第3話 モブの1日をブチ壊す如月さん その2

あ、朝から災難だった……

というかなんでそんなに絡んでくるんだ如月さんは。

と、取り敢えず……学校じゃ何もなかったし、弁当でも……

いや、なんか怖いな屋上の階段で食べるか。

「よし、ここなら流石に如月さんも来ないだろ」

階段の踊り場に座り弁当を開ける。

「いただきます。」

「おっ、美味しそうだねー」

「そうだね。」

……

………?

ま、待て。今の声って……

声がした背後を振り向く。

誰もいない。

「ま、まあ、気のせいだよな。うん。よし食べる

 か……」

弁当の方に振り返る。

「改めて……いただきます。」

「うん、美味しいね!」

いたぁー

というか何で俺の弁当食ってんねん。

びっくりして関西弁みたいな何かが出てしまったじゃん。いや日本語おかしいな。

「え、如月さん」

「?」

「何で弁当食べてるの……?」

「美味しそうだったから?」

「は、はぁ……」

うーん!おいしー!(*´༥`*)ウマウマ

という感じで俺は弁当を食べている如月さんを呆然と見つめる事しか出来なかった……

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