夢日記

第12話 うさぎ村

「うさぎ村」と呼ばれる和風建築が盛んの村がある。

そしてそこに住むのはとある一族の者のみで、共通する特徴が真っ白な肌と髪に赤茶色の瞳、そして運動能力の高さにあるため、【うさぎ族】と呼ばれている。

一族を束ねる長の家系に産まれた｢ゆうき」は気弱で小柄な少年。

薄い黄色が入ったクリームみたいな白い髪に真っ赤な瞳が目印。代々長の家系の中でもこの特徴を持つ者が長を受け継ぐらしい。

長の護衛を務める「春飛(はると)」はうさぎ族の少年。代々、運動能力が高い中でも一番足が早くて体力がある者が長の護衛になれる。一番の任務は鬼ごっこで絶対に捕まらないこと。

【ザハール】と呼ばれる敵組織。ザハールは代々うさぎ族の君主のいのちを狙っている。

脱色しただけみたいな色の髪が特徴の【キツネ族】が多く所属している。うさぎ族の裏切り者も数人いる。