第2話 初期地点はよくわからない森、

「ふぅ、」


目覚めた所は森の中だった、これはどうしたもんか、取り敢えずマップを開いて自分の位置を確認しよう、、


「なんか曇ってるんだけど、あっでも矢印は出せた、よかった」


よし!それじゃあレベリングしようかな、ここ誰もいないみたいだし、まぁ大丈夫でしょ、


「グルルルゥー」


「おっと、危ないねぇ」


私は後ろからくる狼の噛みつきを、体制を低くして避けた、


「『拳』!」


スキルを発動して狼の鼻の部分に拳を入れる、それと同時に距離をとり、ナイフを出すと狼が牙を使って噛みついててきた、


「ぐっ、君の大きさだと私のナイフは刺しにくいから来てくれて有難いよ、」


私は噛みついてきた口を離さないように両足で狼の首を挟み、体制を変えて馬乗りになった、そこからまずは両目、つぎに首特に横にナイフを滅多刺しにした、そうすると狼の噛む力がだんだんと弱くなっていき、ついにはポリゴンとなって消えていった。


「よし、ドロップアイテムを確認しよう、」


えーと、狼の牙、狼の毛皮、狼の爪、ってレア度とか素材の運用方法が見れないな、ってあー、鑑定っていうスキルが必要なのか、そう言えばさっきも相手の体力とか見れなかったな、これは致命的だね、速攻取得しよう、ふぅ、必要SKPが2で助かったぁ、確かLvUpとかボス討伐とかで貰えるんだっけ、早めにLv上げしないとな、そうしないとPvPとかする時にステータスの差で負けたりしたら目も当てられない。


「よしじゃあLv上げ優先で目的地に近づくか、」


目標を立てた、取り敢えず川を探してみる、このゲームはリアル重視で作られているから川とか淡水のある場所は水を飲みにくる生物がいるはず、そうして右往左往走っていると、


「グオオォォー」


熊か、まぁ群れてないだけマシかな、まずは——


「『鑑定』!」


〔フォレストベア(モンスター)Lv16〕

HP ◼️◼️◼️/◼️◼️◼️

MP ◼️◼️◼️/◼️◼️◼️

特性:◼️◼️


うーん体力が見えたのはいいけどレベル差が15とは、あと鑑定の熟練度不足なのかHPとか全部黒になってるんだよね、まぁ3桁って分かっただけでも有難いけど、行けるかなぁ?いやでももう日没が近いしそこまで粘れば夜覚醒で戦える…か?


「っ!?『シャドウダイブ』!」


危なかった、今フォレストベアは私の首を狙ってきた、当たっていたら即死だったかも、様子を伺って影から出る


「『拳』!」


シャドウダイブから出た瞬間ジャンプして私は拳を熊の鼻に当てた、そしてすかさずフォレストベアの目に向かってナイフを刺した、


「ぐっ!」


「グオオ」


くそ、お腹に一撃を食らってしまった、熊の攻撃に私は仰け反る、でも熊の目は一つ潰せた、視界が大分見えにくくなってるはず、


「死ね!これでも食らったろ、『爪撃』!」


その言葉と同時に自分の手が狼の手に変わり爪が鋭い爪にかわって狼の腹に攻撃した、今鑑定で熊のHPを見ると70%を切っていた、


「後、50%!」


「グオオォォォォォォ!」


熊がいきなり四つん這いになってこっちに向かって突進してきた、これは当たったらやばそう、


「っ!『シャドウダイブ』」


ギリギリだった、私は突進攻撃をギリギリ、後1秒遅かったらぶつかってたって所でシャドウダイブでよけた、


———————ドォーーーン—


その後直ぐに地響きがした、熊は大岩に当たったらしく、昏倒していた、そして空を見ると陽が沈んでいた。


「チャンス!『夜覚醒』『拳』『爪撃』『噛みつき』!」


夜覚醒を使うと自分の体から体毛が生えてきて狼の姿になっていった、そしてすかさず2倍になった速さで狼に近づき貯めた拳を当て、爪で首を引っ掻き、牙で噛みついた、


「グルルゥ」


苦しそうにこっちを睨んでくる相手のHPは20%!今なら行ける!


「『サキュバス』!」


その言葉と同時に熊がポリゴンになった、少し危なかった、よし、熊の落としたアイテム確認しよう、


〈アナウンス:プレイヤー名 御弥様のHPが全損しまた、近くに復活させることのできるプレイヤーもといパーティメンバーが居ない為、プレイヤー名 御弥様は初期リスポーン地点にリスポーンします。〉


漁夫の利された、多分だけど殺ってきたのは犬だと思う取り敢えず、レベルアップしてるかの確認と、ステータス見なきゃ、でステータスがこれ


NAME:御弥

RACE:人狼

JOB:なし

所属国:なし

Lv:6


HP:110 〔×2〕

MP:130


STR:50 〔×2〕

VTI:25 (+5)

INT:30

MND:10

AGI:55 (+5) 〔×2〕

DEX:10

LUK:10


STP:50

SKP:28


装備

メイン武器:初心者のナイフ

サブ武器:なし


頭:なし

胸:初心者の服VTI+5

膝:初心者の服

足:初心者の靴AGI+5

アクセサリー(3):


装備効果:


スキル:

•影魔術 (10%)[5]•拳(14%)[3]•足払い(6%)[2]•短剣術(17%)[5]•鑑定(12%)[2]


生産スキル:


種族スキル:

 •夜覚醒 •爪撃(7%) •噛みつき(4%)

製作スキル:

•サキュバス[10]


※〔×2〕と言うのは夜覚醒中のステータスです。

※[ ]と言うのはスキル取得のために使ったSKPの量、()と言うのはスキル熟練度


うーん、50pのSTPなにに振ろう、やっぱり速さ重視でやりたいからAGIかな、あとSTRとINTも振っておこう、あと、SKPでとっておきたいスキルってなんかあったっけ、あっ感知って言うのがある、さっき狼に漁夫されたし、取っておいて損は無さそう、あとは、あっ、弱点察知って言うのがある、弱点が見えるスキルかな?取っておこう、スキルはこんな感じでいいかな、よし!じゃあステータスはこんな感じ!


NAME:御弥

RACE:人狼

JOB:なし

所属国:なし

Lv:6


HP:110 〔×2〕

MP:130


STR:60 +10 〔×2〕

VTI:25 (+5)

INT:40 +10

MND:10

AGI:85 +30 (+5) 〔×2〕

DEX:10

LUK:10


STP:0

SKP:16


装備

メイン武器:初心者のナイフ

サブ武器:なし


頭:なし

胸:初心者の服VTI+5

膝:初心者の服

足:初心者の靴AGI+5

アクセサリー(3):


装備効果:


スキル:

•影魔術 (10%)[5]•拳(14%)[3]•足払い(6%)[2]•短剣術(17%)[5]•鑑定(12%)[2]•感知(0%)[5]•弱点察知(0%)[7]


生産スキル:


種族スキル:

 •夜覚醒 •爪撃(7%) •噛みつき(4%)

製作スキル:

•サキュバス[10]


※〔×2〕と言うのは夜覚醒中のステータスです。

※[ ]と言うのはスキル取得のために使ったSKPの量、()と言うのはスキル熟練度


うん!いい感じ、じゃあ感知を発動させながら別の場所にいこうかな、


しばらくして歩いていると水の音が聞こえてきた、


「おっ?水かな?」


そう言って水の音のする方に駆け寄って見ると河があった、


「よし!じゃあこの河下っていこうかな!」


しばらく河を下っていると水を飲んでる狼を発見した、私はさっきの復讐をしようと思う、


「『鑑定』!」


〔孤高のフォレストウルフ(モンスター)Lv17〕


HP 1235/1250

MP 540/550

特性:孤独


げっ、さっきの熊よりLv上じゃん、あとなんか強そうでもまだ夜は終わってないから、夜覚醒すればいけるかな?


「『夜覚醒』!」


そう言うと私の身体から体毛が生えてきて、爪が鋭くなり、牙が生えた、そして最後には狼のケモ耳がつき、四つん這いになって、完全な狼そのものになった。


「『弱点察知』『爪撃』!」


「グルルルゥー」


私は走っていき狼の弱点を弱点察知を使って見て、爪撃で引っ掻いた、今の攻撃は相手のHPを10%削れてるかぐらい、


「グルルゥ!」


「おっと、危ない」


狼は私に向かって飛び込んできて噛みつこうとしてきた私はそれを2倍になった速さで避けて、相手の弱点である首に


「『噛みつき』!」


「グアッ⁉︎」


今ので相手のHPは75%ぐらい、あと50%ぐらい削ったら、サキュバスが使える


「『爪撃』『爪撃』『爪撃』『爪撃』!」


「グアァァ」


私は狼の弱点に着実に爪撃を叩き込んでいく、そうすると狼のHPが30%を切っていた、


「あと少し、」


「グアァァァァァァ!」


「ッ!?やべ、」


やばい、狼の全力の噛みつきが私に炸裂した、HPが2倍になってるのにHPが50を切っていた、でも、これで


「『爪撃』『爪撃』『噛みつき』『サキュバス』!」


私は噛みついてきた狼に爪撃を繰り出し両目を潰し、噛みつきを使って人間で言う頸動脈、狼の首横に思いっきり噛みついた、そしてサキュバスを使い狼を倒した。


狼はポリゴンとなった、

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