第38話 テントで尋問!

朝です、昨日は遅くまで頑張ったので眠いです。


「マサシ君起きてください、朝ですよ」

何処のどいつだ、そんな起こし方をする奴は!

薄目で見ると姉が立っていた。


「起きなさい、朝ごはんよ」


「待ってくれ姉さん、何か食べて脳にきたのか?」

チョット米神が動くがまだ冷静の様だ。


「お姉ちゃん起こし方下手、こお言うのよ」

「朝ごはんにします、それともわ・た・し」

なんだこの姉妹は!


「お前ら出て行け、俺はすぐ起きる!」

二人は出て行く、俺は起きて着替えて下に行く。


「お母さんは仕事に行ったから、ご飯を食べて、食器は洗っておく事。

それと鍵は忘れずにね2人とも」

「行ってらっしゃい」

「お姉ちゃんがんばれ」


姉は出て行く、俺達も学校に。


妹と二人で歩いていると、後ろから声がする。

「サダ君おはよう、昨日は突然お邪魔してごめんね」


「おはよう奏凪さん、僕は気にしてないよ」

「ジー」声を出して妹が奏凪さんを見ている。


「どうしたの妹ちゃん、何か私の顔についている?」

「イエ、兄に付く悪い虫を追い払っているだけです」


「ウン? 分からないは何の事なの」

奏凪さんは身体を見渡し妹に質問する。


「惚けないでよ、泥棒猫!」

俺は妹を思わず羽交締めして、口も手で塞ぐ。


「奏凪さん、また後で」

妹を路地に入れる。


「どう言う事だヒデミ!」

「だってお姉ちゃんが、お兄ちゃんのお金を狙う女が来たら、泥棒猫と言って追い払えって言ってたのよ」


あんのアマー! 帰ったら家族会議だ。


そして放課後になる。


俺は何時も通りにダンジョンに向かう、門を出る途中で日向さんと高本さんに会う、日向さんは昨日の事を謝っていたが、気にしないと言っておく。


そしてダンジョン駐輪場からテントに行く、まだゴールドスライムは出ていな様だ。

すると中から声をかけられる。


「待ってたわよサダ様、学校終わって来るのなら早めに連絡来れます、こちらも準備がありますからね」

声を掛けてきたのは八木さん、そして何故か怒っている。


「えぇと連絡するのは知らなかったです、それと何を怒っているんですか?」

八木さんは“はっ“として直ぐに真顔になる。


「失礼しました。ただ今回の件で私と一緒に支部までご同行願います」

身に覚えが無い何だろう。


「何かありましたか?」


「サダ様、昨日の件です」

「サインしてお互い和解したと思いますが、それの事ですか」


「それはいいのです、後は振り込みの書類が決算されて終わりです、それよりも夕方から此処での行動です」

行動行動ね、ゴールドスライムを退治した事しか無いな。


「えぇと、ゴールドスライムの事ですか?」

八木さんは頷く。


「良かったです、直ぐにゴールドスライムが出てきてね」

俺が素直な意見を言うと、更に怒りが増す八木さん。


「違う!その事以外の事です、本当にお引き寄せる方法はあるんですか?」

あゝその事ね聞きたい事は、でも報告していいのだろうか?


「えぇと、昨日はうまく行きました、今日も検証をしようと来ましてね」

 八木さんは腕を組み指をトントンしている、漫画以外にやる人を始めてみたプププ。


「何を笑っているんです、私はその報告ともう一つの報告で寝てないのですよ、乙女に睡眠不足は大敵なんですよ」

まぁ目の下にクマさんいるから大変なんだろうね。


「今日は早く寝れる時良いですね!」

俺が言うと後ろを向いて職員に指示する。


「安達さん、サダ様を支部まで連行します、手伝いなさい」

「はい、直ぐ支度してきます」

そしてワゴンの後部座席に座らされて、車は走って行く。












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