主人公、ちゃんと豪速球ど真ん中に投げましたよ。読んでる私の心情としては。カキーン!とスカッとホームランを打った気分です。ほのぼのするやら、きゅんとするやら。よくやった!と主人公を誉めてあげたい監督気分にもなりました。爽快な後読感であります。皆さまもぜひ楽しんでくださいませ。
好きな人に会いに行く。手の平に乗る、小箱を持って。…もうこれだけで、彼が何をするつもりなのか、なんとなく想像できてしまいます。でも、その瞬間までの彼のソワソワとした胸の内といったら!あーでもない、こーでもないと、脳内でぐるぐるしては一人ツッコミを繰り返し、とうとう!!…さあ、彼の一世一代の瞬間は、どうなるのか??不器用でも、格好悪くても。唯一人のために振り絞った勇気と想いは、最高に決まってる!おすすめです!