第10話 人物紹介
筆者の覚書ですが、参考にどうぞ。
◇ クレア・バーキントン
この物語の主人公。 22歳の女性。魔力事務所に勤める。社会人四年目。
趣味は食べ歩き。お人好しで真面目。ダメ男ホイホイでもある。
本人はチビポチャと思っているが、背が低めで胸が大きめ。可愛い癒し系。
美人で背の高いスラっとした友人が多い為、太っていると思っているが、標準体型。
過去の恋人は、社会人一年目の時にギャンブル好きの借金男。社会人二年目の時に浮気癖のあるヒモ系男と付き合い、その後も告白をされるのは既婚者だったりと、自分の男運の無さにがっかりしている所で付き合ったのがオリバー。
イケメンで人当たりがいいと思っていたオリバーだったが、徐々に我儘に振り回されていく。オリバーと別れ、所長の紹介のオニールに早くもアワアワしているチョロい人だが、同僚友人には愛されキャラ。
◆ ディラン・オニール
この物語のヒーロー。29歳の男性。筆頭魔術士。
この国で珍しい黒髪に黒に近い赤眼。無表情で得意な氷魔法を使い魔獣を容赦なく串刺しにしていく事から、「死神」と呼ばれている。
長身のやせ形。眼つきは鋭いが顔立ちは整っている。
腹黒、ヤンデレの気質を十分に持つが本人は無自覚。本人の中では激甘ドロドロ甘やかしタイプと思っている。間違いでもないが、一歩間違うと監禁属性がありそうな人。
友人のロジャー(所長)に会いに事務所を訪れた際に友人と話しているクレアを見て、以前助けてくれた片思いをしている女性だと気付く。ロジャーに詰め寄り紹介してし貰おうとするが、つい一週間前に恋人が出来た事を知り、失恋。
その後は、本人は優しく見守る事に徹する(またはストーカー)。
クレアが別れた事を聞き、ガンガンとアタックを開始する。
◇ オリバー
主人公の元恋人。24歳の男性。下級魔術士。
ダークブラウンの長髪、緑の眼。爽やかなイケメン。
釣った魚には餌はやらないタイプ。外面はいいが、家族や恋人には我儘な人。モラハラ気質。
本人はクレアに暴力を振るう訳でもないし、口調も穏やかなのでモラハラと言う自覚無し。
クレアは小さくて可愛く自分の世話をしてくれる良い彼女と思ってはいたが、恋人が自分の世話をするのは当然だと思っていた。別れた後にクレアをもっと大切にすればよかったと気付くが時すでに遅し。
今後、地方に上級魔術師の試験の為に転勤をする事になる。
(上級魔術師には下級魔術士を五年以上、レポート、筆記試験、面接、実技で合格点を取ればよい。魔術士試験に主席合格の者は勤続年数一年、レポート、実技の試験のみになる)
本人は、自分の実力が認められたとまんざらでもない転勤となる。
今後は本人の頑張り次第。
◆ ジュリア
オリバーの従妹。19歳の女性。
金髪の可愛い系の子。
我儘、単純にちやほやされる事が好き。甘えたいし面倒な事は嫌い。
要領はよく、頭も悪くないので成績は悪くなかった。
田舎では可愛いと言われ、皆がちやほやしてくれていた。その為、金持ちの家か貴族に嫁ぎたいと思っていた。恋人探しで地元の学園でやらかし、王都に逃げて来た人。従兄のオリバーの恋人になりたかったがオリバーには相手にされなかった。オリバーに恋人が出来ても、略奪をすればいいと目論むも失敗。
今回の事が起こらずとも地元に連れ戻される予定ではあったが、オニールが裏から手を回し予定よりも早く地元の商店で働くことになる。
◇ ロジャー・オミ・ディーン
主人公が勤める魔力事務所の所長。35歳の男性。
美人な妻と可愛い娘がいる人。
オニールとは歳が離れているが父親同士が友人で、そこからの古い友人。
オニールの事は手のかかる弟の様に可愛く思っているが、不器用で変わり者、優秀であるがゆえに勘違いもされやすい事を心配をしている。オニールからクレアの事を相談されてから、気になっていた。クレアが別れたと聞き、クレアにオニールを紹介する事を決める。
◆ エマ
主人公の同僚の女性。魔力技師。25歳。
赤毛のくせ毛。長身。
クレアの友人でもある。クレアの恋人候補のオニールは特級案件過ぎて、悩み所。
所長の紹介で、既婚者でも無し、ギャンブルもせず浮気もしないと言われ、ちょっと愛が重い位は許容範囲と思うしかないのでは、と思っている。
エマ自身は売店でアルバイトをしている年下の王立大学院の男の子に片思い中。
◇クレアの同僚達
同じ部署の同僚はポール、ダニエル、ハナ。
クレア以外は皆、魔術技師。昔は魔術士も治療師も多くいたが、どんどん減少している。
◆補足
ジュリアが王都に来た経緯はオリバーからではなくジュリアの前の学園を卒業した子がクレアの隣の部署に新人として入ってきて偶然クレアは知っていた。
クレアと新人さんが一緒にいる時に、事務所の近くをジュリアが歩いているのを偶然見かけ、驚いて「何故王都に?」と呟いた新人さんに「ジュリアは恋人の従妹で、恋人の家に住んでいる」と答えたところ、事の経緯を教えてくれた。
新人さん:「・・・。彼女、私が卒業した学園で領主の娘の婚約者に手を出そうとして目をつけられたんです。すぐに謝ればまだ良かったんですけど、何故か高位の貴族の息子に助けを求めて、もう、学園で騒ぎになって大変な事になったんですよ。私の友人も巻き込まれて散々でしたよ。で、本人はさすがにやばいと思ったのか、一応謝罪をしてすぐに学園に来なくなったんです。責任を感じて退学したって噂が流れて、迷惑を掛けられた人も、退学したんじゃしょうがないかと思ってたんですけどね。ちゃっかり、王都の学園に編入していたんですね」
じとーっとした目でジュリアを見る新人さんは、色々思う事があるようだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます