不安.その3

 「あっ……や……んんっ♡」


 ひたすらに彼女のオマンコを舐めまくる。

 流石にこれはやりすぎかな?っと思ったが、彼女が色っぽい声を出し続けるので止めたくない、むしろ俺自身・・・が、まだ続けたいと思っていた。


 (そろそろ変えてみるか…)


 俺は舐めるのを一旦止め、再び指を使ってオマンコを責めてみた。


 「…はぁ……んっ♡」


 再度彼女から色っぽい声が聞こえてくる。

 何度か指責めていると、奥の方に"硬い何か"があることがわかり、試しにそこを指で弄ってみた。

 すると彼女は腰を思いっきりビクンビクンと上下に動かし、何やら俺に訴えていた。


 「まっ…そこ♡、子宮・・……はっ♡」

 (子宮…?)


 指で弄ってるからか、彼女のオマンコからヌチョヌチョと音が聞こえる。

 子宮が何かはわからないけど、さっきよりも彼女は感じてるらしい、俺は更に子宮を指で弄りまくった。


 「やっ…まっ……あっ♡」

 「……」

 「んっ……はっ♡」


 しばらく指で子宮を弄っていると、何やら指に違和感を覚えた。


 (ん?これは──)

 「……ああん!!」


 つい勢いで指を引っこ抜いてしまったため、彼女の腰は再度上下に大きく揺れた。

 自分の指から濡れた感覚がする。

 そのまま指を確認してみると、やっぱり濡れていた。

 よく見ると液体だろうか、やけに白くて・・・ネバネバ・・・・してる。


 「これはいったい…?」


 そう思いつつ、次に彼女のオマンコを見てみると、同じく白い液体が中から漏れていた。

 

 「はぁ…はぁ……」


 彼女はぐったりとしながら、息を吐いでいる。

 そんな彼女に俺は、つい液体のことを聞いてしまった。


 「ねぇ、このネバネバした白い液体って何?」

 「……え?」


 彼女は少し起き上がり、自分のオマンコを指で触った。


 「……これ…?」


 疲れたのか、声が小さかった。

 彼女は自分で白い液体にさわり、そのまま指をこちらに差し出してきた。


 「これ……愛液あいえき……」

 「あい…えき?」


 【愛液あいえき

 女性が性的に興奮したとき、その性器内部から分泌する白い粘液のことを言う。

 触り心地は"ヌルヌル"、そして"ネバネバ"している。

 

 「……」


 彼女はこちらに近づき、そのまま俺の腕を掴むと、それを自身の"ある部分"に触らせた。

 

 「え、何して──」


 すると彼女は、俺の指をそのまま動かし始めた。

 

 「…んっ!!」


 ビクンと腰が動き、彼女はなおも"それ"を続けながら、俺を見ながら声を出した。

 

 「ねぇ…あっ♡、ここ……んっ♡」

 「え、え?」

 「…あんっ♡」


 最後にビクッとし、少しイッたのかそれを一回止め、「はぁはぁ」と息を吐きながら、少し涙目になり、こちらを見ていた。


 「お願い…ここ……"クリトリス"、弄って……」

 「く、クリトリス?」


 【クリトリス】

 膣から2〜5cmほど上にある小さな突起で、クリトリスの外側には包皮と呼ばれる皮膚があり、これが全体的に被っている状態を「クリトリス包茎」と言います。 クリトリスが皮で覆われていることで、刺激を受けても快感を得にくくなってしまいます。 さらに分泌物の垢が溜まりやすくなり、悪臭の原因になることもあります。

 そして彼女は興奮してるのか、少し息が荒くなっていた。


 「何か…変なの……クリトリス弄られると……すごく感じるの……」

 「……」

 「ねぇ……だめ?」


 彼女涙目で俺に頼み込んでくる。

 俺は好奇心に勝てず、そのまま彼女のクリトリスを指で弄り始め、試しに少し強く押してみる。


 「…んっ♡」


 確かに感じてはいるらしい、そこで今度は押しながらくるくる回したりしてみた。


 「あっあっ♡…んっ……やっ♡……んっ」


 どうやらさっきよりも感じているらしい、俺は更に感じさせてみたいと思い、勢いでキスもしてみた。


 「んっ…んっ♡……んんっ!!」


 彼女はビクッとしながら、何度も喘ぎ声を出していた。

 しばらくクリトリスを弄り、キスを続けていると、彼女は俺の手を掴み、徐に自分の胸に押し当てた。


 「お願い……服の中に入れて良いから……そのまま……おっぱい揉んで……ほしい……」

 「……わかった」


 彼女の甘い声に勝てず、俺は希望通り彼女の着てるパジャマに、手を下からゆっくりと忍ばせ、そのまま彼女の胸を揉んだ。

 俺から揉まれたことで、彼女は少し感じていた。


 「あっ……はっ♡、ねぇ……脱がさなくて、良いの?」

 「……ッ」


 その言葉で、俺の手がピタリと止まった。


 「…?、どうかした…?」


 俺がいきなり止めたことに、彼女は少し戸惑っていた。

 

 (このまま……するべきなのか…?)


 自分勝手なのは十分理解している。

 しかし、このままこれを続けるべき・・・・・か、自分に問いかけていた。


 (俺は、どうしたいんだ…?)


 彼女からのセックスを自ら断っておきながら、俺は彼女にキスしたり、ズボンを脱がしたりした。

 しかも勢いに任せて、オマンコや子宮を触ってしまい、彼女のこと……何にも考・・・・えてなかった・・・・・・

 そして俺はいつの間にか、彼女の体を触らなくなっていた。

 そんな俺を不審に思い、彼女は再度声をかけた。


 「もしかして……悩んでる?このまま続けるべきか・・・・・・

 「──ッ」


 彼女の言葉で、俺は少し驚いた。

 まさか考えてることを当てられるなんて、思ってもいなかったから……。


 「…やっぱり、そうなんだ」


 そう言って、彼女は苦笑いをし、そのまま下を向いた。


 (あー…最低だ……)


 俺は時々、自分が情けない男だと感じる。

 彼女は俺のことが好きなのに、勝手なことした俺を受け入れてくれたのに、俺は彼女との行為を……今になって躊躇ってしまった。


 「…ごめん」


 なんとなく、俺は彼女に謝っていた。

 彼女はそんな俺に何も言わず、ただ黙っていた。

 黙りながら、俺を抱きしめた。


 「──暖かい」


 俺はボソッとそう呟き、彼女を抱きしめた。

 俺の呟きを聞いていた彼女は、その後何故か俺の匂いを嗅いでいた。


 「良い匂いがする……」

 「……」

 「私、君の匂い……好き」

 「…ッ」


 突然の言葉に戸惑う俺、彼女は再度匂いを嗅いだのち、そのまま優しい声で話を続けた。


 「君の匂いも、君の体温も、君の顔も──」

 「……」

 「なにより……君の"優しさ"が、私は好き」

 「…え」


 最後の言葉が気になって、俺は彼女の顔をつい見てしまった。

 俺に見られた彼女は、ほんの少しだけ、笑顔で笑っていた。


 「君は、私が嫌い?」

 「──ッ、違う!!」


 俺は真剣な表情で、ハッキリと「違う」って伝えた。

 そんな俺に対し、彼女は少しクスッと笑った。


 「うん、知ってる。嫌いだったら、私の体触ってこないもん」

 「それは、まぁ……」


 確かに嫌いではない、じゃあ逆に……俺は彼女のことが好きなのか・・・・・

 正直、自分でもわからない、でも"一緒にいたい"って気持ちはあった。


 「俺は、どうしたら──」


 思わず彼女に愚痴をこぼしてしまった。

 彼女はその言葉を聞いて、自分の胸に俺の顔を押し付け、優しく抱きしめなおした。


 「ねぇ、覚えてる?今日風呂場で、君が私に言ってくれたこと……」

 「俺が……君に言ったこと…?」

 「うん…」


 何だろう、色々ありすぎて……正直わからない、彼女はその時の言葉を、俺にそのまま言った。


 「…『まだ不安なら、俺がこのまま抱きしめておく』」

 「ッ、その言葉は──」


 確かに言った。

 前の世界に帰れるか不安になってた彼女を、俺は抱きしめながら彼女を励ましたんだった。


 「私、嬉しかったよ?あの時君が抱きしめてくれて」

 「……」

 「だから、私からも言わせてもらう・・・・・・・ね」


 そう言って、彼女は俺の顔を自分の顔の目の前まで持っていくと、そのまま額を俺の額に当てながら、優しい声で言った。


 「不安なら、私が抱きしめておく、君が"納得"するまで……」

 「──ッ」


 思わず泣きそうになる。

 でも俺は泣くのを我慢しながら、彼女にそのまま伝えた。


 「…ありがとう」

 「……」


 彼女は再び、自分の胸に俺の顔を押し付け、そのまま両手で抱きしめた。


 「どういたしまして……」

 「……」


 しばらくの間、俺は彼女から抱きしめられていた。

 彼女の暖かさ、そして優しさを感じながら──。

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