━━━━
──葬式がある日は怪我しないに越したことはない……──
あれは小学生低学年の頃だろうか……青森の爺ちゃんの葬式だったかなと思う。
その事件?……が起こったのは葬式の帰りだったか。それとも葬式に向かう時だったか……記憶が曖昧なのでその辺はちょっとわからない。砂利道を歩いている。親と弟たちと一緒に歩いていたと思う。自分だけ、道端のちょっと盛り上がった場所を歩き出す。
「危ないから降りなさい!」
と注意されるのも無視して、雪が覆い被さったそれの上を歩いている。そして事件?……は起こった。
ずぼおっ!
漫画的な擬音で表現すれば、まさしくそれが正しいだろう……そして、左足が太ももまで埋もれてしまい、
「痛ぁーーいっ!」
と、恥ずかしながらギャン泣きである。すぐに引き上げられて強制ぶらーん!……と相成ったが。
医院だか病院で診察の結果、左足の内側……膝関節の辺りから10針の大きな傷ができたのだが……ちなみに、何十年も経過してるのでかなり薄まっている。
皆さんも、葬式のある日には怪我なんてしないように注意しよう。今までの不運、これからの不運は、このようなアホなことをした結果なのかも知れないのだから……
──ガキとアホは高い所が好きだよな……──
今住んでる自宅の傍にはガキの足で徒歩5分圏内に公園がある。そこそこ広くて、夏なんかには流水の流れる人口の小川があるんだけど……
その1……砂場のジャンプ!
砂場がある……で、そこには石の船がある。海賊船をちょっとデフォルメしたような船で砂場から登れる。流石にマストには登れないが、小さな階段があって船首とかちょっと高い所に登れるようになっている……今時のPTAが見たら、
「船から落ちたら危険だから撤去しろ!」
……って訴えられそうなくらいには高い。今は余り公園に近寄らないので、朧気な記憶によれば……登れる場所で高さは
◎通常の地面(砂場ではない)から凡そ2m
◎砂場の砂地から凡そ2.2m
くらいだったか? そう……お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、アホでバカな自分はその船から飛び降りチャレンジを慣行していたのだ!
「わぁっ!」
ずだぁん!
「うぐぐ……痛い」
船に登ってって、痛みも治まって来て次の段階へ……
「てやぁっ!」
ずだぁん!
「うぐぅ……痛い」
……なんてマイブームを繰り返して、1箇月くらいで最上段まで登って飛び降りる勇気が出たのでトライ!
「いくぞ……とりゃあっ!」
ずだだぁんっ……!
無事、着地に成功。ちょっと足が痺れたけど。
「やったああっ!」
「こらぁっ!?」
……怒られました。んでもって、2度とこんな危険なことはするなと……
でも、対着地耐性ができた気がしないでも……あ、ごめんなさい! もうしません!
ってなことは当時思う筈もない。
その2……ブランコ
一般的な鎖を使ったブランコだ……体重を掛けて漕いで遊ぶ遊具。安全装置が無い為、加減しないと危険な遊具に成る……現在はその危険性で撤去されている公園も多いという……ちなみに、その公園でも撤去されて金属柱しか残っていない……
普通に注意して遊んでいれば問題は無い。それでも、子供の力では手がすっぽ抜けて落ちる場合もあるが……まさか、大人たちはそれを利用して遊ぶ……なんて思わなかっただろう!
ぎぃーーこっ……ぎぃーーこっ……
どんどん強く漕ぐ。
きぃっ……
「行っけぇーー!」
ぎゃりぃんっ!(と鳴ったかは不明)
ひゅーー……どしゃぁっ!
「危ねぇ危ねぇ……やったぜっ!」
ブランコを囲っている鉄管の囲いを飛び越え、着地に成功する(怪我をしないでって意味で。床体操の着地みたいにびしぃっ!……と決めた訳ではない)←大変危険なので、絶対に真似をしないで下さい(下手をすると囲いにぶつかって骨折したりします)
他、高くほぼ真上に飛び上がって、そこから落下→着地……などの危険行為で遊んだりしていた。これも、下手をするとブランコの鎖や腰掛板に巻き込まれて大怪我をする場合がある……
※今思えば、よく足首骨折して怪我しなかったよなぁ……と思う。船→砂場飛び降り強化訓練で足首が鍛錬されていたからか?(チョッ!)
無論、いつまでもそんな危険行為を続けることはなく……注意されてやる気メーターが駄々下がりしたので止めたんだけど……まぁ、続けてたら絶対怪我してたよなぁと思う。止めて正解!
※作者は小学生の頃はヤンチャで体重軽い痩せ型だったので割と無理して遊んでた……今やったら絶対死ぬのでやりませんが(寧ろ、筋力無いし体重がヤベーのでできないというか(苦笑)
他、ちょいネタでは、学校の廊下を走って(走るな危険)そのままジャンプして、滞空して遊ぶとかやってたなぁ……大体10mくらい全速力で走って、2秒くらい(体感で)滞空してた希ガス。
──食べ物を粗末にするとしっぺ返しが……──
小さい頃は余り学校給食が好きじゃなかった。
脱脂粉乳は不味いし、パンだって不味い。最初の頃は給食室どころか学校が旧校舎で木造で古い作りで給食もまだ古い作り方をしてたらしいんだよね……まぁ、3年から新しくなって給食は美味しくなって、それまで走り回ってて余り食べなかったんでガリガリだったのが、美味しく食べるようになって動かなくなったのでどんどん肥えてったという……え? 食べて動けばいいじゃないかって?……まぁ色々あるんだよ……orz
「さぁ、明日から夏休みなんだから、机の中を片付けるんだ!……要らないゴミは捨てるんだぞ!」
多分、先生の台詞は覚えてないけどこんなもんだろう。みんな、一斉に片付け始めるんだけど……
「ずげ……」
教科書とかお知らせなどの用紙、ノートなどをどんどん出してると……その奥には秘宝が……もとい、悲報が……!?
「なんだ、そりゃ?」
近くに居たクラスメイトが覗き込む。すると……
「だーっはっはっはっ!(笑) カビたパンがあるじゃんか!(笑)……食べるのか?」
「誰が食べるかっ!?」
と、大騒ぎ……でもないけど。取り合えず、ごみ箱も持ってきて捨てました。
取り合えず、いつ頃から奥で熟成されてたか知らんけど……給食は残さず食べまSHOW!……下手に溜め込むと、大掃除の日に要らぬ恥をかくことになりますので!
━━━━━━━━━━━━━━━
今回は時系列じゃなくて思い出した順番でお送りしました!
黒歴史放出祭 短編連作形式でゴー! じょお @Joe-yunai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます