第19話 神の如き技術

 そして、俺は遂に決勝戦まで駒を進めた。準決勝は変な鎖使いだったがそれは一瞬で倒しておいたので問題ない。



「びぇぇぇぇぇええん!! 負けちゃったぁああああ!!!!」



 リトルシスターは準決勝で別の人に負けてしまったらしい。なんでも神源教団の【神覚者】の男だとか。


「ひっぐひっぐ」

「泣くなよ。3位でも大したもんだし」

「だってだってぇ、お父様もお姉様も優勝してるのにぃぃ、アタシ、できなくてぇ」

「はいはい、よしよし」



 リトルシスターは現在、俺に泣きついている。顔を腰に埋めている。俺の隣にはママンも居て、ついでに前にはパパンも居て、斜め前にはビッグシスターも居る。



 俺達は家族で一緒の部屋に泊まる一家なのだ。



「イルザ。見事だったぞ。明日はワタシは解説ではないから一緒に決勝戦を見よう」




 今日行われてたのは準決勝戦まで、決勝は明日行われるらしい。かなりの日数を用した祭典だった。それほどまでに大きな祭典なのだろう。各国の資金援助、教団がそれぞれお金を出しているのでよほどである。



「うぅぅ」

「そうよイルザちゃん、頑張ってたじゃない」



 ママンも慰めてくれている。一方で俺の腰にしがみついて鼻水を出すのはやめてほしいと願っているがそれを言い出すタイミングでもない。



「ほら、ワタシが敬愛している夫ゴルザあの人がシュークリーム買ってきてくれてるから」

「うぅぅ、あじがどぉごじゃいましゅ、おどうじゃま……」

「……あぁ、気にするな」



 美人がしてはいけない顔をしている。イルザ。パパンもここは何も言わずにグッと堪えて腕を組んで黙っているな。こういう時甘やかすのも大事だが、同時に人生とは厳しいのであると語るのも大事なのだ。


 ママンが慰め、パパンは敢えて腕を組んで何も言わない。このバランスが大事なのだろう



 うんまぁ、子供おらんから知らんけど




「うわぁああああああ!!!! じゅーぐりーむ、おいじぃぃ!!!! うわああああ、おとうじゃま、ありがとうごじゃましゅ!!!」」



 泣きながら食べて、泣きながらお礼言っているリトルシスター。勝てるって自信あったみたいだったしな。




『まぁ、アタシ天才だしね!! 優勝してやるわ!! 優勝したら家族に焼肉奢ってやるって決めてるの!! どう!? カッコいいでしょ!! そんでね、そんでね! 旅行にも連れて行ってあげるって決めてるの!! 学園の学費出してくれるてるのお父様とお母様だし、少しくらい恩返ししてあげたいって思ってるの!! 勘違いしないでよね! 施しとかじゃなくて、単純に両親に感謝したいだけなんだから!!』

準決勝前



「ひっぐひっぐ、うわぁああああああん!! 負けじゃったぁああああああああああああああ!!!! うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」





 準決勝が終わった後は最初は全然、負けても悔しくないです。みたいな顔していたんだが徐々に曇り始めて泣き始めて今に至る。


 そろそろ俺も用事があるので外に出たいのだが、出るに出れない。服の裾がグッと掴まれてるから外に出れないのである。シュークリームは片手でずっと食べているので外に出れない。



 グッ! と服の裾が掴まれているので外に出れない!! 振り解けば余裕で外出れるけど、この空気じゃね。パパンもジッとここに居るから流石に俺が出て行くわけにもいかないだろう。



 暫くして……まぁ、5分くらいで泣き止みました!! 泣き終わると流石に恥ずかしかったのか。顔を赤くして俯いている。



「あ、アタシ泣いてない」

「そうねそうね、イルザちゃんは泣いてないわ」

「あぁ、ワタシの妹は泣いてない」




 リトルシスターも遂にママンとビッグシスターに挟まりながらよしよしされている。暫くすると、意を決して立ち上がった。



「お父様、お母様、お姉様、あとお兄様、応援ありがとうございました……!!」



 頭を下げている。



「見事なお辞儀ね、イルザちゃん! 体柔らかいのね」



 ママン、注目すべきはそこでないと思うけどね。



「あぁ、流石はワタシの妹だ。後頭部も可愛い」



 ビッグシスターもそこじゃないと思うけど。



「イルザ。周りがよく見えている点は美徳だ。消すなよ」


 

 そう、パパン。俺もそれが言いたかった! さーてと、ようやく終わったことだし、俺は外に出るかな。



「あ、お兄様」

「じゃ、ちょっと夜風吹かれてくる」

「アタシも行く」

「そ」





 付いてきた、リトルシスター。夜の街だが騒がしい。



「お疲れ」

「うんまぁ、それなりって感じね」

「来年は優勝できるっしょ」

「ふん、意地でもしてやるわよ」

「そうかい」

「それに、学園には六教乱舞バトル・ウェスタの模擬祭典もあるし。先ずはそっちを優勝するわ」

「そんなんあるんか」

「あるわよ。大地神を祀る国。アタシ達の国ね。他にも五つ神々を祀る国、それぞれの学園が代表者を出し合って戦ったりするの」

「へぇ」

「祭典で結果出せると学園の宣伝にもなるし。他国にも宣伝もできるし。宗教的な面でもね。教団とかは嬉しいんじゃないの? 自身の国の生徒が祭典で上位なら」

「なるほど。じゃ、既に学生で3位なのすごいじゃん」

「そうよ、その通りよ! お父様とお姉様が居るから優勝が当たり前ってお兄様は思ってるかもだけど、3位って結構すごいの」

「へぇー。凄いじゃん」

「本当にそう思ってる?」

「思ってる思ってる」

「適当な返事ね」

「本当だって、ご褒美におんぶしてやる」

「うわ! やめてよ恥ずかしい」

「じゃやめるわ(ポイ)」

「……うぅ、やってよ!」

「どっちだよ」

「や、やってください」




 おんぶしてるとこんな大きい年齢なのに、おんぶが嬉しいとはちょっと問題ではと思わなくもないが。今は放っておこう。


 


「ねぇ、あいつ……アタシが負けた相手さ」

「あぁ」

「……次、戦ったらアタシ勝てると思う?」

「まぁ、無理じゃね」

「そっかぁ。あはは、そう、よね……こういう時、気を使わないお兄様、結構厳しいなって思うけど。好きよ」

「そりゃどうも。それとも謝っておくべき?」

「いいわよ。お兄様にそういうの求めてないし」

「だよね」

「クク。でも、お兄様にそう言われたらスッキリした! あー、勝てないかぁ」

「でも、俺なら勝てるぜ」

「うわぁ、無理でしょ。魔力ゼロのくせに」

「必死に努力すれば落ちこぼれでもエリートを超えることがあったかもよ?(カカロット)」

「それ、お兄様の言葉じゃないでしょ。お兄様そういうカッコ良いこと言わないし。もしかして、珍しくアタシに気を遣ってるの?」

「まぁね。偶には気を使うぜ」

「そっかぁ、ならありがと、期待しておくわ。でも、本当に期待しちゃうけど、大丈夫なのかしら?」

「あぁ。世界で一番期待しておけ」

「えぇ? 本当に勝てるのかしら?」

「勝つさ」






 そう言えば、リトルシスターが負けた相手は……【神覚者】。あ、俺の準決勝相手も神覚者だったな。



 神覚者、表向きは神の祈りを捧げることによって神からの【加護】をもらった存在だと言われている。


 実際は思考能力がない神源教団の実験体らしい。天明界の実験とはなんか知らんが違うらしい。



 相変わらずこの世界では神様が大好きな連中が多いようだ。いやー、ガチで危機感持っておいた方がいいのではないじゃないかぁ!?



 神様いないって、今まで誰一人として見たことないんだもんさぁ!!



 まぁ、俺の団員もガチで信じてるからさ。というか俺も信じているみたいな風貌で代行者をしてたから何も言えないけどさ。



 どっちもどっちか。俺は既にまともで厨二は卒業してるから異常性が分かるわ。


 さっさと、優勝して黒歴史本を回収しておこう!!


 頑張るぞ! おー!!





◾️



「随分と予定と違うのではないか」

「う、ウルボロス様」

「吾輩が予定していた流れだと神覚者同士の戦いを決勝で行うはずであったが」

「も、申し訳ございません」



 二人の黒衣の男が話している。一人は膝をついてウルボロスと言う男に対して気を遣っている。



 ウルボロス、金髪が逆立っている髪型の男、青い特徴的で黄金の線が入った服を着て、その上から黒衣を纏っている。


 年齢は30代前後と言ったところか。そして、彼の後ろにはもう一人、同じ服装の金髪を縦ロールにした女性が立っている。



「ウルネ、お前はどう思う」

「そうねぇ。流石に予想外過ぎたわね。あのカルマって奴があそこまでやるとは思わなかったわねぇ」

「あの男、只者ではあるまい」

「そりゃねぇ。わたし達の実験体の一人が負けてるわけだし。神覚者……実験の出来損ないとは言ってもそれなりの強さだったのを、ああも簡単にいなされるとこの大幅なズレも仕方ないかと思うけど」

「確かに」

「でも、予定通り計画は行える。半神半人フェイクゴッドは作れるわ」



半神半人フェイクゴッド。これが一体全体どんな存在なのかは会場の誰も知らない。



「……半神半人フェイクゴッド。遂にか」

「えぇ、神の力の再現。会場に設置した特殊な魔法陣からエネルギーを集める。戦士同士の戦った際の衝撃、観客の熱気……つまりは信仰、強い思いを集めそれを一気に神覚者に注ぐ」

「神は元は信仰対象であったが故の存在。会場中の魔力と思念と【選ばれし者】であった存在を融合させることで産まれる……これが成功すれば天明界も更に一歩進む」

「神の力をわたし達の物にする……重要な任務だからこそ、特上会員であるわたし達が選ばれた。多少、ズレてはいるけど、決勝に一人残り、会場の思念と魔力。ダメ押しに最後、会場全員の魔力を奪い器に注ぐわ」

「そうだな。決勝に残った男。奴はそこに行くまでに数多の相手を倒し、身体機能は絶好に至っている。器としての強度も問題はあるまい」

「エネルギーを注ぐ器としてふさわしい者を選ぶために祭典に【神覚者】を複数人出してるわけだしね」



【神覚者】に会場中から溢れた全てのエネルギー。そこにダメ押しで魔力を奪い、膨大な力を一人の戦士へと移す。



これにより、神に近い何かしらの生物が生まれると天明界は考えていた。


純粋に信仰を欲する神源教団と彼等は訳が違った。




「器の慣らしとウォーミングアップには祭典は最適な場所だった。他の戦士にどこまで通じるかも見えた」

「複数の意図を散りばめる策を考えたのは天神人てんじん様らしいけどね」

「流石と言わざるを得まい」

「あと、歴史的転換点を作る為だしね」

「……時代を動かす波か」

「そう、今回で多くの人間。会場中、殆どが死ぬ。これにより世界は混沌と化す」

「混沌とした世界では救いを求め、神への信仰が強化されるか」

「えぇ、わたし達は教団とは違い神への信仰はそこまで欲していない。でも、神の力が強まれば自然とその眷属である悪魔も強さが上がる」

「サンプルの質も上がるか」

「えぇ、悪魔は封印されている神が人間を滅ぼすために送っている化け物だもの」

「なるほどな」

「楽しみねぇ……わたし達もいずれ、神となる」

「永遠の命と力か」

「今夜のうちに準備は済ませておくわ。明日の決勝が始まった瞬間に──」

「──器に注ぎ半神を作る。先ず相手にするは決勝の相手【異彩】のカルマか」




 彼等は決勝が始まった瞬間に膨大なエネルギーを神覚人に注ぎ、半神半人フェイクゴッドを作り出す。


 それを最も強い相手と戦わせることでデータを取るつもりであった。その相手は同じ神覚者の予定であったが、それが狂いカルマとなった。



「まぁ、問題はないわ。カルマとのデータを取り、彼が死んだら他の神覚者も戦わせてデータを取る。その後、観客も殺し、歴史的転換点を作る」

「ふっ、確かに多少の予定のずれは問題あるまい」

「ふふふ、そうでしょう」

「あぁ、よし。膨大な力を注ぐ魔法構築の仕上げにかかれ。抜かるなよ」

「は、はい、わ、わかりました!」




 そう言って、ずっと膝をついていた下っ端は走って会場に向かった。



「この魔法仕上げの為に決勝と準決勝で日を変えた、なんて誰も思いつかないわね」

「流石と言わざるを得まい」

「えぇ。魔法の発動、その補助的な役割で観客もいる。一体全体、どこまで天神人様は考えておられるのか」

「ククク、これが成功すれば」

「わたし達も仲間入りの可能性が高い。例えそうでなくても今の時点で大きなメリットが授けられている」

「その立場がより強固となるか」

「いずれ、天明界は天下を取る。今の地位で甘んじたとしても必然的に地位が跳ね上がるわ」




 ウルボロス、ウルネ。両者共に【天明界】の中でも上から数えて二番目に来る位を持っている実力者。【天明界】は



 天神人てんじん、特上会員、上位会員、中位会員、下位会員によって構成されている。



 完全なる実力と結果のみで全てが評価される。彼等の評価は上から二番目、その実力は相応に高い。










──そして、決勝の朝がやってくる







 決勝戦が始まる前、ゴルザ、エルザ、イルザ、アルザの順で四人は観客席に座っていた。



 アルザとエルザの隣でイルザは僅かにうたた寝をしてしまった。それは昨日の準決勝による疲れの影響もあった。



 彼女はその際にまた夢を見ていた。





(なに? 真っ暗……)




 

 一筋の光が暗黒の中に走った。そして、それが弾けてまた夢が始まる




「三位だなんて……失望したわ。イルザ」

「お、お母様!? どうして、ここに」

「本当にあなたには……あの人やアルザなら優勝していたのに」

「……また、これって夢? あるべきはずの歴史」




 彼女の前には目が虚で生気を感じさせず、落胆し切った表情のエルザが立っていた。



 そして、そこから更に景色が切り替わる。





(え!? こ、これ会場!?)





 彼女の目の前で会場が崩壊していた。微かに見覚えのある悪魔、いや人とも言えない生物が立っている。


 真っ白で眼が黒で塗りつぶされた存在。背中に謎の紋様が入ったサークルが浮かんでいた。




「……あ、あれって。昨日準決勝で戦った神覚者に似てる」





 崩壊した会場で彼女はただ立ち尽くしていた。全てが無くなった場所。





──これが暗黒時代の幕開け。それを告げる、【災厄の日】




「暗黒の時代、災厄の日……」




 自然と彼女はその言葉が頭に浮かんだ。そして、それを最後に彼女は現実へと戻される。眼が覚めると隣には母と姉がいて、母の隣には父がいた。




「お父様」

「どうした」

「に、逃げましょう。今すぐ!」

「なぜだ」

「こ、ここは危ないからです!」





 自然と彼女はここから逃げることを考えてしまっていた。



(夢の内容を言っても……でも、そもそも心配をかけたくもないし……でもでも、とにかく逃げることを最優先、あの白い背中に謎のサークルがあった化け物はやばいッ! 夢越しでも絶対に……頭に浮かんできた【災厄の日】【暗黒時代】という言葉)




(アタシの準決勝の相手に似てたし、何か関係があると言っても過言ではない!!)




「に、逃げた方がいいと思うから」

「──黙って座れ」




 家族に心配をかけたくはない。彼女にはその思いがあった。だからこそ詳細は伏せていた。


 それを父であるゴルザもすぐに察知した。だが、彼が選んだのは──




「お父様!」

「──

「「ッ!!」」

「あらあら」




 ゴルザ・ラグラー。この祭典を七年連続で制した天才中の天才。まさに天才の上澄みとも言える。


 その彼が発した強固の言葉にイルザは思わず息をするのを忘れてしまった。


 そして、隣にいたアルザも身の毛がよだっていた。エルザは顔を団扇で仰いでいた。その団扇には【よっ! ゴルザ世界一!】と書かれている。



(……お父様、この魔力量……やっぱり、強い。代行者様ほどじゃないけど、それを除いたらこれより上って見たことないっ)

(パッパ。流石はワタシの父であり、ミニシスターとミニブラザーの父であり、マッマの夫だ。この魔力出力は真似できん)

(あらあらー、あの人ったらまだまだ現役ねー)





 ゼロ・ラグラーが、この世界で自身の次に大きな原石と語る男。その男が語る言葉には強制力が付随している。


 その異様な魔力出力に会場中が彼に注目をした。




(ん? パパンか?)




 現在カルマに変装中であり、決勝前に控え室にいる

あのゼロさえも思わず、意識を向けた。




「イルザ。お前が何を思っているのかは知らん。だが、全て問題はない」

「で、でも」

「座れ。そして見ていろ。私達は絶対に帰らない」

「うぅ、で、でも」

「問題はない」

「でも、その」

「良いから座れ。面白いのが見れる」



 そう語る彼の顔は少しだけ笑っていた。その顔がどこか、ゼロに似ていた。



(やっぱりお兄様の父ね。こう妙に強引な所と、笑い方が似てる)



 イルザは黙って座ってしまった。しかし、魔力を出したことでゴルザは会場中から注目の的になった。





『あーっと! あそこに居るのは七回連続祭典を制し【殿堂入り】をした伝説の男、ゴルザ・ラグラーかぁ!!』



 解説席も反応し、それによって観客も大きく反応をした。



「マジかよ!?」

「嘘!?」

「俺、あの人の憧れてたんだよね」

「後でサインくれるかな? 転売して一儲けできそう」

「伝説だよ!! 神童ゴッド・ワッパのゴルザだ!!!!」

「うわぁあああ!!! ゴルザじゃん!!!」

「流石団長殿の父……魔力出力高いな」

「うひゃぁーー!!」




 会場が彼に反応をしていく中で、解説席が再び声を発する。



『会場の皆様! ついに決勝戦を開始いたします! 決勝まで残った二人の猛者の舞をとくとお楽しみください! それでは決勝に残ったお二人はご入場ください』




(でも、大丈夫なのかしら……夢だと会場は崩壊してて)




(──誰も居なくて……全部が滅んで……アタシ。独りぼっちだったのに)



(なんで、寂しい時に居ないの……お兄ちゃん)














──────────────────


さーて、来週のゼロさんは?



ゼロです!


今日は花粉が凄くて鼻がむずむずするなって思っていたら、隣の家が燃えてて、その火の粉が鼻に入って来ていただけでした!


やっぱり、自分の目でちゃんと見てから物事は判断するべきですよね!



神様とか居るとか、そんな馬鹿な人たちも俺みたいに真っ当に生きて、物事を判断できるようになって欲しいなぁ〜


さて、次回は


─自称半分神様、死す


─イルザ。芥川龍太郎の本が欲しくて駄々を捏ねる


─永遠の次席に偽彼氏になれと言われる



の三本です!



来週もまた見てくださいね。じゃんけんぽん!


僕はパーを出しました!

勝った人はおめでとう! 何かいいことあるよ。負けた方はなんで負けたか来週までに考えておいてください!



うふふふふ〜 









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