第2話 相談員になった勇者様
メイド 朝ですよ!起きてください!
俺 ん、、あぁ。朝か。いつも起きれなくてごめん
メイド 謝らないでください!!早く朝ごはん食べますよ!今日はステーキです!
俺 ステーキ!!??よっしゃ!
〜リビングにて〜
俺 いや〜にしても、朝からステーキは最高だなぁ〜!!
メイド そうですね!勇者様は肉が大好きですもんね!
俺 そういえば、ポストに何か届いてたよな…取ってきてくれないか?
メイド 分かりました!
スタスタスタッ…
メイド 持ってまいりましたー!
メイド あれ、勇者様〜?
バタバタバタッ…
メイド ん、なんですの?この物音は…
バタバタバタバタバタバタッ…
メイド キャー!!
市民たち 「勇者様!自分の相談に乗ってくださーい!」
「勇者様ー!ここ最近の野菜の値段が高いからお偉いさんに安くしてって頼んでほしいんだけど!」
「ギルドの受付が仕事してねぇんだけどどういうことだよ!!!」
俺 はいはーい!一つ一つ解決していきますからね〜!
メイド …???
俺 お!きたきた!メイド!きてくれないか!実は俺、この都市の市民相談員になったんだ!
メイド えーーー!!!???
俺 だから、いっぱい市民が相談をしに来てるんだ。
メイド (はぁ…なんでそんな役割受け入れちゃうかなぁ…)
俺 まず!そこの方ー!その〜赤い服の方〜…
スタスタスタッ…バタンッ(ドアを閉める)
メイド 勇者様!この相談員!やめましょう!こんな仕事!勇者がする事じゃないです!
俺 は、はぁ?こんなにも市民が来てるんだ!放っておくなんて…(キラキラした目でメイドを見てる)
メイド ぐっ…そんな目で見つめないでください…分かりました。この仕事続けましょう。(キラキラした目に弱い)
俺 本当か!!よし!始めよう!
ガチャッ(ドアを開ける)
俺 あれ…誰も居ない
メイド あ…私が閉めてしまったから皆さん諦めて帰ってしまったようですね…
俺 ………まぁ、ステーキ食べよっか!
メイド そ、そうですわね!
〜後日〜
役所のお偉いさん 勇者様なら出来ると思ってこの仕事を与えたのに!なんですか!市民を追い払ったって聞きました!もう、仕事はしなくていいです!相談員の話ももう無しにさせていただきます!
俺 は、はいぃ…
メイド 本当に申し訳ございませんでした…
バタンッ(役所のドアを閉める)
俺 辞めさせられちゃったなぁ…
メイド そ、そうですね…
俺 新しい仕事探すか…
メイド そうですね…そろそろ討伐依頼を受けるだけでは生活も厳しくなって来ましたね…
俺 あ!【闘技場】!
メイド !!
俺 俺なら、闘技場で無双できるんじゃないか!?
メイド 絶対に出来ます!!すぐエントリーしましょう!!
次回に続く
※そういえばランクのシステムについて説明をしようと思います。
N1〜10↓
R1〜10↓
S1〜10↓(いまここ)
SR1〜10↓
SSR1〜10↓
とう言うような感じになっていて、作品の中の勇者のランクS5なので、(いまここ)と書いているところになります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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