第173話 王族は!
き族と平民は聞いたが王族の事をもっと聞きたい。
「王族とき族の違いは何?」
「王族とき族ですか、それは能力の違いです、王族はこの世界の中心と言われる、レインボーの木の根元に生まれます、私達き族は毎月何名かが生まれますが、王族は不定期で生まれない年もあります。
このところは順調に生まれてますので、そろそろ王の交代の時期かとの噂が有ります」
千さんんが答えてくれると黒と白が追随で補足してくる。
「そうだね、50年間外にいたけど、ここ20年の方が子供が多く生まれている。
第7側妃が、この間第二王子を産んだのも、最近でしょう」
「ええ第7側妃て子供産んだの?、なら平民に格下げでしょう」
「違うんです、毎日交代でレインボーの木を見に行って、子供がいたら自分の子と言うんです、さっきの話を聞いていました!」
千さんを怒らせてしまった、御免なさい!
「それで子供が好きな人は、子供が多いし、体調が悪ければ木の袂には行きません。
そして王妃様や側妃様が、見に行かない時にお生まれになったお子さんはき族に降ります」
捨て子を認知する制度かな?
「それと王族に嫁ぐのは男も女もき族です、今回旦那様のお相手の第3王女様は、きっと賭けに出ました、もし旦那様が平民なら降格しますからね」チラ。
「私はそれでも良いよ平民でも、旦那様とは別れないわよ」チラ。
「同じです」チラ。
3人で俺の腰辺りを見てくる黄金のアイテムBOXだ。
「私だってここまで追いかけたのだから、逃さないわよ!ダーリンね!チラ。
カオリさん、貴女は中身を見てくるな、視線で分かるぞ!
「でも俺は羽は無いぞ!」
「「「えー」」」
今更かよ3人さん。
「そう言えば、見たことは無いね」
「お姉様に同意、締まってあるのかと!」
オイオイ黒に白、1度も羽の事は言ってないだろうよ! 俺の妹だって不思議がり、君達を脱がそうとしていたじゃないか!
「王族から一気に平民じゃないのよ、黒と白!」
千さんは1人怒っている。
「だってあの魔法は、古代魔法、王族しか出来ないはずなのよ」
「腰のアイテムBOXも金色だしね!」
2人は千さんに抗議している。
「なら王族の隠し子として、認めてもらいましょう!」
千さんの言葉で俺の出身を仮決めした、2人は頷き納得した。
ただ俺の地上にいた親父は冒険者だから、地底で王族の分けは無いよね!
「後はスライム王を討伐して、王都に帰ったら王族と認めてもらいましょうね、戸籍に無ければ、我が一族の力で王族に復帰させてやる」
「千様それは良い考えです」
白の一族は怖いね、黒が可愛く見える。
騎士団団長が外から戻ってきた。
「良い所にいたお願いがある! 私が王妃様と話している間は、外の警備を任せたい、実際は騎士達がやるので、監督で門の外にいるだけで良い。良い所にテーブルも椅子もあるからお願いする!まあ君達は実力が有るので大丈夫だろう」
俺達に頼んで、団長は屋敷に戻って行った。
俺達は仕方無しに、テーブルと椅子を持って外で偵察する。
周りでは、騎士達が、あっちこっちに動いている。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「やった〜出て来たよ!」
「よし、後はバリアーの外に出る事を祈りましょう」
「バリアーの外に出たら、さらって種付けをしてもらうは!」
「もう貴女はエッチなんだから」
「私も濡れて来た」
「それ私達の消化液でしょうよ」
「そうかハハハ」
果たしてマサシはバリアーの外に出てしまうのか!
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