第2話 転生(中編)
前書き
前話と行き来するのが面倒そうなのでステータスを載せます。
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名 称:カナタ
種 族:天使族 |残り進化回数:2
年 齢:0
性 別:無
レベル:0 |次レベルに必要経験値(0/10)
生命力:100/100 |評価ランク:D
魔 力:300/300 |評価ランク:D
状 態:正常
スキル:武術系スキル 【剣術Lv1】
魔法系スキル 【光魔法Lv1】【回復魔法Lv1】
耐性系スキル 【物理攻撃耐性Lv1】
特殊系スキル 【アイテムボックスLv1】
称号系スキル 【女神カリルの寵愛】【異世界からの転生者】
ユニークスキル 【エネルギー変換Lv1】
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「次はレベルについての説明です。」
「ゲームでよくあるレベルと同じですか?」
「地球にあるゲームによくありがちなシステムと同じですね。経験値を手に入れ、レベルを上げると生命力・魔力が増加し、レベルが上がるときにはスキルが手に入りやすいです。」
つまり、レベル上げは大切ッ!
「次は生命力、魔力の説明ですね。」
「生命力が0になったら死…ですか?」
「それで正しいです。一方、魔力が0になったら死ぬことはありませんが、全身に酷い倦怠感が襲います。」
女神さんが頷く。
どれぐらい酷いんだろう?
「あまり試すことは推奨しません。ですが、魔力を0に何度もすることで魔力を増加することが容易になります。」
「ほへぇ…。今度実践するかぁ。」
「生命力、魔力の横には評価ランクという物があります。このランクが高いほど世界での大まかな強さが解ります。」
「Dということはそこまで強く無いということですか?」
「…まあ、ぶっちゃけるとそうですね。」
女神さんが苦笑いしている。
頑張ってレベルを上げるしかなさそう。
「状態とは今の状態を示します。」
「毒とかを食らってたら状態:毒みたいな感じで表示されるんですか?」
「それで正しいです。」
此処の項目はしっかりと確認しなきゃね。
知らない間に変な状態異常とか掛かっていたら洒落にならない。
「最後にお待ちかねのスキルですね。」
「待ってました!」
「スキルとは、生まれつき持っている先天的スキルと、その人が努力した末手に入れる、若しくは第三者から与えられる後天的スキルに分かれています。」
「つまり僕のスキルは全て先天的スキルということですか?」
「いえ、そんなことはないですね。」
「えっ?生まれつき持っているスキルだから全て先天的スキルじゃないんですか?」
「貴方の場合は転生前があり、既にスキルの熟練度が溜まっていたのですぐにスキルを得ることが出来たのでしょう。何か心当たりは?」
「【剣術】は…剣道を一時期やってたからですかね。【物理攻撃耐性】もその一環かと。…それよりも、熟練度ってどうやって見るんですか?」
「熟練度は、スキルの部分を意識すると、見ることが出来ます。設定を弄れば、ステータス画面に熟練度を示すことが出来ますが、設定を変えますか?」
熟練度が分かっていれば、次のスキルレベルアップまでの指標になるから設定してもらったほうが良いな。
「はい、お願いします。」
「ちょ、ちょいの、ちょいっと。はい、出来ました〜。」
早っ。
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名 称:カナタ
種 族:天使族 |残り進化回数:2
年 齢:0
性 別:無
レベル:0 |次レベルに必要経験値(0/10)
生命力:100/100 |評価ランク:D
魔 力:300/300 |評価ランク:D
状 態:正常
スキル:武術系スキル 【剣術Lv1(0/100)】
魔法系スキル 【光魔法Lv1(0/100)】【回復魔法Lv1(0/100)】
耐性系スキル 【物理攻撃耐性Lv1(0/100)】
特殊系スキル 【アイテムボックスLv1(0/100)】
称号系スキル 【女神カリルの寵愛】【異世界からの転生者】
ユニークスキル 【エネルギー変換Lv1(0/1000)】
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「おおっ!これが熟練度ですか?」
「はい。そうですね。軒並み0ですが、コツコツ熟練度を上げていきましょう!」
なんか少しディスられた気がする。
「貴方の先天的スキルは、【光魔法】【回復魔法】の2つですね。よく天使が持つ魔法です。」
まあ、先天的スキルは普通、と。
「一応言っておきますが、先天的スキルは珍しい方なんですからね。」
「へぇ…。」
「…。まあ良いでしょう。残りが、後天的スキルとなるのですが、貴方が自力で手に入れた後天的スキルは【剣術】と【物理攻撃耐性】の2つですね。残りの後天的スキルは第三者から与えられたものになります。」
「【アイテムボックス】【女神カリルの寵愛】【異世界からの転生者】【エネルギー変換】ですよね。」
「そうですね。私が与えたのは、【アイテムボックス】【女神カリルの寵愛】【異世界からの転生者】の3つです。【エネルギー変換】については誰が与えたか、私でも分からないです。」
「まあ、正直誰でも良いんですけどね。」
「…そうですよね。」
「そんなことよりも、スキルの詳細が見たいです。」
「スキルの詳細も念じることで見ることが出来ます。」
早速実践するか…。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
後書き
どうも、花粉症悪化中なのこじです。
説明回ばかり続いて申し訳ないです。
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