第14話 何故か増える人数!
「チョット待ったー、お兄ちゃん! 美味しそうな話をしているね。
妹を置いて行くとは夜は家族会議かな」
何故お前が居るんだ妹よ、それよりも家族会議ってなんなんだ?
「俺は何もしていない、それに家にはそんな会議は一回も無いよ」
「プププ、今決めたに決まっているじゃ無い、私を置いておいて他の女の子にご飯を奢るなんて、ハーレムパーティーを作るのかな!」
俺の後ろの女子達が引く足音がする。
後ろを向くとお前達もかよ、親友よ。
前を向き妹に言う。
「ヒデミ兄ちゃんはこれからダンジョンの会議だ、お前は帰れ!」
「帰っても良いけど帰ったら確実に家族会議になるからね!」
妹と対峙する。
「なら家族会議にならない条件はなんだ!」
「私を含む友達三人も参加する」
「お母さんがお前の帰りを待っているぞ」
「お兄ちゃんもね」
妹と睨み合い、後ろで見ていたハルトが後で言ってきた、火花が散っていたと、ユウマは龍虎の姿が見えたと!
「分かった、ファーストフードでセットメニューな」
「お兄ちゃんありがとう、友達と仲良く出来る」
今度は後ろを見る。
「待ってサダ君、ファミレスじゃないの!」
「そうよ、みんなファミレスのメニューに頭が一杯よ」
「そうだぞマサシ、俺達との約束はどう成ったんだ!」
なんでみんな必死なんだ、対して変わらないだろう?
「ならファミレスに行くよ、デザート無しな」
「「「「「ぶぶー」」」」」
「サダ君男の価値下がるわよ」
「そうよ、爆下がりよ」
「そうだサダ、将来ハーレムを築くなら小さい事を言うなよ」
「やっぱりハーレム作る気なんだ!」
「待て待てお前ら、それにヒデミも待ってくれ、ファミレスで食事、デザート一品とドリンクコーナーをつける、ただしみんな同じメニューな」
「賛成」
「「「「「賛成」」」」」
どうにかまとめてファミレスに向かう。
「妹ちゃん私奏凪メイよ、よろしく」
「先輩よろしくお願いします、妹のヒデミです、この子達は影山ミクちゃんと平尾スミレちゃんです」
「先輩よろしくお願いします」
「同じくお願いします」
「妹はやっぱり新鮮ね、私も妹欲しかった」
「先輩姉妹は居ないんですか?」
「ウチは男親が冒険者で行方不明よ、だから母と私しか居ないの」
「ああウチもです、お父さん行方不明になってます」
「そうかなら今後は私の妹と思うわね」
「おおメイ大胆な発言だな、彼女が妹ってサダと結婚するのか!」
「そんな事ない例え話だよ、そんな気は無いし今日は奢って貰えるからついて行くだけだよ」
「またまた大胆な発言よメイちゃん」
「何がだサクラちゃん?」
「だってついて行くって、プロポーズの後の返事だよ。
貴方の後をついて行きますってね」
「うわー」
「すごい」
「「「きゃーきゃー」」」
後ろがうるさいが無視してファミレスに歩く。
着いて中に入って、ただ人数が多いので席は分かれて座る。
男四人と女の子は四人と五人に分かれる。
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