第2話 新天地

コサキとこはるの姉妹が取引所の出荷窓口に並んで、順番がやって来た。


「次の方、どうぞ」


「お願いします」


「おや?美少女姉妹じゃあないか、前回の作物コンテストの、

優勝農園の作物は、10%upになるから。」


それを聞いた、姉妹は。


「やったー‼、これからも、頑張って品質向上に努めます」


「お姉ちゃん、良かったね‼」


「それで、幾らになりますか?」


コサキは、受付に合計金額を聞いた。


「今の季節は、春ですので、カブ、ジャガイモ、キャベツ、キュウリ、

苺が対象となります。」


コサキは、持ってきた、作物が対象の確認を終えて、

カブ、ジャガイモ、キャベツ、キュウリ、苺を各13個提出した。


「では、査定しますので、10分間、お待ちください」


受付は、コサキ姉妹から、提出された、作物を査定部に持って行った。


「お姉ちゃん、この提示版を見て、屋台のオーナーの募集だって⁉」


こはるが、いつも通り、査定を待っている間は、

提示版を見て、相場を調べていた。


「こはる、どうしたの?」


姉が、こはるに言われた通り、提示版に視線を向けると、そこには。


「えっ?屋台のオーナーの募集の貼り紙?どれどれ、

へぇ~、これは、直ぐ申し込みをしなきゃ、すみませ~ん」


コサキは、こはると屋台のオーナーの募集の貼り紙を持って、

早歩きで、空いている受付に駆け込み、

募集状況の確認し、未だに申込みが0名で、あったので、

説明を受ける為、査定待ちを伝えると、査定終了後に説明を受ける予約を取った。


「コサキ様、査定が、終わりました。」


「ありがとうございます、それで、合計金額は?」


「詳細は、ですね、まず、カブの単価が一つ131Gで個数は13個なので、

カブは、1703Gで、

ジャガイモが、一つ55Gで個数は13個なので、715Gで、

キャベツは、一つ105Gで個数13個なので、1365Gで、

キュウリは、一つ45Gで個数13個なので、585Gで、

苺は、一つ154Gで個数13個なので、2002Gになり、

合計金額が、5005Gになりますので、こちらになります、お納め下さい。」


受付から、納品分を受け取り、姉妹は、受付に別室に案内され、

屋台のオーナーの募集の説明を受けて、

コサキは、納得して、屋台のオーナーの契約を結んだ。

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