第13話 土曜日の話し合い!

翌日も朝起きて放課後はダンジョンに行く。

そして土曜日、午後からは友達とダンジョン情報を教えてもらう。


授業が終わってみんなと相談。


「なぁ何処かで飯でも食べながら、話し合わない」

「奢りならいいぞ」

「「オウ」」

チャカリして嫌がる、でも情報料だと思えばいいか。


「価値ある情報なら俺が会計する! もし無価値なら割り勘な」


「俺のは価値が絶対ある」

「俺のも大丈夫だよ」

「俺のは・・・勝負だサダ!」


「ユウマは何でキレてんの? お前おかしいぞ」

「だって、価値が無いと決めるのはサダ君だろう、なら割り勘と言われたらどおしようも無いからさ」


「そう言われれば、そうだなサダの判定だなソウタ」

「そうか、サダ判定かなら確かにどうとでも取れて割り勘になるなハルト」

三人が俺を見る。


「分かった、一人でも価値があれば全員に奢るよ約束だ!」

「やった、粘り勝ち」

「お前本当に調べて来たのかよユウマ」


「調べるには調べた、ただ自信が無い被るかも知れないしね」

「とにかくみんな、その辺のファミリーレストランかファーストフードどっちにする?」


「ファミリーレストラン一票」

「二票」

「三票」

「では満場一致でファミリーレストランに行きます」


すると隣で聞いていた女子達が話しかけて来る。


「なになにサダ君の奢りなの、私達にも奢ってくれない」

「早々、お腹が減って帰れません」

早速のたかりが隣にいた、家だけで勘弁してくれよ。


「ほら男子だけだと花がないでしょう、ユアと私で花に成ってあげるよ」

「早々メイと私がいれば、男四人よりも場が華やかになるよ」


「花って雑草だろう、なあハルト」

「いや毒キノコかもしれないぞ、ソウタ」


「失礼よサダ君達!そっちは四人ね、ええと後二人見繕って来るから玄関で待っててよ」

「そう待っててね、すぐ行くから」

言うと、他の女子に話に行く二人。


「取り敢えず、玄関で待って居ようよ」

「そうだな、期待しないで待って居ようか」


四人で玄関で待っていると、あちらも四人で現れると思ったら六人だ。


「お待たせしました、あなた達を引き立たせるお姫様を連れて来ました」

「ならメイさんはメイド長かな」

「いや、魔女でしょう」

「シンデレラの?」

「あれは魔法使い、魔女は赤ずきんちゃんだよ」


「キサマら、奢りはお土産つけろよサダ君!」

何故俺に被害が来るんだ、メイド長て言っただけなのに!


「まあ良い、改めて自己紹介するね! まずは私奏凪メイです」

「私は会田ユアよ」

「村崎アオイです」

「次私、ええと相田リンです」


「えぇ今自分の名前思い出したの?」

「なんで〜」

「そうだりんてね、マサシね」

「いやハルト相田と言う苗字だと思うぞ」

「ならごめん、続けて」


「まあ許そう、相田リンですよろしく」

「隣のクラスの日向サクラです、よろしく」

「すいません隣のクラスで、メイちゃんと近所の高本ナオと言いますよろしく」


「なら俺達も改めて自己紹介するね、今回のスポンサーになるサダマサシです」

「よしマサシの奢り決定、俺は岩田ハルトです」

「次俺は相沢ソウタです」

「近藤ユウマです」


「では自己紹介が終わったので、近くのファミレスに行きます。

メニューはなるべく統一でお願いします」


「サダ先生デザート付けて良いですか?」

「ユウマ、サダ先生ってなんだよ、一応は許可する」


「サダ先生ドリンクバーOK」

「君もか奏凪君、話が長くなる予定なので許可します」


すると突然裏から声が聞こえる。


「チョット待ったー、お兄ちゃん!」

後ろを振り向くと妹が居た。
















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