カレらもみんな、生きている。それは知識としてなら知っている。でも実感はなかった。 出来れば実感のないまま生きていきたかった。明日、いや今日にでもカレらを発見したら、私はどうすればいいのか? きっといるのだ。私の家にも、あなたの家にも。あなたはこのお話しを読んだあとも、今まで通りカレらに対して非情でいられるだろうか。 私には……無理だ!