第5話
【 異世界 A.C.700年 】
勇者が生まれたというホリイ村では
ユージという少年が勇者だとわかります
なぜ ユージが勇者かというと
勇者の勲章を持っていたから
ただそれだけの理由でした
ユージは伝説の剣 グランドリーン を探しに
デストロイ渓谷 に向かった後だったので
ロックもその渓谷に向かいます
デストロイ渓谷は魔物の巣窟で
ユージは魔王軍四天王
村へと逃げ帰りました
ロックはユージの代わりに
谷の奥へと入っていくと
伝説の剣グランドリーンを
そこで発見するのです
石に刺さった剣を引き抜こうとすると
剣に宿る精霊 グラン と ドリーン の2人が
力を試そうと挑んできます
戦いで力を示し グランドリーン を入手しますが
伝説の剣はジンによって 折られてしまいました
その後 折れた聖剣を持って
ホリイ村のユージの家に行くと
ユージが持っていた勇者の勲章は
川岸で浮かんでいた死体から
勝手に拾ったモノだと告白します
はじめは 勇者ごっこ のつもりだったのに
大人たちがチヤホヤしてくれて
引っ込みがつかなくなった
勇者はもうコリゴリだと ユージは素直に謝ると
勲章をロックに渡したのです
ロックは折れた聖剣を元に戻すべく
おばけカエルの森 に住んでいる
古代の鍛冶師を訪ねます
そこには 魔王 に呪いを掛けられて
イモリの姿になった鍛冶師がいました
呪いを解くには 勇者の
魔王よりも強大な魔力を持った
魔神の血が必要だと言われました
しかし 勇者はすでに 魔王 に殺されており
魔神を見たという情報もなく
途方にくれるロックの前に
「時の最果て」にいた老女が現れます
老女は自らを『邪気眼の賢者』と名乗り
太古の昔にあった「エナストーン」という
赤い石を探すように と助言します
エナストーンを求めて
ロックとイモリは 目の前に現れた
ゲート へ 飛び込みます
【 原始 B.C.66000000年 】
ゲートから出た矢先に
一同は恐竜の群れに襲われます
数が多すぎて苦戦していると
そこに デロリアン が颯爽と現れて
車へ乗り込むように誘われます
老人の名前は ジェダイト
未来からやって来た科学者でした
ジェダイトはタイムマシンを
再び機動させる為のエナストーンを求めて
この時代の 魔神 と戦っていました
目的が一致したロック達は
打倒 魔神 へと動き出すのでした
◇ つづく
※ この物語はフィクションです。
絶対にフィクションです。
■補足:中二病には 大きく分けて 3つの系統に分かれます。
・サブカル系 人と違う自分に心酔
・反社会(DQN)系 反抗・不良行為に憧れる
・邪気眼系 特殊能力者だと思い込む
意外と知られていないようですので、補足させて頂きます。
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