「読んでもらう」ということ
第22話 最初の読者
私の最初の読者は、中学時代の友人です。
私の物語を読んだ友人のうちのひとりが、手紙をくれました。便箋数枚にわたり、感想をびっしりと。嬉しかったです!!
音楽、アニメ、漫画、小説……好きなものに夢中になって語り合い、幸せな時間を過ごしたあの頃……。
その中には本当に作家になった友人がいて、彼女は当時から、物語を書くことが本当に上手でした。別々の高校に行ったため、あの続きを読めなくなったのが、残念だったなぁ。
著作には、あの頃書いていたような宇宙を舞台にした物語はなくて、ファンタジー作品が多いようです。
誰かに、自分のオリジナルな物語を読んでもらうということ。
うまく伝わるだろうか、つまらないと言われたらどうしよう、そんなドキドキする気持ち。
面白かった、良かったよ、楽しかった……等、感想をもらえたときの飛び上がりたくなるほどの嬉しさ。
Aちゃん、最初の読者になってくれて、ありがとう!
——これが、私の原点です。
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