我々の過保護が加速してしまいます

その後、暫くして古賀くん達が合流した。

仲違い気味の2人。蘇我さんはしかし、謝ることなくただいつも通り接していた。

それに対して灰田さんが不機嫌になるわけでもなく、今朝方と変わらない様子で対応をしている。


それからの時間の過ごし方は全員の学力について話し合ったり、得意不得意を話し合ったり。学園生活を送る上で必要な情報の収集に勤しんだ。


勿論俺は脳がもう追いついてくれず話に置いてけぼりだった。けど、内容を綽々と噛み砕いたりまとめたり話したりできるみんなに任せてあるから必然と焦りはなかった。


むしろ休んでいていい、と言われ安心して脳を休めている。みんな優しい。灰田さんは相変わらずいい意味で簡潔に、わかりやすくまとめてくれている。


「……」

「………」


時は夕刻。もう流石に初日から学園に居残ってるのは俺たち位しかいない。それ程までに静かな帰り道。

初めての集団下校。

人数は自然と前と後ろに振り分けられ、後方を歩くのは俺と灰田さんの2人のみ。他3人は前を談笑しながら歩いている。が、俺たちはそんな光景をみながら微妙な沈黙を維持して歩いていた。


多少仲良くなった…と言うか自然な形で喋れるようになっては来ているが、まだ全然こうした空気感になってしまう。このよそよそしさはあまり心地がいいものではない。


「ねぇ灰田さん」


ならばだ。そう思うなら、自ら動くしかない…ので、取り敢えず呼びかけてみたんだけど…。


「……ん、なに?」


ボーッと歩く灰田さんは遅れてそんな俺の言葉に反応した。


さぁここからたくさん話すぞーっと言う気持ち。

喉を通ろうとした声。

けど、それは詰まった。

キュッと声が出なくなる。

緊張してーーではない。ただ単純に、何を話題にして話そうか、まだ決まっていなかったのが原因だった。


何かないかと目だけ動かして、目についたのは夕日。


「夕日ってどこから見てもあんま変わんないんだね」


紅い空に浮かぶ綺麗な太陽を指差して言うと、灰田さんはふふっとおかしそうに笑った。


「なにそれ。…そりゃそうでしょ。あくまで夕日って地球と太陽の位置関係でできるものだもの。斜めから見たからって三日月になんてならないわ」

「そ、そうなんだけどねっ…うん……」


あまり目的がない会話。

なんだか話すのが難しい。


「……」

「………」


所謂気まずい沈黙が漂う。

それは灰田さんも感じ取っていたのだろう。


「…そう言えば…このチームで生い立ちみたいなの聞いてなかったね。華園くんってどこに住んでたの?」


灰田さんはうまい具合に空気を包み込んで言葉を生み出す。しかし、生い立ちかぁ…。


「俺はぁ……森の奥、かな」

「え、森? ターザン…いや違うわね。村的な…?」

「いや、村ではないかな。じっちゃんと2人っきりで暮らしてた」

「ん、ん…? どうやって…暮らしてたの。電気も何もないでしょ」

「……そうだね。ないね、てか電子機器ってを自身の所有物として触れたのも今日がほぼ初めてな気がする。それまでは自給自足かな…イノシシとかクマとか倒して、野草を食べたり、魚食べたり…。塩だけはどっかから持ってきてたみたいだけど調味料もそれくらいだったな」

「さ、サバイバルだわ…。サバイバルの環境って人間の本能とか能力の限界をストレスが高めてくれるから個体的に強くなりやすいって聞いたことがあるの。実際華園くんのカタログスペック的な話だけど強そうだし、なにより敵意のある生物との対戦経験がある…」


感慨深げになぞる見解。

その行き着く先は単純な疑問。


「けど、華園くんはなんで森で修行みたいなことを? 能力発現したから強くなっておこう…的な?」


そう言われて、俺は少し昔を思い返してみた。でも、もう物心がついてからはじっちゃんと暮らしていた。ずっと一緒。むしろ、それ以前の記憶が全くないし思い出せない。


「…そういやぁ親の顔って知らないな……」


小さく呟く声。灰田さんとの話す距離の近さが仇となり耳に届いてしまう。


「ご、ごめんなさいっ」

「え? あぁいや、謝んないでよ。別にそういう話じゃないから。単純にー、うん。なんというか、ずっとじっちゃんと一緒だったから、そう言えばなぁって思っただけ。……俺はぁー修行的な事はしてたけど、じっちゃんに言われてってのと遊び感覚でしてた感じかな」

「修行が遊び……まぁでも、森の奥の娯楽ってあんまり多くはなさそうだもんね」


灰田さんの一言は的をいていた。

とっても、深々と。


「え、ほんとに少ないよ。寝るか木の枝で小さな建物作るかとか武器を作るかとかそんくらい」

「よく、森を出たいと思わなかったわね…」


そんな不思議そうに問いかけてきた灰田さんの一言を聞き「言われてみれば確かに…」と少し心のうちで考えた。


森の奥。

美味しいものもなければ安全な食料もない。

毒キノコ食べた時は死ぬかと思った。

川にはヒルがいるし、森を歩けば野生動物と出会す。

心の底から楽しめた娯楽といえば、じっちゃんとの修行と、じっちゃんと囲む食事の場くらい。


逆に、今日歩いてきた道すがらにあったものも含め、自分の知らない世界はこんなにも広がっていた。

その世界は森の中なんかよりもずっと安全で、凄く気楽に生きていけてしまう。

比較すれば、間違いなく森の奥での生活なんて見劣りしてしまう。


ただ、それは今思えばの話。

当時の俺の感覚ではそんな事気にならなかったと言うか、外界の存在を忘れていたに等しかった。


「森にいた時はなんにも知らなかったから、外がこんなだって。だから森での生活は不思議と嫌気みたいなのはなかったよ」


思い出しながら呟いた言葉に灰田さんは感慨深そうに指を顎に添えた。


「なるほど…。確か…そう言った外界との情報がほぼ遮断された国の幸福度の研究結果があったわ。その国はのちに情報の流通が増えたんだけど、それより前の方が格段に幸福度が高かったとされているわ。知らないからこそ充実感を感じられる枠がそこで完結していたのね…」


そう見解を話す灰田さん。

そんな彼女をみて俺は何処かで一度聞きたかったことを聞くことにした。


「……ねぇ灰田さん」

「……なに?」

「…そういう言語化能力? 聞いたりした情報を感覚的にじゃなくて論理的に? 解釈して、他の情報と結びつけるやり方ってどうやってるの? 後、知識量高そうだし、どうやって高めたのか知りたいっ」


興味津々とむけた瞳。重なる視線に灰田さんは少し目をずらして「難しいわねぇ…」と唸った。


「一応…解釈と見解に関しては、華園くんの私に対する質問の仕方とかの感じもうできてる気がするんだけど…」

「え、そう? まじ?」

「んー。でも意識的にというか直感って感じなのかな…。多分アウトプットする経験数が足りてないだけかもしれないわね」


今日は知らない言葉がよく溢れてくる日だ。


「あ、あう、とぷっと…」

「この場合、頭の中で考えて終わり、じゃなくて、口に出して論理的に話す経験のこと」

「あー…灰田さんみたいに」


そういうと灰田さんはまた少し唸りながらも「うん」と頷いた。


「私のこれはもう癖というか、アウトプットの訓練でついちゃったものだから」

「そうなんだ……」


じゃあ。


「灰田さんって元から頭が良かったわけじゃないの?」


そんな口ぶりからもしかしたらと思い生まれた疑問。それをバカ真面目に聞いてみると、灰田さんはおかしそうに笑いながら手を「ないない」と横に振った。


「私だって元は馬鹿だったのよ。それが嫌で勉強して頑張っただけ」

「つ、つまり。やろうと思えば俺は灰田さんになれるってことか!」

「まぁー、そうねぇ。けど、私なんかよりも参考になる人なんて山ほどいるわよ」


灰田さんが指す人物はいわば大々的に露出している人の事なんだろう。露出すると言うことは、それだけ秀でたものを持っていると言う証。

雑誌に載る人もいればテレビに出てる人もおる。場合によっては本にも。


「でも身近には居ないじゃん」


俺は、ただそう思ってしまった。


「……それは…そうだけど」

「俺は思うんだ。やっぱりサンプルって近くにある事が一番重要だって。聞くよりも目で見て学べることも多いし。だから、灰田さんは俺の師匠にならないといけない」


そう言い切って目をじっと向けると。


「もー、私師匠って器じゃないってー」


灰田さんは顔を背けて口を軽く尖らせた。


「……ねぇ、師匠ってどういう勉強してたの? 知識って大体分野毎にまとめて学ぶから時間がかかりそうだし、あまり知られていない雑学みたいなのを学びきれなさそうじゃん。でもそこんところ師匠は広いというか…」


知識の広さが灰田さんにはある。

そう感じた出来事をあえて挙げるとすれば俺の足の速さの計算だ。


能力使用時の速さを計算する際、まず、走り切った結果だけではわからないと言う事で周囲にあった木の情報を扱おうと考える思考力。

その次にその発想をしっかりと活かせるようにスッと出してきた木の大きさ。


更に植え付ける時の間隔の長さを仮定する事で、不足していた距離情報を保管してみせた。

そしてそこから導き出された結果。

それだけでも十分なのに、それを比較する元データへの理解(速度特化の能力保有者が発揮できる速さのデータへの理解)もあった。


分野に関しては離れ離れのはずなのに、しっかり扱えていた。



そんな疑問に灰田さんはちょいと空を見上げながら言う。


「まぁ…それこそ勉強よ。気になるもの、好きなもの。自主的に学ぶ姿勢はもちろん、他動的な情報…誰かに教えられた事を更に深掘りして自主的に学んでいく。そうしたら自ずと頭に定着していったわ。言うなれば時間と意欲が身につく勉強の鍵…なのかな?」

「時間と意欲…」

「こればっかりはやっていかないと身につかないわね」


でも、と灰田さんは俺を見ながらいった。


「華園くん地頭は良さそうだし、なんだかんだですぐ身につくと思うわ」

「地頭…」


そのフレーズはよく頭に残っている。

じっちゃんが言ってくれた言葉。


「じっちゃんにも言われたや。お前は馬鹿だが地頭はいい、って」


あの時のじっちゃんを思い出して、声をガスガスにシワがらせて真似をする。すると灰田さんは、あははっと肩を揺らしながら笑った。


「ねー声をワザとしわがらせないでー」

「俺はもうじっちゃんの声じゃないと喋れない体に…」

「あははっ、もーまたぁ。急にそんなのされたら笑っちゃう。私案外ツボ浅いのよ」


声真似位で笑えてしまうなんて、ほんと笑いに相当するポイントが低めなんだろう。

古賀くんはそんな情報を目ざとくキャッチした。

前方3人組の中からフェードアウトし「灰田ゲラなんかー」と後ろ歩きでやってくる。


「じゃあ布団がふっとんだー」

「古賀、あなたつまらないわ」

「あかんかぁ…」

「どこにウケる可能性を見出したのか小一時間聞いてみたいわ」


心底分からないと言った様子の灰田さんの表情に、古賀くんはしかし、言葉と裏腹に動揺や落ち込みもせず俺たちの歩幅に合わせて歩いていた。


「なぁ」


そうした中でポンっと古賀くんは言葉を吐いた。


「蘇我、リムジンで来てるの知ってたか」

「リムジン…?」

「…あー、華園はあんましらんか。なんつーか、金持ちの車、スッゲーかっけーやつ」

「ほへぇ」


どんな車なんだろうか。

想像のつかない俺。

それとは反対に、灰田さんは目をパチっと開き、輝かせていた。


どうやらリムジンに憧れているそうで、特にリムジンの中でジュースパーティーやアフタヌーンティーパーティーをする事が夢だそうだ。


「見た目は優雅、中身はクッソ庶民」

「クソって何よ!」

「いや、大阪のクソはこんな感じで使ったら貶し言葉じゃなくて凄いとか、とても、みたいな表現に変わるんよ」

「「へぇー」」


それからも続いた帰り道。

灰田さんのリムジン乗車計画について話していると、あっという間に目的地に着いた。


目的地は学園正門付近。


その前方には関係者のみ利用可能な学園内道路が広がっている。


そこをゆったりとした速度で進みくる黒塗りの車体。それは体がとても長く、けれど細い。

鳥の形のボンネットエンブレムが、落ちる手前の夕日に反射して赤くキラリと輝いた。


そうして目の前で緩やかに、そして静かにリムジンは停止する。静止中の音はほぼ聞こえてこない。

暫くして、運転席のドアがゆっくりと開くとそれに合わせて1人、脚を外に踏み出した。


カツっという革靴の音と共にスッと現れた人ーーおじいちゃんの姿勢は、歳を感じさせないほどにとてもピンとしている。

白髪の髪はオールバックに。剃られた髭は、この人の生きた年数を色濃く示している。

着こなしている燕尾服はこの人の格の高さを更に演出していた。


全体的に…そう。

言うなればスマートな方だ。


「…お嬢様、お迎えにあがりました」

「お疲れ様じいや! 今日も苦労をかけるわ!」

「滅相もございません。私目らのわがままでございます故」


とても畏まった言葉遣い。

ツラツラと淀みなく出てくる言葉たちに歴を感じる。

そしてまた、この言葉たちが本心から出ているというのも何処か感じられた。


「ありがとう! とても嬉しいわ!」


蘇我さんの感謝の一言にじぃやさんは感涙していた。それを観測した瞬間のこと。

じぃやさんは胸ポケットからシュッと取り出したハンカチで涙を拭いた次には、目にも止まらぬ速さでとんがり帽子のように折りたたみ、定位置に戻していた。

その後の表情に感情の震えは残っていない。


切り替えがすごい。


そんなじぃやさんの一挙手一投足に見惚れていると蘇我さんが声を上げた。


「みんな! 私専属の執事、じいやよ!」

「じいやで御座います…どうぞお見知り置きを」

「「「「あっ、どうも」」」」


姿勢良く会釈するじいやと呼ばれた執事の動きに釣られて会釈をする俺たち。

この人が前に立ち、その動作をしただけでこっちも同じ事をしないといけない。

そう思えてしまう程に強い圧を感じた。


「執事やば…めっちゃかっこええ…」

「そうね…私の夢の1ピースが思いもよらぬところで埋まったわ。次はお茶を注いでもらう事だけど…」


古賀さんと灰田さんとのコソコソ話。

しかし残念! 蘇我さんは地獄耳だ!


「じぃや!」

「かしこまりました」


じぃやさんも地獄耳だった!

この人たちの前では隠し事なんて出来なさそうだな!


蘇我さんの一声に無駄のない足捌きでリムジンに向かってすぐ、じぃやさんは高級感のあるお盆にティーカップとマカロンを乗せてやってきた。


「ではこちらを…」

「い、いやあの!」

「ご遠慮なさらず」

「あぁ…じゃあ遠慮なく…」

「華園覚えとけ。人間、願望が叶う時は遠慮なんてなくなるってこと」

「うん、目に焼き付けとく」

「やめてよもう!」

「アールグレイで御座います、こちらのマカロンと合わせてご堪能ください」

「はい………」


一部始終を見ていたが、人間そんなものだろうと元から考えていた。それに、幸せそうにマカロンを齧りお茶を飲んでる灰田さんの姿を見ていれば別になんだっていいやと思えてしまう。


「ティーカップは抄子に上げるわ! 後、じぃや!」

「はいお嬢様、こちらですね」

「ええ合ってるわ! 流石ね!」

「ありがたき幸せ…オヨヨ」

「抄子! 受け取りなさい! マカロンの詰め合わせよ! 今日は悪かったわ! 意地っ張りでごめんなさい!」


今日は悪かった。

俺は蘇我さんの口からそんな言葉が出てくるとはもう思っていなかった。

譲らない考え、だから再開しても謝るような素振りがなく、それが蘇我さんの答えだと思っていた。

だからだろう。


その言葉を向けられた当の本人も面を食らった様子だった。そうして少しの沈黙の後、灰田さんは言葉を紡ぐ。


「……許します」

「ありがとう!」

「だけど。だけど、次自分を貶す言い方したら1日口聞かないから。自分の心もちゃんと大切にして」


灰田さんの言葉。

それを受けて蘇我さんがーー


「お、お嬢様、貶す言い方とはどう言った経緯があっての事なのでしょうかっ」


蘇我さんの執事、じぃやさんが先に声を発した。


「静かにしなさいじぃや!」

「ダメです。お父様よりそのカードは無効化して良いと許可が下りております故」

「話す事じゃないわ!」

「ですからお嬢様!」


ひたすら食い下がるじぃやさんの詰問。

それに動じず、蘇我さんは声を上げる。

背の高い壁が目の前にあって声が多少くぐもるが、やはりあの声は全然貫通してくる。


「みんな! じぃやも含めうちの人間は私に対して酷いくらい心配性なの! ありがたいけどかなり過保護ね! たまに鬱陶しく思う時もあるわ!」

「お嬢様っ、そんな調子では我々の過保護が加速してしまいます」

「もう鬱陶しいわ! 1m離れなさい!」

「かしこまりました」


じぃやさんはそう言われ、大きく2歩。後ろと横に向かって脚を旅立たせ、軽やかに蘇我さんの隣に足を揃え置いた。

蘇我さんはそれを見てから続けた。


「でもみんないい人達よ! もし関わりがあった時は遠慮せず頼って頂戴! それが蘇我ファミリーの特権よ!」

「「「「ここにきて蘇我ファミリーの伏線回収」」」」

「お嬢様、蘇我ファミリーとはどう言ったものなのでしょうか」

「彼らも同じ蘇我家の者として扱うと言う事よ! 問題事含め私が対処するし彼らの信用を保証するわ!」

「…流石にそれは気随が過ぎるのでは」

「お父様には連絡済みよ!」

「「「「まさかの公認」」」」

「それは大変失礼いたしました。では、御意に。…皆様の中でリムジンの手配が必要な方はおられますか」


俺たちはそんな至れり尽くせりの好意を目の前に、遠慮する事を選択した。

そもそもその必要がなかったと言うのもあるが…。


「古賀くん」


遠のいていくリムジンを目の前に、俺は一言古賀くんに声をかけた。


「んー?」

「人って…大き過ぎる好意には申し訳なさがついてくるもんなんだね…」

「あぁ。気持ち的に返せる借りと返せない借りってのがあって後者がこれやな」


世の中には学びがたくさん転がっている。

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