第24曲 ラスト・ソング:ReoNa「地球が一枚の板だったら」
アニメ・ソングやゲーム・ソングの主題歌を中心とした〈ファースト・ブロック〉、TVアニメの挿入歌と新曲「オムライス」のBPMゆったるめの曲による〈セカンド・ブロック〉、そして次の〈サード・ブロック〉をは、こう言ってよければ、次のような構成になっていた。
〈サード・ブロック〉
11a「地球が一枚の板だったら」(二〇二三年四月)
11b「ライフ・イズ・ビューティフォー」(二〇二二年五月)
12「HUMAN」(二〇二三年三月)
13「ガジュマル 〜Heaven in the Rain〜」(二〇二四年一月)
かくの如く、三つ目のブロックも三曲構成で、ブロック最初の、全体の十一曲目は、二〇二二年五月にリリースされた『Naked』に入っていた「ライフ・イズ・ビューティフォー」と、二〇二三年五月の『みんなの歌で』放映されていた「地球が一枚の板だったら」が、公演ごとに代わるチェンジ曲であった。
そして、ブロック二曲目は、最初の武道館のタイミングで出たアルバム『HUMAN』の表題曲である「HUMAN」で、第三ブロック最後の曲が、直近のTVアニメの主題歌であった「ガジュマル」であった。
すなわち、このゾーンは、二〇二二年五月から二〇二四年初めにかけて世に出た、こう言ってよければ、〈現在からみて最も近い〉という意味における〈ラスト(最近の)ソング・ゾーン〉なのである。
この〈公演替わり〉のブロック最初の一曲はである「地球が一枚の板だったら」、この曲が歌唱されたのは、01戸田一日目、03大阪一日目・04二日目、09愛知、10福岡で、一方、「ライフ・イズ・ビューティフォー」が、02戸田二日目、05広島、06香川、07仙台、08札幌、11鹿児島で、最初の戸田ツー・デイズと、最後の九州公演こそ、一公演ごとに曲が交換されたのだが、大阪と中国・四国、そして、東北・北海道では、同じ曲が二回連続で歌唱されていた。
したがって、いかなるロジックで曲がチェンジされているのか、そのロジックはよくは分からないのだが、ReoNaさんのMCによっても明らかなのだが、大阪の二日間のみは、この会場で「地球が一枚の板だったら」が歌われた理由は明らかだ。
この曲が、NHK『みんなのうた』にて放映された曲で、大阪公演の会場が「NHK大阪ホール」だったからなのである。
〈参考資料〉
〈WEB〉
「地球が一枚の板だったら」、『みんなのうた』、『NHK』、二〇二四年七月二十五日閲覧。
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