『 クロノ・ボックス 』

第6話

【 未来 A.D.2400年 】

アン「私たちの未来で...いったい何が起こったのよ？」

アンはつめ寄りました。

すると、アージンがゆっくりと語り始めるのです。

「はじまりは、紀元前6600万年に落ちた隕石――」

天上都市『グレン』のコンピューターを起動させて

A.D.2027年に落ちた隕石による 地殻変動 の様子が映し出された

遥か地中の奥に眠る 寄生樹ズィドラ の種が

地上の動物に 寄生 していき

世界を破壊する様子を見てしまいます

未来を荒廃させた原因でもあるズィドラを倒し

ロックを救うことを決意した２人は

サブカルの賢者がいる

ジンボチョウ 古本市場へと向かうことにしました

たどり着いたジンボチョウ古本市場で

壊れた 旧式ロボット を発見したアージンは修理を開始します

アンはこのロボットがどこかアニヲタを魅了する

軽トラックに 変形 できるように改造して欲しいと願い出ます

大幅に改修して 再起動 したロボットに

「メカ」と名付けて事情を話すと

“サブカルの賢者”のもとへ 案内してくれるというのです

人間の遺伝子（D N A）と機械の身体を持つ人造人間（アンドロイド）は

位置情報 を常に発信しており

発見も容易でしたが

常に『龍神』の監視下であると気づきます

“DQNの賢者”の持つ『クロノ・ボックス』ならば

死亡した原因の「凶器」となった物を 封印し

その存在が 無かった 事にしてくれると言うのです

しかし、DQNの賢者の位置情報（シグナル）はロストしており

焼却処分されたか

電波を遮断する空間に閉じ込められているようです

サブカルの賢者から

DQNの賢者の写真を見せてもらうと

それはロックの部屋にいた 謎の女性 だった

アージンは「供物」を捧げて

タイムマシン装置を顕現させると

メカ に取り付けて

A.D.2023年へと向かいます

ロックのアパートにある駐車場にメカを停めると

DQNの賢者との戦闘が始まりました

『クロノ・ボックス』を受け取ると

アンとアージンは

再び「あの日」へと向かうのでした

◇　つづく

※　この物語はフィクションです。

　　絶対にフィクションです。