第32話 朝から修羅場!
全員をリビングに案内して足らない椅子は、食堂から持ってきて座ってもらう。
「皆さまおはようございます、朝から早くにありがとうございます、
私がマサシの母親です、今回は愚息のした事を誤ります、補償の話は弁護士さんを入れてから、精一杯お支払いいたしますのでお願いします」
何故か分からないが母が頭を下げている、愚息?補償?弁護士てなんだ!
「お母さんは何言っているんだよ!俺は真面目で補償は貰う方だし、弁護士てなんだよ」
母さんは俺を見て真っ赤な顔で怒り出す。
「お黙り、貴方が何をしたかお母さんは分かっているのよ!まさか二人何てね、この国は一夫一妻制なの、それだけでも法律違反なのよ!」
「そうだぞマサシ、お姉ちゃんは悲しいぞ、孕らせるだけで無く重婚なんてさ、新聞週刊誌が放っておかない事件だぞ!わかっていのか!」
いや何言っているの二人とも、俺にはさっぱり理解出来ないのですがね、ヤレヤレ。
「もうヤダよ明日から一緒に学校に行けないよ!一人で行ってよね、途中で石でも投げられて死んでしまえ馬鹿な兄は!」
おいおい妹よそれはあんまりだろう、流石に死ねとはね。
「おほん、少しよろしいでしょうか? 何か間違えて解釈している様ですが、我が家が来たのは彼に娘が食事をご馳走されたので、今度は我が家に
招待しようと来た次第です、その他の事は有りませんよ」
奏凪(父)が言ってくれる、少し話が前進。
「ならそちらのお嬢様を孕ませたと言う事ですね」
お母さんは今度は日向さんを見る。
「ああうちですか、イエ奏凪さんと同じで娘が土曜日の度に夕飯を食べないので、問い詰めたらこちらの息子さんに、奢ってもらっている様なので、奏凪さんと同じで食事に招待をしようかと突然ですが伺いました、朝早くご迷惑をかけています」
日向親子が会釈する。
「あのーこちらの方は日向さんのお姉さんですかね?」
みんなが八木さんを見る。
「イエ当家とは関係ありませんよ」
日向(母)さんが言うと俺の姉がまた暴走する。
「マサシなんだって年上としたんだい、私より年上を義妹とは言えないじゃないか!」
すると母が言う。
「お名前は伺って居ませんが、愚息のの行い本当にすいませんでした、なにぶんにもまだ未成年なので、18まではお待ちくださいね、そうそうお腹の赤ちゃんの養育費はマサシに払わせますので安心してください」
「いえいえお母様、私も違います」
八木さんが首を左右に振って否定してはなしだすが、勘違い母は聞き入れずに暴走。
「まあまあ、確かにこれ程居ますと話し合いが進みませんね、マサシの部屋でお待ちください、終わりましたら呼びますので、マサシこちらのお嬢様とよく話をまとめて置いてね、後で呼びに行くから」
「いえいえ何かと大変そうなので、後日来ますよお母様」
「もおお母様呼び、本当にマサシの嫁になるんだな」
「お姉ちゃんが増えるのね、うれしい!」
おいおいそこの姉妹よ、話は最後まで聞け勘違いするなよ。
「ハハハ八木君大変だな、この間の報告に来たのだろう。
なんならワシが代わりに話してあげようか?」
「イエ長官、私が請け負った事ですので、これからの事がありますし、キチンと話し合いをしておきます」
「ならば、我々はお暇しよう、日向さんはどおする?」
「えぇ帰りますよ、まさか今日が報告日何て知りませんでしたから、改めて後日誘いに伺います」
「ほう後日食事の誘いにね」
「そちらこそ」
何故か二人の間に火花が見える。
「ではお母さんそれにマサシ君、また後で誘いに来る、連絡は娘にさせるのでぜひ招待を受けてくれ、それじゃお邪魔しよう」
奏凪さん親子は帰って行く。
「なら私達も帰りましょう、さくら帰るわよ!それでは、今度食事に誘いますのでよろしくねマサシ君」
「また学校で会いましょう」
そお言って日向親子が帰って行く。
残ったのは我ら親子と八木さん!
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