目指せノーベル賞!!

夏目海

第1話 研究者になるには

 小学校の時の夢は歴史の研究家、高校の頃の夢は外交官、大学の時の夢は研究者。


 なんと今全部叶っている!!


 しかし、目指す場所はまだまだもっと先。いつまでたっても夢は尽きない。


 というわけで、日記がわりにエッセイ始めます。研究者とあまり関わりのない世界の方に、この世界をもっと知ってもらうために。


では、まず、そもそも研究者にはどうやったらなれるのか。


研究者には大きく分けて二つ。


1.大学等公的機関の研究者(アカデミック)

2.企業研究所の研究者


学者というと、1を指す、というのが私の認識です。(違ったらコメントで指摘してください)


○1になるのは大変。博士号を取得後、分野によっては100人応募の中で採用一人という小さな枠である任期有りの職を探し続ける。この間に業績を積めば、常勤を目指せるようになる。


 たとえば、となりのトトロに出てくる、さつきたちのお父さんは、大学の非常勤講師。将来が不安定で、大変な立ち位置だった思う。


 研究者のほとんどは1を目指す。1の方が、自分のやりたい研究をやりやすいからだ。しかし、1になれる人は上積みだけ。それに非常勤の間は給料も民間企業ほど高くない。そりゃ研究者の人気なくなりますよ、、


 採用は、定員に空きがで次第埋めるという形。論文の数等業績で評価される。


○というわけで、ほとんどの人は2の職を得る。2の方は博士課程でなくても採用に応募はできる。ほとんどの場合、博士課程が採用される。就職活動は一般の人とほぼ同じ。ガクチカも志望動機も大切。


 私は、2の民間の研究所に修士卒で入った。次回は就活について書こうと思う。


 

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