Rubber Soul、いいアルバムですね。前作HELP!までのある種「アイドル」的路線を完全に捨てて、ArtistとしてのBeatlesが前面に出始めたアルバムだと思います。次のRevolverほど実験的でもなく、程よい名盤だと思います。
名曲、多いですよね。取り上げられていませんでしたが、"Norwegian Wood", "You Won't See Me", "MIchelle", "Girl"も珠玉の出来だと思います。
”In My Life”、初めて聴いたのは中学生の時ですが、50を過ぎた今になっても、この曲は、歌詞も含めて心に沁みます。特に歌詞はそうです。20代半ばの彼らが、このように深い歌詞を書くことができたことが「天賦の才」だと思います。
作者からの返信
川線・山線様、コメントありがとうございます。
おっしゃるように、リリース順に流れとして見ていくと、この『Rubber Soul』が分水嶺的なアルバムになりますね。以後の『Revolver』『Magical Mystery Tour』など、この時期の作品からはプログレの萌芽を感じてワクワクします。
今回はあえて取り上げませんでしたが、ベスト選曲されるような収録曲も確かに多いですね。「You Won't See Me」のコーラスワークは彼らの真骨頂という感じがして好きです。
「In My Life」は切ないメロディも相まって、いくつになっても胸に沁みますよね。川線・山線様も十代の頃にこの曲と出会われていたのですね。私にとってもずっと人生のサウンドトラックです。
ようつべと共に拝見しました。
かぶと虫はちゃんと聞いた事が少なかったのですがなかなか名曲揃い!
以前からお気に入りなのは 「Eleanor Rigby」親しみやすい曲の多いかぶと虫らしからぬ重い目のものでした。バックが弦楽器なのも異色。
CDはクラシックオンリーだった私ですが、11年前より「仏少女」からポップス系にちょこっと手を出しています。その流れで買った「大工」も好きです。
作者からの返信
naimed様、初コメントありがとうございます。
「Eleanor Rigby」私も大好きです。チェンバーロックの先駆け的なサウンドですよね。アルバムそのものも……というか、中期ビートルズがツボな真野です。
70年代音楽の雰囲気、とっても素敵ですよね。フレンチポップは私もたまに聴いています。カーペンターズはビートルズともカヴァー曲繋がりがあったりして面白いですよね。
カーペンターズといえば、一時ビートルズの覆面バンドとも噂されたカナダの……とか語り出すと止まらなくなるのでこの辺で。またよろしくお願いいたします。
「In My Life」、大好きです。
メインボーカルがジョンなので、曲もジョンの作かと思いきや、「あのメロディーは自分が書いた」というポールの発言を最近耳にし、少なからず衝撃を受けました。
しかしそう思って聴いてみると、軽快なコード進行や、起伏に富んだ旋律がポールのもののようにも聞こえ、私はその説に落ち着いています。
間奏のピアノソロも、高校時代、必死に練習しました。これもあとで聞くと、ゆっくり弾いてテープを早回しにした、らしく、苦笑いが止まりませんでした。
ビートルズの話は尽きません(笑)
いつも拙作をお読みいただき、ありがとうございます😊
作者からの返信
ヤマシタ アキヒロ様、コメントありがとうございます。ビートルズ談義は本当に止まらなくなりますよね😅
「In My Life」の裏話、なるほど😮です。他にも「実はジョンが……」とか「実はポールが……」みたいな曲があるのかもしれませんね。
テープ速度のトリックは「A Hard Day's Night」のギターソロ(ジョージ)でもされていた気がします。「Across The Universe」のアルバムバージョンや「Strawberry Fields Forever」では速度を緩めてキーを下げたり……アナログ時代の豊かな発想と創意工夫には頭が下がりますよね。