人に見てもらうって結構大事

 自分が作ったものを誰かに見てもらう。

 ちょっと勇気のいる行為ですが、これって創作活動において案外大事だと思うんですよね。


 以下にそう考える理由を挙げておきます。



・理由その①:モチベーションアップ


 単純に、誰かに褒めてもらえたら嬉しいですもんね。また次を書こうという気になれる。

 コメントでなくてもいいねを1つ、カクヨムなら応援のハートを1つもらえるだけでも、書き手としては案外嬉しいものですよ。



・理由その②:「人に読ませる」文章を書く意識がつく


 一人で書いていると、どうしても独りよがりな文章になりがちです。例えば、本来であれば説明や描写をしなければいけない要素を、自分は分かっているからとついつい省いてしまっている……みたいな。

 自分で読むだけならそれでもいいんでしょうが、読者はそこに書いてあることと、そこから推測できることしか知り得ませんからね。最悪、読者を置いてけぼりにして、作者一人だけが楽しんでいる、なんてこともあり得ます(身に覚えがあるようなないような)。

 そういうことも、人に読んでもらって初めて分かるんじゃないでしょうか。


 ちなみに、説明等はやりすぎても読みづらくなるので、その辺はいい塩梅を見つける必要があるのですが……まあ、そういう試行錯誤も創作の楽しみの1つかと。



・理由その③:誤字脱字等の指摘


 上2つに比べると弱く見えるかもしれませんが、案外馬鹿にできないメリット。

 そういう間違いって、自分じゃほとんど気づかないですからね。人に言われて初めて気づくミスがどれだけ多いことか。


 余談ですが、カクヨムだと人によってはもっと細かく指摘してくださることもありますね。主語述語の繋がりがおかしい所とか、文章の形式が揃っていない所とか。そういう観点って日常生活で書く文章にも役立てられるかもしれませんし、聞いておいて損はないと思います。



◇◇◇



 もちろん、無理に見てもらえとは言いません。「書く」ことがゴールなのであれば、それはそれでいいと思います。

 自分で書いて自分で楽しむ。もしくは書くこと自体を楽しむ。それも一つの創作の形ですからね。


 でも、少しでも誰かに見てほしい、共感してほしいという欲があるのなら。

 そして、より良い創作をしたいと願うのであれば、一度勇気を出してみてはいかがでしょうか。

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