第6話 宝箱の中身とドロップ品!
次は宝箱の中身だな。
色々あるが、武器に防具それと何かの巻き物に、何かが入った球や四角それに三角形の固形状の物などがある。
何かが上がる種とドロップの品も同じ様だ。
武器は刀やナイフ、弓に斧などが有り、防具も鎧や盾などがあるみたいだ。
買い取り商品を売っているのは、中級ダンジョンや上級ダンジョンの周りの買い取り専門店で販売もしている様だ。
魔石と違って一品物なので個人売買が主に行われていると言う。
それと同じ形でも性能が違うので、千差万別だと書いてある。
「よし明日から宝箱やドロップ品を探してダンジョンに行こう。
「ご飯よ」
下から声をかけられたので部屋から出て下に行く。
「アンタ風呂入ってきな、匂う」
そうかと思うも一度風呂に入って食堂にいく。
「ハイハイ、座ってね。それではマサシの初ダンジョンを祝って乾杯」
「おめでとうマサシ」
「お兄ちゃんおめでとう、私のデビューするまで行方不明にならないでね」
妹よ不吉なフラッグを立てるな!親父とは違う俺は小心者だ。
「まぁ大した事無いけど頑張るよ、ただしお金は俺の物だからね!」
その瞬間に、箸やコップが床に落ちる。
「何言っているの、お父さんがいない家では貴方が大黒柱よ」
「そうだマサシ、今までは私が少しだけ家に入れてたけど、これからはお前の時代だ。それに私も嫁に行く!」
「え〜いつ相手出来たの?」
俺のツッコミに姉は。
「遠い将来の事を、今言ってみただけだ」
「お姉ちゃん私ビックリした、大学出たら結婚かと思った」
「お母さんも驚いたわよ、でも遠い将来なら納得するわね」
この言葉に俺は可笑しくて笑い出す。
「お母さんも言っては駄目だよハハハ」
「お兄ちゃん笑いすぎよ」
「貴様マサシ覚えていろ、ダンジョンで後ろから殴ってやる」
「姉さん姉さんPKは禁止ですよ、冒険者証取上げですピッピー」
俺は口で笛の真似をする。
「兎に角お前はこれから私と潜らない時は気おつけろよ、後ろにも目を付けて歩く様に心がけろ」
姉の言葉にビックリするが、一応聞く。
「そんなにPK多いの?」
「いない事は無い、ただ見つからないから誰も捕まって無いんだな」
「そうなんだ、アルバイト感覚で潜ると危ないのか?」
「あそこは大丈夫だぞ、元はショッピングモール、監視カメラはまだ生きているからな、スライムも食べれないみたいだから」
「分かった、早く慣れて誰か仲間を見つけてみる、それとも同級生でも誘うかな」
「まぁみんな上の高校はエレベーターで上がれるから、暇を持て余しているかもな。
ただそこで行方不明になったり大怪我したら後味悪いから、知り合いは相手から話が来てから考えた方が良いぞ」
「なら黙って放課後から潜る様にする。お母さん帰り遅くなるからね」
「ハイハイ一杯稼いでね、そしてお金を家に入れてね」
「私にもお小遣い頂戴、友達と遊びに行きたいから願いよ、妹からね」
全くコイツは抜け目ない奴だ。
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