応援コメント

第4回:西野ゆう様「私を見つめる私の瞳」」への応援コメント

  • 貴重なお時間を割いて頂きまして、赤入れという非常に労力を使う(という私の印象です)サービスを提供してもらい、最近の言葉で言えば「神様なの?」という気持ちです。
    「読者が自由に解釈して」という場合、ご推察できようかと思いますが、作家はそこまで深く考えていないことが多いです。
    今回、幸いにもご質問の形で書かれていたこと二つには回答できますので、ここで書きたいと思います。

    「私も、なのよね。よかったら、これどうぞ」
    というセリフですが、主人公は女性の方を向いていません。間を開けて話す女性が「何かしながら話しているな」という気配を主人公が感じているのを表現しているのと、読者にもその「間」を感じてもらおうという意図があります。

    乱反射して見えてしまった自分の瞳について。
    ファインダーを覗いて自分の目は通常見えない(見えるべきではない)ですが、内部のプリズム等にホコリや油汚れが付着して物理的意味での光の進み方が乱反射して、目が映ってしまっていると筆者的には考えて書いております。「乱反射」以外の言葉の方が良かったかもしれませんね。

    あ、もうひとつ。
    「フェルメール」についてですが、意図としては「どこにでもある何の変哲もない店」を表す要素のひとつとして書きました。確かに「本物」である可能性を疑わない読者もいるかもしれませんね。「よく見るフェルメールのポスター」などでも良かったかもしれません。ですが、私の感覚だと説明過多に感じてしまうので、そのままでお願いするか、いっそカットするかもしれないですね。

    改めまして、本当にありがとうございました。大変勉強になりました。

  • 秋坂さんおつかれさまでした~。あ、あと一名募集中なのですよね。

    西野さんと犀川さんはプロでいらっしゃいます。そんな中、素人が参加してお目汚しだったなぁと今さらのように(;'∀')
    (視点の変化などは意識的にやってるのですが、ばっちり拾われるのが赤入れで、「やっぱり」と頷いていました)

    赤入れは人によって違うのが面白いって想うので、いつかカクヨムにいる赤入れさんが集合して、一つの作品をそれぞれが添削する様子も見てみたいですね~。

    作者からの返信

    朝吹さま

    あ、赤入れ枠は締め切りました! 近況ノートではなく企画の方に書いたので、誤解を招き申し訳ございません。

    この文脈で「プロ」と聞くと、現役の商業作家さまかな、と思ってしまったのですが、犀川さまは「元」ですかね?
    西野さまもとのこと、合点がいきました。

    視点の変化、それを意図的に行ってらっしゃるなら、たった一作赤入れさせていただいた身で恐縮ですが、リーダビリティを上げる意識を持たれてもよろしいかと存じます。
    視点の変化自体は問題ございません。ただ、読み手が混乱しない書き方はぎょうさんございます。老婆心ながら、「やっぱり」という自覚がおありとのことだったので、少し意識を変えてみてもいいかもしれませんね。