第46話 保護者が増えていく。

先生は、怒りながら大きな足音で帰って行く、また俺は埼玉支部に連行される。


そして玄関を入って、五階までノンストップで、連れて行かれて広い会議室でオンライン会議。


凄いなテレビとかで見る映像を実体験している俺!同級生の皆んなよりも先の時代に言ったみたいだ!


「みんな揃ったな、なら会議を始めてくれ」

画面に映る奏凪さんのお父さん、奏凪父の言葉で会議はスタートした。


出席メンバーは、俺、奏凪父、八木さん、安達さん、埼玉支部長和久井さん、副支部長の黒井さん、この人は元八木さんの上司との事。


五人で会議を始めるが、後から来る人がいると言う。


「まずは八木君に、状況報告をお願いする」

和久井さんから八木さんが指名される。


「では報告をします、四時過ぎにサダ様より電話があり、担任教師に脅されていると一報があり、電話を代わってもらい担任教師と話しました。

そこでこちらのダンジョンに来る様に要請、サダ様と現れたので再度事情聴取をした所、サダ様に与えられる賠償品の出所が、防衛省と言う事と高額賠償額の為に、自分の好奇心からなんとサダ様の内申を盾に脅迫してきました。

その後はその教師には帰ってもらい、サダ様とこちらに来ています」

画面の奏凪さんは渋い顔、和久井さんも黒田さんも同じだ。

八木さんと安達さんは怒り顔、綺麗はずるいだね!


「ではサダ君が今後学校でその教師と対峙する事になるな、文科省に一報を入れろ秘書君」

画面の向こうで奏凪さんが何かを言っている。


「では、少し休んで待ってくれ、防衛省と文科省それと官房庁が間もなく参加する」

そう言うと画面が白くなる。


「ならこちらでもう一度事情聴取する、サダ君に聞くが何故その担任に呼ばれたんだ?」

和久井さんが聞いてくる。


「まずは、僕は同級生と話していると、後ろから先生が来て放課後生徒指導室に出頭要請されて、放課後に生徒指導室に行きました。

入室した後、ダンジョンオークションのカタログを見せられて、五億円までの品を選ぶ様に言われました。

その後ですよカタログを見ていたら先生が、何故五億円もの物をオークションで防衛省が買うのかと言われましたので、機密事項ですと言うと担任に嘘を言うのか内申は辛い点になるよと言われて、慌てて八木さんに電話しました」

大体合ってるよな俺の記憶?


続けて八木さん。

「その担任が防衛省の柳生さんの身内みたいで、やれる物ならやってみろ!と言うので今に至ります、防衛省は誤りを蒸し返しては、やはりサダ様を蔑ろにしています!絶対に許さない!!!」


「そうです、あんな奴許してはいけません支部長!」

二人は揃ってお冠だね?俺もだけどね、なんで先生はあんな事言ったんだろうか?


「分かった、確かに内申を出されると中学三年生ではキツイだろう。

まあ我々がサダ君を保護して助けてやろう」

和久井さんも保護発言、俺の保護者が増えていく。


更に話していると画面が現れて、奏凪さんと男の人が二人女の人が一人写って来る。









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