第21話 五体目!
俺は扉の前にいる、少し開けてみたが結構なゾンビが、エントランスに集まって来ている。
「おかしい、何故ゾンビが集まって来るんだ?」
スクリーン裏からの発生もそうだけれど、此処に集まって来るのも原因がわからない、それでも帰らなければこの金塊を交換出来ない。
「ゴールド級とかは、この位でも簡単に戻って行くんだろーな、一度は見てみたいね上位ランクの人」
俺は意を決して扉を開いて駆け出す、とにかくこのエントランスからの脱出を目指す。
何mも無い空間を抜け出して、通路に出られた。
後ろを向くと、ゾンビが追いかけて来る。
ただ歩きだから遅い。
「さあてと、もお一度ツッコミますかね!」
今度は先が、突き当たり!それでも行かないと、魔石が拾えない。
「よし行くぞ」
また入る俺、襲て来るゾンビ、骨になるゾンビ、骨が魔石になる。
何往復しただろう、全てのゾンビを倒した。
そして白い魔石を拾う、・・・嘘〜またまたゴールドスライム
何故かゾンビの魔石を食べているゴールドスライム。
「倒していいんだよね、死ね俺の魔石を食う奴!」
また霧吹き機で殴ってしまった、そしてパーンと弾ける。
さっきよりも大きな金塊が俺の手元に来る、999.9の刻印。
「俺は今日死ぬのだろうか、一人でゴールドスライムを独占するなんて」
全ての白い魔石も拾って下に行く、二階は人が結構居るがゴールドはいないみたいだ。
一階について外に出るテントの前は人だかりがかなりある。
チーフさんと目が合う、心が通じたのか他の人に変わって貰って俺の方に歩み寄って来る。
「サダさん何かありました? まさか」
俺は頷き、チーフさんの前にチョキを出す。
「チョキまさか二体ですか」
俺は静かに頷く。
「場所はどこですか?」
「最初の三階映画館の中とエントランスです」
俺は小さい声で答えた。
「物は腰袋の中ですか?」
俺は外してチーフさんに渡す。
「他の魔石も有りますが、中に2つ入ってます。もし良ければ休んでまた夜来ますのでその時に清算をお願いします」
「分かりました、私が責任を持って預かります、そうですね預かり証はこれです」
そお言ってチーフさんは無言の万歳三唱をする。
中の人達も一緒に無言で手を上げてくれる。
「みんな分かったみたいです、では夜に来てください、その頃には空いていると思います」
チーフさんは、テントに帰って行った。
俺は駐輪場の自分の自転車で一時帰宅、お母さんに夜7時に起こしてくれと言っておく。
本当に疲れた。
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「チーフやっぱり出たんですか?」
もお一人の受付が聞いて来る。
「聞いてくれる、二つだって」
「へっ」受付嬢が固まる。
「私も色々なダンジョンの話を会議の時に聞くけど、今度は語る番の様よ」
そしてチーフは袋の中を見る、白の魔石に隠れて金色の物体が、二個の袋に別々に入っている。
「フフフ、別々に入っている、確実に二個あるわよ、三個目でさえ対記録その上が二個金銀は確実に独占ねうちのダンジョン、もお一個見つかれば一日の回数も新記録ね。
「チーフそれフラッグです、彼は帰ったのでもう出ませんよ、まさか別人が持って来るんですか?」
「違う違うわよ、例え話よ」
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彼女達は知らない立ったフラッグは回収されるという事を!
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