第127話 初めての地底の街!

黒と白を先頭で、門を潜って4人で街の中に入る。


馬車が5台は横に広がっても、走れる通りを歩いていく。


「なあ2人に聞くけどさ、皆んなで今日泊まる所はあるんですかね?」

俺は二人に聞く、野宿は拒否したいゾンビ倒してから、此処に来たから俺以外は、臭いが付いているはずだ!皆んなを風呂に入れたい俺!


下心は微塵も有りませんからね、皆さん。


黒が、今晩の宿泊先を教えてくれる。

「中心部に王族とき族の専用宿舎がある、私の方でも白の方でも、空いている部屋で泊まる事にしよう!」


更に白が、新しい追加情報をくれる。

「お姉さまの方は、団体様が居なければ空室は多いでしょうね、私の所は、出張者専用なので確実に空いているはずです」


2人の意見を聞くと、確実に泊まる所はあるみたいだな!


後は食事と風呂だね。


「追加で聞くけど、夕飯と風呂もあるのかな?」


「あゝ恐らくは肉料理だな、パンスープ肉の3点セットだ!」

「同じ同じ、それとお風呂ってな〜に?」


風呂って地底には無いの?


「汗かいて汚れた時にお湯で身体を洗うだろう、その時に入るお湯が入った大きい桶だな!」


俺が説明すると、黒が言う。


「そんなのはクリーンの魔法だな!」

「後はリサイクルでも汚れは落ちるぞ、元通りになるとも言うがね!」


この世界は魔法があるから風呂は無いんだね!納得した。


「ほらあそこを見てくれる、洗い屋て書いてあるだろう、体でも服でも綺麗にしてくれるよ」

白が指を指す、その先には洗い屋と書いた看板が並んでいる。


「何であんなに店があるの?」

かなりの数の店がある、みんな間口しか無いみたいだけれどね。


「腕の良し悪しと、男なら可愛い女の子がいいだろう、女なら可愛い男の子の方が良いのさ」

「まだ魔法の力が無い子供のアルバイトに丁度良いんだよ、そこで魔力を鍛えて上の魔法を使える様にするのさ」


よく見れば若い男の子や女の子が頑張って魔法をかけている。

中にはおじさんおばさんもいる、ベテランかな?


「あの仲の何人が、将来は名誉き族になるのかね!」

「お姉ちゃん、あの年齢で此処で働いている時点で、魔力はそれ程無いはずだよ」


「そうだな、子供は分からないけど、名誉き族には到底なれないか?」

「そうだよ、魔力の高いのは最初からき族だよ!彼等平民は良くて何処かの一族の下級役人位だね」


納得して頷く2人。


「貴族てどうすればなれるんだ?」

俺は不思議と2人に質問してしまった。


「それは後で教える、我らの事もあるからな!」

「そうよ、この地下の事を後でベッドでね!フフフ」


それを聞いたカオリさんが、黒と白に全力で抗議して来る。


「待ってよ、ダーリンは渡さないわよ!最初は私と体験だからね!」

またまた頭の中が、桃色な発言をするカオリさん。


「別に構わないよ、夜は長いからな!」

「そうよ、順番でいいわよ」

素直に引く黒と白。


何を言ってる三人さん!


沢山部屋が余っているならば、別々に泊まるからね。


貞操は絶対に守るぞ、法律違反はしないからね!







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