それは単独で存在してない
大気中の二酸化炭素の話も、汚染排水のトリチウムの話もなぜこれらが胡散臭いのか考えると、それは単独で存在してないものを単独で取り扱うからなんですわ。
大気中の二酸化炭素濃度は1%にも満たない。大気のほとんどは窒素と酸素で占められている。その中のたった一つの二酸化炭素だけを針小棒大に温室化効果がどうのこうのと騒ぎ立てます。何を言ってるんだ?ってところですな。二酸化炭素排出権詐欺については宗純氏のブログの受け売りになってしまうので、本家を参照してほしいところだが、まったくもってあそこで語られる通りの事実関係。植物はもっと二酸化炭素を要求しているし、現在の大気中の二酸化炭素濃度は全球凍結時代よりも低い(その時代に生きていて観測したわけではないので客観的事実かどうかは議論の余地ありだが。)。そこにどうして利権が発生したかの部分が、うちのオリジナルです。
そして汚染水放出のトリチウム水騒ぎ。あれこそ話題そらしですね。これはツイッターで何回も言ってることなので、繰り返しになるが、
・トリチウムそのものは工業的に価値のある素材(マイクロガスライト、微細加工技術の冷却材など)
・工業用のトリチウムは大変な労力をかけて精製濃縮する
・ならなぜ濃度が高いトリチウム水の筈の汚染水を誰も買わないのか(つまり何処かに嘘がある)
ちなみに、(他の汚染が一切ない前提の)トリチウム水が飲んでも安全なのかどうかについては正直知りません。化学的にはただの少し重い水なわけですし、崩壊して出来るものもヘリウム3という不活性ガスですから変な化合物を出すということはないと思いますが、身体の随所に取り込まれてかなり強い放射線出しますし、そこで今まで結合していた重水素原子がヘリウムになる訳ですから行き場を失った酸素が何かと結びつきたがって暴れるような気もします。しかし奴等のプロパガンダで言ってるように飲んでも(その瞬間だけは)たぶん無害なんだろうなと思います。
しかし、それは単独で存在していない。
トリチウムに注目させて他のもっと重要な要素に注目させないための赤いニシンとして、ここほれワンワンと誘導する先ですね。で左翼連中はまんまと引っかかったと。
そもそも、発端は汚染水処理機がトリチウムだけは処理できない、ここが弱みですと宣言した成分であって、処理水の中にトリチウムの濃度が高いことなんて言ってませんし、それ以外の成分は完全に処理できるとも言ってません。少しは処理出来るであってもそれは処理できているって話ですからね。
だから、放出を実行する直前になってから「トリチウムも含む汚染水」と表現変えてましたね。
そう、トイレの排水だって99%は水なのです。
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