箱庭農園

第1話 始まり

俺の名前は泰平（たいへい）、心優しい女性の死神が止めに入るくらいの、

漆黒過ぎるブラック企業に勤めている、ある時、

厚労省と国税庁の強制捜査に同時に受け結果が出る前に、

俺は、過酷な勤務時間が、ただり、

自宅の浴槽内で過労による疲労の蓄積で浴槽に浸かって、

数分後、意識が無くなった。

その時、頭に可愛らしい声が

「だから、言ったんですよ、このままですと、終わりですよと、

まぁ、終わった事は仕方ないので、

私は、貴方を死後の世界に連行しようと思いましたが、

これまでの人生を視させていただきました、壮絶な人生経験でしたので、

貴方の行き先は、別世界、簡単に言うと異世界行きの、

転生列車のチケットを神様から、強引に貰って、来ましたので、

これを貴方の魂にこれを貼り付けます、後、新たな世界では、

幸運値と作物育成と動物育成と住民信頼度を上げやすく、

付与しておきました。では、良い、新たな人生を」

俺が、目を覚ますと

「(あれ？、ここは、見た所、何処かの施設のベットの上みたい、

どこですかね、此所は？)」

「あら、起きましたか、私達の、愛娘のコサキ、ミルクですか？」

「？？？？(あれ、私の名前、コサキって？

私は、男だった筈じゃ？)」

その時、鏡が視界に入り、その映りし姿を見ると。

「(⁉これ、私⁉どう見ても、女の子だよね、この姿、

そう言えば、意識が遠のく直前に可愛らしい声が聞こえたような、

まぁ、いいや、私は、転性して、生まれ変わったのね！

さらばブラック企業、ウエルカム新たな人生、転生したと言うことは、

良い人生を送ろう、よしそうしよう)」

それから、10数年後、コサキに転生した、

泰平は、年齢が低いときは、戸惑ったが、

次第に慣れて、女性として完璧に振る舞うことが出来ていた。

そんな、コサキだが、農業系のスクールを首席で卒業して、

家庭菜園クラスの土地を借りて生計を立てていた。

「ふう、目標設定金額まで、もう少しだ、頑張ろう」

さて、小さな箱庭農園で汗をかいて、作物の収穫と農園の手入れをしている、

可愛らしい美少女は、

そう、転生した、泰平こと、コサキです、

なんと、転生前は、浴槽内で意識不明になり、

そのまま、死神に仕事され、気がついたら、この世界に、生まれ変わっていました。

「お姉ちゃん～、今日の収穫出来るのは、全部終わったよ」

「ありがとう、こはる、こっちも、丁度終わったよ、

じゃあ、仕分けして、取引所に卸に行こうか？」