第171話 き族は凄いね!
まずはテーブルと椅子を出して、みんなで座る。
「まあ外が騒がしいから、多少声を出しても大丈夫だろう。
それでまずは、き族てなんなんだ?」
「そうねみんな一族て言うけど、き族なんでしよう!」
俺とカオリさんが、3人に質問する。
手を上げたのは千さん。
「黒と白の200、此処は私が説明しても良いかな?」
2人を見て確認する千さん、すると2人は頷き。
「あゝ適任者だしお願いする」
「よろしくね」
そして千さんは俺達2人に、まず初めにき族と一族を説明してくれる。
9つのき族と1つの王族で10の一族がある。
王族は黄金の一族と言われ、羽は金色羽毛だそうだ。
普段は館の中では背中に隠している、外に出ると平民との区別をする為に、出す事があるみたいだ。
黒と白が地上で羽を出していたのは威嚇行為か!
それと服装でも王族とき族を分けている事も判明、何処かに紋章を縫い込んであるそうだ、俺たちの服にも王都に行ったら縫い付けるので、提出をしてくれと言われた。
そして黒の一族は羽毛で色は黒、騎士団所属となる。
き族の中の武装集団で魔物を狩る為にいると言う。後は各一族の仲裁。
白の一族は羽毛で白色、この世界の文官の仕事を一手に掴んでいると。
だから個人で文書が絡む事は、避けなければならないと言っている。
文章の決算をしてしまえば、それが間違えであっても通ってしまうと!
灰色の一族は羽毛で、色は灰色そして墓の番人達だそうだ、平民達の労働全般の管理人も兼ねている。労働基準局?
水の一族は、羽は羽毛で色は水色、そして全て医師や看護師、それに薬師だそうだ。
き族は怪我で死ぬ事はあっても、病気にならない寿命はあるけど!主に平民向けの仕事だと言う。
まあ、ヒールの魔法で治るのでいらないかな。
それと白の一族よりも回復魔法に優れて、欠損病気も治してしまうとの事。
火の一族は赤い羽毛で、男は料理人女はメイドや雑用のこと、怒って羽が火を出すので、洋服が燃えて困るとの事で羽は隠している。
だから料理を教えても反論してこないんだね。
土の一族は茶色の羽毛で、建物や土木関係の監督官、昔の建設省だ。
緑の一族は緑色の羽毛で、農業関係の監督官、農林水産省だね、海は無いみたいだけど?
赤の一族はコウモリの羽で。赤黒い色だそうだ、職業は裁判官や警察官などの犯罪を取り締まる事と裁く事だそうだ、裁判所と警察庁を合わせた物かよ、冤罪が生まれるね、墓で襲ってきた馬鹿のように!
それでも白に言わせると、私達が書類を回さなければ何も捌けないとの事。白の一族は検察庁も兼ねているのかな?
そして影の一族はスパイ暗殺諜報と、裏方の仕事をやっているとの事、内閣府?
羽はコウモリの形で黒色、赤とよく見ないと間違えを起こすらしい。
以上が千さんの説明。
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