第2話 箱の触り心地

 次は触り心地ですね。


 材質によっても違うので難しい話ですが、先程の百均の箱を手に取るとですね。


 これは紙製なのでツルツルとしていますね。


ツルツルしているものってずっと触りたくなりませんか?


私はなりますね。



 それに箱というものは角張っているので手に持つと指の関節のどれかにフィットする感覚がすると思います。



この感触が好きなんです。


 こうプレゼントボックスを持った時のワクワク感。


 プレゼントなので中身が素敵なものだと思うので中身に対するワクワクは当然ありますが、袋からプレゼントが出てくるのと、箱からプレゼントが出てくるのだったら後者の方が何故かワクワクしませんか?


 これは手に持った時の質感が良いからだと思うのです。


 両手で箱を持って親指で上面の辺をなぞりそのまま下へ滑らせる。今度は横の変に触れる。ツルツルとしていて触り心地がいいですね。


 では、カン製の箱はどうでしょうか。


 今私の近くにあるのは小さなスライド式の缶ケースですね。


ガムなんかが入っているケースと呼べばわかりますかね。


私はここにはギターのピックを入れています。


このピック の触り心地の話はおいておいて。


ケースはひんやりとしていてスベスベです。


缶なので紙よりも冷たく感じますね。


このタイプの缶ケースって集めたくなりますよね。


デザインが可愛いというのもありますが、ふと机に置いてあったりするとついつい手に取りたくなってしまうような可愛さがあります。


これは角が丸くなっていますが、これはこれで良いです。


なんといっても上蓋をスライドすることができるところが可愛いです。


蓋についているガイドの溝に箱のネズミ返しのような部分がピッタリと合わさる事でしっかりと蓋をすることができるようです。


これを考えた人はすごいですよね。


 何度もスライドしたくなります。


 開ける時のスワッシューみたいな音も良いですね。



 次はプラスチック製の箱です。


 これは上が透明で下が白色のプラスチックの箱でカチッと上と下が合わさるタイプです。


ここにはボビンを入れているのですが、一目で何色が入っているのかがわかりますね。


プラスチックの触り心地ってすぐ分かりませんか?


そんな事言ったら紙と缶だって分かるのですが、作り物感が一番しませんか。


一番冷たいのは缶製なのですが、プラスチックは独特な質感がします。


それに硬いですね。



 まとめますと、私はツルツルとしたものが好きなのかもしれませんね。

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