第8話

過去編2


その日、妹はついに我慢の限界が来たのか、俺のことを寝て居る隙に刺そうとした。


だがそれをシャドーに止められる。


「・・・何、だれ!!」


シャドーは、妹から包丁を取った。


「・・・ひぃ」


そして、シャドーは消えた。


俺は一度安全センサー魔法で起きてるけど寝たふりを続ける。


どうやら、妹も流石に辞めたようだ。


________

同じようことが何度あった。


その度に妹はシャドーに止められた。


________


そして、


必死だった。魔王討伐を一度諦めてまで母の治療を優先しようとした。


だが、母の病気を治す魔法はなくて、母は亡くなった。


妹にはこれが初めて死を知る出来事だった。


________

元から父親は居ないので、ご飯は俺が作ることにした。


妹はまずいと言いながらもご飯を食べて居た。


_____


悪口もかなり減って、夜に襲うようなこともしなくなった。



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