1年後に世界が壊滅して10人の大戦が始まるらしいけどそれに選ばれた俺はどうすればいいんだ

第1話 始まり

俺(ん...？なんだ？)

??1｢揃ったか...大戦者が...｣

??2｢今年はどんな奴が集まったんですかねぇ。｣

??3｢俺は闘えたらどうでもいい。｣

??4｢おいおい、司会者はどこだ？司会者がいなかったら戦うってレベルじゃねぇぞおい！｣

??5｢...｣

??6｢司会者抜きでここで戦うかい？｣

??7｢無理に決まってるでしょ。そもそも、大戦は1年後に起こるんだから。｣

??8｢コロ...ス コロ...ス｣

??9(なんなんだ...ここは)

俺(やばいやばい...どういう事だ。俺は確かに魔術練が終わって家で寝ていたはず。なのになんだこの状況は。まさか...これが噂に聞く大戦ってやつか？)

暗闇から唐突に現れた男が言う。

司会者｢皆さん、お待たせしました。これより、大戦の儀式を行います。まずは、自己紹介をどうぞ。｣

??1｢我の名はライオス・マター。魔術は...禁忌魔術とだけ言っておこうか。｣

俺(おいおい...禁忌魔術って言ったら世界を壊滅させれる魔術の1つじゃねぇか...開始早々やばいな...)

??2｢私の名はティクロスでございます。魔術は召喚・強化魔術でございます。｣

俺(面倒な魔術だ...やだなーこいつとは戦いたくないなー)

??3｢俺の名はリトマス。魔術は感知・探索魔術だ。｣

俺(なに？あの最弱とも言われる魔術の使い手か。これなら俺でも...)

??4｢僕の名は黒澤時夫。魔術は空間魔術だ。｣

俺(一般的ってところか。まあ、大戦に参加する時点で一般的ではないけど...)

??5｢儂の名は餓狼。魔術は召喚・絶魔術じゃ。｣

俺(こいつ...絶魔術だと！？絶魔術ってのは魔術師の魔力の根源を断ち切る魔術...ヤバいやつだな。近づかないでおこう。)

??6｢俺ん名はシラクス。魔術は天魔術だ。｣

俺(自身の武器が強化される天魔術か...まあまあだな。)

??7｢あたしの名は北上成美。魔術は重力魔術よ。｣

??8｢ワタシノ ナマエハ パッジ0.65。 マジュツハ サンダイマホウ デス。｣

??9｢お、俺の名は川上雅道。ま、魔術は雷魔術だ。｣

俺(俺と同じくらいのやつがいる！？まじか...)

俺｢俺の名前は白神隼人。魔術は水魔術だ。｣

川上(俺と同じくらいの奴がいる！？やった！)

司会者｢皆さんありがとうございました。さて、いきなりですが模擬大戦を始めましょう。｣

黒澤｢今年はルールとかあんの？｣

司会者｢ルールは特に無しです。ここで殺して人数を減らすのもよし、戦闘不能にするのもありです。｣

俺(おいおいおい...まじかよ...終わった...俺)

リトマス｢今年も蹴散らすとするか。｣

俺(なに？今年も？ってことは優勝者！？まじかよ...)

司会者｢では、皆さん所定の位置に転送しますね。大戦をどうぞお楽しみください〜｣

司会者がそう言うといつの間にか俺は森のような場所に転送されていた。