第18話 好きなものは好き
私には弟がいて、よく一緒にTVを見ました。特撮ヒーローや戦隊モノ、ロボットアニメなど……タツノコプロにも、たいへんお世話になりました。今でも主題歌を何曲か歌えると思います。
子供の頃、「ジャイアントロボ」が好きで、最終話の後では涙が止まらなくて、
「いつまで泣いてるの。いい加減にしなさい」と、母に言われてしまいました。
私は気持ちを伝えることが下手で、それが悲しくて、よく泣く子供でした。シクシク、さめざめという泣き方も親をイラつかせたのでしょうね。
私の好きなものが、両親に理解されたり、共感してもらえることは、ほとんどありませんでした。良く言えば無関心、「こんなのがいいの?」と言われたこともあります。
親子で共通の趣味や同じ「推し」があるのは、とても素敵で羨ましく思えます。
物語を書いていることを「オソロシィ……」と、母に言われたことがあります。きっと、何を書かれるのか、と嫌だったのだと想像します。実際にこうして書いているので、申し訳ないのですが(笑)。
カクヨムで書いていること、実生活ではカミングアウトしていないです。(ひとりだけ、読んで欲しいと思う人にお知らせしています)
何かを好きになる、この気持ちは誰にも止めようのないものですよね。「好き」は大きなパワーとなります。好きだから、努力もするし、頑張れる。
たとえ理解できなくても、誰かの「好き」を否定しないでいたい。
何を「好き」であっても良いのです。(法律に触れるものは除いて)
「好き」は尊いです。
自分の書いた物語が誰かの「好き」になれたら、幸せに尽きると思います。
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