第4話

しかし、ある日を境にしてその英雄譚は語られなくなったのである。

それは魔王の襲撃から国を救った後のことである。彼はその後忽然と姿を消したのだった!

「ねえ、エミリー?」

そんな彼の突然の言葉に彼女は反応し、辺りを見渡す。

「ん?何?」

「この羊皮紙には『異世界人召喚』以外にもある能力のうち、何か聞きたいことがあればお申し付けください!と書かれているんだけど・・・」

「・・・で?」

そんな僕の言葉に彼女は少し引きつりながら答えるのだった! そんな僕の言葉に素直に感謝を示す彼女であった。

「うん。だから・・・その~ね」

「・・・うん」

僕は彼女の言葉を待つことにした!!だってさ?

「その~何か困ったことがあれば助けを求めます」

そう彼女は言ったのである。

「え?それだけ?」

そんな僕の言葉に彼女は少し不満そうに、そして、どこか恥ずかしそうに答えるのであった!

「うん・・・それだけ」

そんな彼女の答えに僕は素直に感心したのだった!だってさ?こんな羊皮紙一枚でそんな凄い能力が使えるようになるんだよ!!もうそれだけで十分じゃないかい?それに、

「・・・それにさ、この羊皮紙は私以外の人には見れないし、それにこの羊皮紙は貴方しか触れないし、それにこの羊皮紙は私しか持てないし」

そんな彼女の力説を僕は素直に感心した。だってそうだろ?そんな凄い能力があればさ?もうそれだけで十分じゃないかな!?

「・・・でさ。その~ね」

「・・・うん」

そんな僕の言葉に彼女は少し引きつりながら答えるのであった!! そんな彼女の言葉に僕は思わず聞き返した!

「え?」

「だから・・・その~ね」

「・・・うん」

「この羊皮紙は私以外の人には見れないし、それにこの羊皮紙は貴方しか触れないし、それにこの羊皮紙は私しか持てないし」

彼女の言葉に僕は納得した!だってさ?それだけ凄い能力が使えるようになるなら十分じゃないかな?

「うん。そうだね」

そんな僕の言葉に彼女は少し引きつりながら答えるのであった!そして、

「でさ。この羊皮紙には『異世界人召喚』以外にもある能力のうち何か聞きたいことがあればお申し付けくださいって書いてあるんだけど・・・」

「そっか~でも、もう十分じゃない?」

「・・・え?」


「この羊皮紙は僕しか触れないんでしょ?だったらもうそれだけで十分じゃない?」

「・・・え?」

そんな僕の言葉に彼女は少し引きつったように答えるのであった!

「うん。だってさ?それだけ凄い能力があれば十分じゃない?」

「・・・え~と」

そんな僕の答えに彼女は少し不満そうに答えたのだった!そして、

「でも、この羊皮紙は私以外の人には見れないし、それにこの羊皮紙は貴方しか触れないし」

彼女の言葉に僕は納得した!だってさ?それだけ凄い能力があれば十分じゃないかな?

「そっか~でもさ。この羊皮紙は僕しか触れないんでしょ?だったらもうそれだけで十分じゃない?」

そんな僕の答えに彼女は少し不満そうに答えるのだった!そして、

「でさ。この羊皮紙は私以外の人には見れないし、それにこの羊皮紙は貴方しか触れないし」

そんな彼女の答えに納得した!だってさ?これだけ凄い能力があれば充分じゃないかな?

「・・・でも、それだけ凄い能力なら十分じゃない?」

そんな僕の言葉に彼女は少し引きつりながら答えた!そして、

「・・・でさ。この羊皮紙には『異世界人召喚』他にもある能力のうち何か聞きたいことがあればお申し付けくださいって書いてあるんだけど」

そう少し不安そうに言う僕に彼女は何か不満そうに答えたのである!

「・・・でさ。この羊皮紙には『異世界人召喚』他にもある能力のうち、何か聞きたいことがあればお申し付けくださいって書いてあるんだけど・・・」

そんな僕に彼女は更に不安そうながら言うのであった!!

「こんなんじゃ足りないよね?」

「・・・え?いや~充分じゃ・・・というか、もうこれで良いんじゃないかな?」

そんな僕の答えに彼女は少し不満そうに答えるのであった!そして、

「でもさ?この羊皮紙は私しか触れないし」

「・・・でもさ~これだけ凄い能力があるなら十分じゃ・・・」

そんな僕の答えに彼女は少し不満そうに答えるのであった!!そして、

「でさ。この羊皮紙には『異世界人召喚』以外にもある能力のうち何か聞きたいことがあればお申し付けくださいって書いてあるんだけど・・・」

そんな彼女の答えに僕は安心した!!だってさ?これだけ凄い能力があれば十分じゃないの?それにもう彼女は能力も要らないんじゃないかと思った僕が居たのであった。だからエミリーに声をかけたのである。

「あのさ?もうこれだけ凄い能力は充分だと思うから、後はこの『勇者』の能力だけにしてもらいたいんだけど。お願いしていいかな?」

「・・・え?それって・・・どういうこと?」

そんな僕の言葉に彼女は引きつりながら答えるのであった!!

「いや。だからこの『勇者』の能力だけにお願いしたいんだけど」

そんな僕の答えに更に不満そうに答えた彼女である!

「そ、それって!!私が戦わないって事かな!?」

そんな彼女に僕は強い口調で否定したのだった。

「そうじゃないんだ!!違うんだよ!!」

それは今から30年前に遡ります。私の息子はこのギルドの前で突如亡くなってしまいました。

「え~と、なんでしょうか?」

そんな私の言葉に娘は私に淡々と答えるのでした。

「いえね~息子を生き返らせて欲しいのですが・・・」

私は思わず息子の遺体の方に視線をやります。なぜならそこに居るはずの無い息子の姿が見えたからです。

「・・・は?」

そんな私の言葉に彼女は少し不満そうに答えるのです。

「いやだから、このギルドの前で亡くなった私を生き返らせてほしいのですが」

「・・・は?」

そんな私の言葉に彼は少し不満そうに答えるのでした。

「いやだから、このギルドの前で亡くなった俺を生き返らせて欲しいんだけど」


「は?」

突然のことで訳がわからない私でしたが、このままだと息子が浮かばれないと思ったのです。だから・・・

「・・・貴方の亡くなった場所はここでよろしいでしょうか?」

「ああ」

その言葉を最後に私は息子の後を追いました。ああ~なんということでしょう!?考えてもみてください!!跡継ぎはどうなるのでしょう?私はこれからどうすればいいのでしょうか!? そんな私の思いなどつゆ知らず彼は私に言うのであった!

「・・・じゃあな!」

そんな彼の言葉と同時に私は再びこのギルドの前に立っていたのであった。そして、ふと視線をやるとそこには息子の姿が・・・でもそれは幻で・・・

「・・・え?え~と・・・何をどう言えばいいのか、でも確認しなくていいくらいには十分最悪ね」

突然父がいなくなった受付嬢の彼女がなぜか抜け殻となって座り続けていたのだ。そんな奇妙な状況にも関わらず俺は更に淡々と彼に声をかけるのであった!!

「・・・んで?」

そんな俺の冷たい言葉に彼は答える!

「ん?」

そんな彼の言葉に対して俺は少し不満げに答えた!だってさ?この羊皮紙には『異世界人召喚』以外にもある能力のうち何か聞きたいことがあればお申し付けくださいって書いてあるんだけど・・・。


「・・・でさ。この羊皮紙には『異世界人召喚』他にもある能力のうち何か聞きたいことがあればお申し付けくださいって書いてあるんだけど・・・」

そんな俺の言葉に彼は少し引きつりながら答えるのであった!!

「でもさ。この羊皮紙は俺しか触れないし、それにこの羊皮紙はエミリーしか触れないし」

そんな俺の答えに彼は少し不満そうに答えるのであった!そして、

「でさ。この羊皮紙には『異世界人召喚』以外にもある能力のうち何か聞きたいことがあればお申し付けくださいって書いてあるんだけど」

そんな彼の答えに俺は納得した!だってさ?これだけ凄い能力が使えるようになるなら十分じゃないかな?

「うん。だよね~凄いよね?」

そんな俺の言葉に彼女は少し引きつりながら答えるのであった!そして、

「でさ。この羊皮紙には『異世界人召喚』他にもある能力のうち何か聞きたいことがあればお申し付けくださいって書いてあるんだけど・・・」

そんな私の言葉に対して彼は納得した!だってさ?これだけ凄い能力があれば充分じゃないかな?

「・・・でさ。この羊皮紙には『異世界人召喚』以外にもある能力のうち何か聞きたいことがあればお申し付けくださいって書いてあるんだけど」

「そっか~でもさ。もうこれで十分じゃない?」


「でさ。この羊皮紙には『異世界人召喚』他にもある能力のうち何か聞きたいことがあればお申し付けくださいって書いてあるんだけど・・・」

そんな私の答えに彼は引きつりながら答えるのであった!!そして、

「でさ。この羊皮紙には『異世界人召喚』以外にもある能力のうち何か聞きたいことがあればお申し付けくださいって書いてあるけど」

「・・・でさ?もうこれだけ凄い能力は充分じゃない?」

そんな僕の答えに彼女は少し不満そうに答えるのであった!そして、

「でも、この『勇者』の能力だけにお願いしたいんだけど」

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