第20話 鳩
もう飽き飽きしたぞという読者の声が聞こえてきますが、またまた愛犬の朝の散歩中の話。
散歩コースの途中に川があり、川に沿って転落防止用の白い鉄柵がはられている。
ある朝川沿いに愛犬を散歩させていると、柵の上に1羽の鳩がとまった。と思ったら、次々鳩が飛んできて、行く手の柵の上に、ずらりと並び始める。その数20羽以上。
気持ち悪くなったので先を急ぐと、今度は俺が通り過ぎた場所から次々飛び立って、また俺の行く手の柵に移動するではないか。しかも俺のことをじっと見つめてくる。
柵を離れると襲われそうな気がした俺は、立ち止まって目の前にとまっている1羽に向かって、試しに言ってみた。
「餌はやらんぞ」
するとその鳩は舌打ちして飛び去って行く。他の連中もそれに続いて飛んで行ってしまった。
何だったんだ、あいつらは?!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます