第178話 マサシ発見!

心地よい風が流れる、スライム達は俺を解放してくれた様だ。


「では王様、これで失礼します」

「私もこれで失礼します、絶対良い子を産むから安心してください」

安心てなんですか、疲れて気力が〜。


「妹達が来ても、もお出ないでしょうから、私達が後継者に成るわね生まれればね」

「早々、早く山に行って、籠りましょう新たな世継ぎの為にね」

「それと王様には私達を忘れないように、これをかけておきましょう」

俺に何かをかけて行くのか、何なんだ?目が開けられない。


スライムが離れて行くのが分かる、俺はこのままで大丈夫なのだろうか?

ただ眠い、意識が無くなっていく。


∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧


痕跡を追う私達。


「いました、あそこです、ただ肌色?」

私が指を挿した先には、人が倒れている、ただ全裸?


「ご婦人方、此処にいて下さい、男の人なら不味いので我々が確認しに行って来ます」


走り出す、副団長と騎士の方、近づくと水魔法で水をかけている。

そして、風を送って乾かしているみたいだ。


二陣として団長も呼ばれて近くに行って、副団長と話している。

今度は服を着せたら、私達も呼ばれた。


近づき顔を確認するとダーリンだ、ただ顔はだらしなく笑っている。


「ええと婿殿でよろしいですか、側妃様達」

私達4人は頷く。


「では、私達がお持ちいたしますので、皆様は先にお帰り下さい、

私がご同行します」

団長さんに言われて、私達は帰途に着く、ダーリンは副団長さん達がタンカで運んで行く。


「団長さん、ダーリンは本当に大丈夫でしょうか?」

私の質問に団長さんは戸惑っている。


「ええと生命に異常は有りません、そしてあの状況を我々は知っていますので、何日かすれば、体力が回復して戻ると思います。

これ以上の事は王妃様に報告後、王族の皆様からお聞き下さい」


何か悪い事があるのかしらね、本当に大丈夫なのかな?


∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧∧( 'Θ' )∧


門に戻ってくる!王女様2人は門の日陰で、私達のテーブルと椅子を移動して、待っていてくれた。


「見つかったの?」

第3王女様の質問に私は頷く。


「王女様、まず安心してください、それと館でお待ち下さい、まずは王妃様に報告してその後に、王妃様から聞いていただきたい!」

団長は王女様2人に言う。


「分かりました、先に館に行きます、お姉様行きましょう」

第1王女様は私達の後ろを向いていたが、団長と共に2人で館に戻って行った。


私達はダーリンが戻ったら館に行こうと思ったら、一緒に連れて行かれた。

一体何があるのか私は不安一杯だ。



※∧( 'Θ' )∧は時間経過のマークです※














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