第166話 残りの王族は!
俺達の行動に危ないのは、王妃様だと分かった。
「残りの王子と第3王女様は、何の能力?」
「第1王子様は、魔法で火と土ですね、第3王女様は………言えません。
確かに王族の上位者で、分かっていてもその能力を広められないのです。」
王子さんは魔法使いで、第3王女様は言っては行けない能力って何?
「千さん、でも彼女は此処について来たから能力はあるんだね」
「はい」
「私達は50年上に追放されてたから、この所で生まれた王族は、情報が入って来てない!」
「同じく、50年前しか分かりません」
「御免なさい、追放しちゃってねハハハ」
50年前にこの3人に何があったのか?
「今の王様の子供は、何人いるの?それで第3王女様だろう、王族の子供って少ないのかな?」
「王様の王妃様は1人ですが、側妃様は10人います、その子供は30人いますね」
王様は現役ハーレムなんだ、子供が30人て凄いね。
「旦那様が考えている事は、起こってないぞ、前も言ったが子孫繁栄方法が平民とは違うからな」
「今日こそ、誰もいない夜に、じっくりと教えてあげる」
黒と白に言われる、今日の夜にはさらば童貞だ!腰が考えただけで引ける。
「あなた達、私を除け者にして何を話しているの?」
カオリさんがスクラムに入ってきた。
「これからの事と情報収集だよ、料理はどうなったの?」
「無事に出来るわよ、後は味付けね、ダーリンの調味料を使って作るわよ!」
「なぁカオリさん、そのままの味で出せば良いんじゃ無い、下手に上の物を使って正体バラす事は無いと思うよ」
「正体………確かに、なら塩味のポトフで今日は終わりにします。
あの血抜きしてない肉は使いたく無いから、ダーリンベーコン持っていない?」
ベーコンね、またアイテムBOXを弄る。
「これだけど少ないかな?」
普通にパックしてある塊が一つ。
「半分は使って、細かく切って隠し味に入れるわね」
カオリさんは半分に切って持って行く。
「旦那様それは随分と色が違うな」
黒が聞いてくる。
「あゝ加工してあるからね」
「その肉はいい匂いだけど美味いの?」
白も聞いてくる。
「まあ美味いよ、匂いに好き嫌いはあるかもね」
「そのままでも食べられますか?」
千さんも聞いてくる。
「生はダメだよ、燻製してあるけど、基本は焼きかな」
「食べたい」
「食べたい」
「食べたい食べたい」
「「「食わせろー」」」
そんな大声出すからカオリさんが気がついた、コッチに来る。
「どうしましたみなさん?」
「カオリちゃん、この肉を食べさせてお願い」
「「お願いします」」
「仕方ない、はい」
小皿に楊枝に刺して焼いたベーコンがある!ただ小さいサイコロを3個刺した焼き鳥風だ。
「味わって食べてね、ダーリン残りを早くしまいなさい、もう見せてはダメですからね!」
「はーい、すぐしまいます」
俺は残りのベーコンをアイテムBOXにしまう。
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