第9話 アザレアの数日後の容態とオレのショック

実験台「アザレア」。少女らしい身体付きだ。あとで見ることになるが実験中尿を出す時に女性器で判断するとは無能な実験教員たちだ。

そんはアザレア本人は気にせずきれいな布団とお風呂とドレッサーでみるみるうちに人間らしくなって美しくなった。

本人は実験中の時は苛立っていたがそこから抜け出せたのがストレス解消になったらしく..その上、、、喋れるようになったのが心底嬉しいのが目にとれた。

実験の時のあれはなんだったのか?などと簡単に聞いてくる。しかも簡単にソレに対する応えを受け入れた。被人道的なことでも。多分あまり人道とかががわからないのかもしれない。


俺も不思議だった。

そこでアダマンチュラは凍結人間のことを本気に取り組んでいるうちに被害に遭った人間は軒並み揃って龍の鱗がついていたことをちゃんと話した。凍結されている最中に浮かび上がってきているのが半数占めているらしい。

つまりドラゴンが関わっていると考えて出逢ったのがアザレアだった。

凍結された地下室に眠っていたのが、、、アダマンチュラが来た時、、、目を覚ましていたのだ。そう、、、アザレアは言った。そのあと、のことは無理強いだったから嫌な人間だと思っていた、と、、。

アダマンチュラは念を推してもう一度2人に謝罪をした。

アザレアは不思議そうにしていた。俺はと言うと、なぜ俺を選んだのか教えてくれと言ってからだった。2人は従兄弟だろうと判断して邂逅させたのだと言って自分の未熟さをまだ嘆いている。


俺はアダマンチュラには色々迷惑をかけられているので意地が悪くなった。なぜ出会ったばかりの少女を見ただけでアザレアを実験台にしたのかまだ聞いてない..!!

仕方なくアダマンチュラは映像部の会長にスクリーンを借りて執事たちからアザレアの実験記録機械を見ればわかる。実態はこんなにも人間離れしていたのだ..と言った。

君は観ていなかっただろう。。スクリーンに映る映像を3人で観た。アザレアに酷いかもしれないが他に行かせる場所がなかった。手元の方が安全だ。


映像に映るアザレアはまるで化け物だった。ぬるぬるした緑青の銀かかった鱗の肌が注射される。なんらかの液体を使って人間離れした暴力を落ち着かせるためらしい。俺はと言うと、鱗が衝撃だった。しかしながら今思えばあの時抱きしめた時も水っぽい肌だったな。

終いには炎を吐く口が火傷しないで今ではちゃんとご飯を食べていられる。炎が一番の龍と見られた原因か。。



まるで祖先が倒した龍が生きているかのようだ。。


実験台の仕打ち内容とその龍の生き残りでしかも自分と血のつながりがあるかもしれない事実に気づいて二重にショックを受けてしまった俺だった。後に反省してしまう。

だって、、、この子の受けた実態は、、、。。性行為は大切にしたい男の俺には許せない行為だって残されている!!



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