第180話 お風呂!
団長さんが来たので、事情説明したらやはり合った、それも庭の離れに。
「女性の騎士もたまに入るので、離れに小屋を建てて付けてある。
ただ普通は水風呂だけどな、何故か気が引き締まるとのことでね」
今回の作戦には、お湯が必要だ、だから此処は妥協しない。
「お願いです、お湯でお風呂を満たして下さい、熱湯を入れて水を足して人肌でお願いします」
私はダーリンの為に、団長に頭を下げる。
「待ってくれ、頭を下げないで下さい、俺の首が何処かに飛んで行く。
貴女は平民かも知れないが、王女様の旦那様の側妃だろう。王族と同じだ、軽々しく頭を下げないでくれ」
団長さんは、床に手をついて謝ってくる。
「カオリさん、いつか言ったでしょう!王族は軽々しく頭を下げてはいけないとね」
側妃様は、怒っている。
「命令すれば良いのですよ、この様にね、団長直ぐ湯を沸かして準備する様に!」
「はい準備いたします」
慌てて団長さんは部屋を出て行く。
「あとは何かありますか?」
「後は小さい桶と、門の外にあるサマーベットで頑張ります、持っている材料は少ないので、成功するか分かりませんがやってみます」
(カオリこの体で、スライムの呪いを解くのよ、妻になるならダーリンを私のボディーで、快楽付けにしてあげるからね!)
この時オーククイーンに、男が近づくと喰われる伝説が始まる。
∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧
少しして団長さんが部屋に来る、準備が出来て風呂にサマーベットを運び込み、その上にダーリンを置いたと。
ならばと、ダーリンに貰ったリュックから、ボディーソープを取り出す。
ローションよりもヌルヌルは無いけれど、今はこれしか無い頑張れカオリ!
そして私は黒の屋敷の庭の離れに行く、中に入ると更衣室、奥がお風呂みたい。
お風呂のドアを開けると、ダーリンがサマーベッドに寝かされている。
お風呂にお湯も満杯、桶も2つ置いてある。
此処で来たら私も腹を括る。
更衣室に目をやると、何故王女様2人にメイドさん、そして黒と白と千さんがいるの?
「待ってよ、何故全員いるのよ!」
「見学よ、側妃さん」
「私もね」
王女様2人が言うと。
「後学のためよカオリちゃん、平民の行動の研究ね! これから旦那様と暮らすのだからね」
「「同じ」」
3人が答える。
「背後のメイドさんは何でいます?」
「私達のお手伝いよ、何かあればカオリさんの事も手伝うわよ」
隣のダーリンが風邪を引いちゃう、早くしないと。
「平民になりたく無い方は、此処から退場して下さい、これからは平民の子孫繁栄方法でスライムの呪いを解くのでね、その呪いが貴女達に降り注がないかもしれませんよ!」
私の威にメイドさんは出て行こうとするけど、王女様2人が動かないので出て行けない。
さてどおしましょうね!
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