4「伝達」

メールを城司から受け取った黒菜は、丁度、仏神神社の掃除が終わった所で、巫女服から普段着に着替えてエプロンをし、夕ご飯を頂いた食材を目の前にして、台所で何にしようかと思って、笑顔になっていた時だった。

メール内容を見ると、笑顔が、真顔になった。


黒菜は、自分の部屋に入った。

黒菜の部屋は、和室で、和風の物で全て統一され、誰が来てもいい様に整理整頓がきっちりされていた。

そんな部屋の中で、統一されていない物があった。

それは、鍵付きの銀色をした手提げカバンだ。

よく、漫画やドラマなどで、お金が入っていると想像されるカバンだ。

再び巫女服へと着替えて、手提げカバンを持ち、鏡台にある引き出しから、鍵付きのネックレスを自分の首へと掛けた。

パートナーを付けて、城へと急ぐように歩き、二ルートの道のりから登り始めた。




一方、城司は、城へ着くと、城の案内所付近にあるベンチへ、久彦を座らせる。

観光案内をしていると、体調を崩される方が時々いるから、城司は対処方法を分かっていた。


「ごめんな。城司。」

「気にするな。」


城司は、久彦が自分の顔を見ると落ち着けると言ったので、リストレットをしている側の手で、同じく久彦がしているリストレット側の手を握る。

久彦は、リストレットをしていない手を胸に当てて、静まる様にギュと服を握る。

その様子を見ていた案内所にいた人が、出て来て様子を訊いて来た。

案内所の人は、城司を知っている。


「城司君、大丈夫か?お友達。」

「今の所は、救急車呼ぶまでも無いけど、少し山登りはきつかったのかな?」

「少し曲がっている所が多いからね。」


話をしていると、案内所の電話が鳴った。

案内所の人は、その電話に出ると、急に案内所の施錠始め、城を見学している人を城から出して、城の道のりをカラーコーンとコーンバーで仕切りを作り、閉鎖した。


城司と久彦に一礼をして、山を下りて行こうとすると、上ってくる人物がいた。

その人物に、案内所の人は一礼をして、急いで降りて行く。

上ってきた人物は、よく知った人だ。


「黒菜。」


黒菜は、息一つ途切れさせる事なく、平然としていて、いつもと違う顔をさせていた。

城司は、名前を言った瞬間に、息を鎮めた。

黒菜は、二人の様子を見て、確認し、一度目を伏せて、開けた。

二人の近くに寄り、椅子に座っている二人の前で、膝まづいた。


「く…黒菜?」


黒菜は、巫女服の袴を丁寧に地面へ広げて、視線は、城司と久彦のリストレットを見た。

その視線は、城司は知っている。

仏様に供物を授ける時に、向けられる心から信仰し崇める時の顔だ。


黒菜は、持っていた手提げカバンを丁寧に前に出し、ネックレスにしていた鍵を首から外し、手提げカバンの鍵を開けて、中身を城司と久彦に見える様にした。

中身を見ると、一冊の古びた書物と赤色のファイルが見えた。


「黒菜、これは?」


黒菜は、順番に説明をする。


「仏神城司様、そして、加納久彦様。お二人がこの地、この場所にご一緒されている事、誠に、おめでたく思います。この地を代表しまして、私、仏神黒菜は、仏神神社の巫女として、歓迎致します。」


急にかしこまった言い方をした黒菜に、城司と久彦は目を開いて、驚いていた。

黒菜は、城司に赤いファイルを取る様にお願いした。

城司が取り中身を見ると、最初に出て来たのは、戸籍謄本だった。

その戸籍謄本を見ると、城司の戸籍謄本だった。

そこまでは良かったのだが、順番に見て行くと、真実があった。


「養子縁組。」


その一言を城司は発すると、黒菜は、次のページをめくる様に言う。

次のページを見ると、そこには黒菜の戸籍謄本があった。

順番に見ると、黒菜は養子縁組ではなかった。

この事はどういう事かと、黒菜に尋ねると、黒菜は説明をした。


「この城が、どうしてこの様に今でも立派に建っているか、城司様なら分かると思います。」


黒菜は、後ろにある城を城司と久彦に意識させた。


「ああ、この地域では、有名だからな。家の先祖である巫女一人が人柱として選ばれて、城の下に眠っている。」

「はい、その通りでございます。ですが、その巫女には、当時付き合っていた男性がいました。とても仲が良く、いつも一緒に行動をなさっていました。しかし、人柱として選ばれた時、男性は意見をしたそうです。しかし、もう決定していて、巫女もその準備と覚悟をしていました。人柱になる日に、男性は何とかして巫女を連れ出せないかと仏神神社に忍び込んだそうですが、発見されてしまい、引き離されてしまいました。」


そこまで話すと、黒菜は、今度は久彦を見た。

久彦の顔と胸を押さえている姿を見ると、続きを話す。


「その男性は、目をタオルで、手足を縄で拘束されて、牛が引く車で遠くへと運ばれました。男性は、一ヶ月ほど運ばれ、拘束を外された時に見た風景は、生まれ住んだ所とガラリと違う発展した町で、遠くへ来た認識がありました。男性に三年は楽をして暮らしていけるお金を渡すと、牛を引く車を操縦していた人は、その場を速やかに去りました。男性は、もう巫女とは会えないと落ち込んだ時、その地域に住む女性に声を掛けられ、悲しみを浄化されました。その後、その相手と、結婚しました。」


黒菜は、久彦の顔をジッと見つめると、今まで真面目で表情一つ動かさなかった顔を微笑みと変えた。


「その男性の生まれ変わりが、加納久彦様です。そして…。」


黒菜は、その表情のまま、城司を見た。

城司は、赤いファイルを持ったまま、微笑んだ顔をした黒菜を見て、一度、少しだけ後ずさる。


「この人柱になった巫女の生まれ変わりが、仏神…いえ、城司様です。」


城司と久彦は、顔を合わせた。

驚く間もなく、黒菜は話を続ける。


「多分訊きたい事は沢山あると思いますが、まずは、何故、城司様が養子縁組かと言いますと、両親は私に話をしてくれました。両親の仕事は、城の管理を任されていました。四月二十日に、朝早く両親は何かに惹かれる様に起きて、着替えて、出勤時間でもないのに家を出て、このお城に来たそうです。その時、城の前に、まだ生まれたての赤ちゃんが裸でいたそうです。服も着ていなく、籠に入れられている訳でもなく、ただ、地面に裸のままの赤ちゃんでした。両親は、産婦人科と小児科があるこの地域では大きな病院に連れて行きました。理由を話すと、初めは医者も看護師も助産師も信じられない顔をしていたが、仏神神社の神主と巫女だと知ると、一気に考えを変えて真実とし、赤ちゃんを診察し、一週間様子を見ました。その時に、もう、両親は決めていたらしく、引き取る準備をしていました。その赤ちゃんが城司様です。」


そこまで黒菜は話すと、赤いファイルを次々とめくっていく様に言われ、城司はその通りにする。

報告書みたいな感じで、城司が城の前にいた記録から、入院や養子縁組に至る経過まで、全て記録されていた。


本来なら、ドローンの情報は、警察が確認するだけなのだが、今回の状況は、状況が状況なだけに、仏神夫妻にも提供された。

城の上を飛んでいたドローンを確認すると、誰かが赤ちゃんをその場に置く姿はなく、いきなり城の入口に赤ちゃんが出現し、地面から浮き出て来ている様子が映し出されていた。


「それから、城の管理をしている両親は、再び、城の下を色々な機械で調べると、棺桶らしき物は、もう腐ってはいたけど、残骸は残っていました。けれど、巫女の骨一つも見つける事が出来なかった。恐竜の骨ですら、この時代に置いても発掘されているし、エジプトの棺からもミイラが見つかっている。だけど、人柱としてお努めされました巫女の存在すらありませんでした。その情報から、巫女は、生まれ変わり、赤ちゃんとして、この世に誕生なさったと、決定されました。」


黒菜は、次に訊きたい情報は、きっとこれだろうと思い、話を続けた。

それは、城司と久彦の心構えや意思を無視して、淡々と話す。


「それから、両親は赤ちゃんに城司と名付け、自分の子として育てましたが、そこに不安がありました。自分達が、もしも亡くなった時です。この真実を、城司に伝える術が欲しかった。だから、その伝達要因として、私が生まれました。私の誕生日は、二月三日。もし、四月二十日に城司様をお生まれになった場合、女性が次に妊娠するには、身体を休ませないといけません。今の情報ですと、十八ヶ月開けるのが、好ましいと研究結果が出ており、私の誕生日から逆算すると、無理です。」


計算をすると、確かに無理だ。

城司と久彦は、淡々に話す黒菜を見て、その伝達の仕事をしてくれていると感じた。

もしも、黒菜が居なかったら、城司は両親が亡くなった時に、自分が養子だと知って混乱するだろうと思ったし、葬式も近所の人との会話も、自分一人ではできなかっただろう。

黒菜が妹として一緒にいてくれて、この様に真実を話してくれている。

真実を知っても、少しは狼狽えてはいるが、何とか冷静に対処出来るのは、黒菜がいてくれたからだ。

その黒菜は、続きを話す。


「そして、城司様が知りたい事は、後、三つですね。」


城司は、ようやく自分が話せると思った。


「あ…ああ。そうだな。」

「両親の亡くなった時と、中学三年生の時に進路の相談、そして、久彦様の事ですね。」

「あたりだ。」

「では、順番にお話しします。まず、両親が亡くなった日です。私が、城司様を兄なのに頼らなかった理由は、単に、私がその時、城司様が実の兄ではない事を知っていたからです。ですので、自分の両親を、養子とはいえ、他人に任せられない事と、両親の戸籍謄本を見つからない様にしたかったからです。城司様が、実の子ではない事を知ってしまうのを、恐れたからです。ですので、私は両親に言われた通りに実行したにすぎません。また、どうして私が、城司様が兄ではないと知ったのかについては、小学三年生の時、学校で出された作文の宿題で、自分の名前が付けられた理由を書くのがありました。その時に、城司様のしろは、色の白ではなく、お城の城だと知ったからです。私が黒菜なので、黒は色の黒だから、兄である貴方のしろは色だと思ったから、疑問を両親に訊きました。すると、両親は、今、全て私に話すべきだと判断し、全部、教えてくれたのです。今、城司様が手に取られているファイルを見ながらです。」


その様に、話をして、赤いファイルに目を移す。


「次に、城司様が養子だと知った私が、中学三年生の時に進路の話を、城司様にしたのには、その当時の担任の言葉でした。『養子なのは知っているが、私にとっては兄。今もこれからも一緒に暮らしていくのだから、進路は話して頼りなさい』と言われました。今まで、他人だと思っていましたけど、兄だと認識していた時には、城司様は確実に私の兄でした。その時の事を思い出しまして、兄として頼ろうと考えを変えました。それからは、私は、貴方の…城司様の事を兄として再度認識しました。この度は、ご心配と他人と失礼な認識をしてしまい、申し訳ありませんでした。」


黒菜は、頭を下げる。

城司は、狼狽えながら黒菜の顔を上げる様に言った。

顔を上げた黒菜は、久彦に顔を向けた。

久彦は、ただ単に話を聞いているだけだったが、視線を向けられた事により、身体を反応させる。


「今度は、久彦様がどうして思い人の生まれ変わりだと知ったのかですね。」


黒菜は、手提げカバンに残された本を久彦に渡した。

久彦は受け取り、本を見ると、木で作られた栞が挟まっていた。


「この本は?」


久彦が本を開ける前に訊く。


「この本は、人柱になられた巫女の事が書かれた本です。栞がしていあるページを開いてみてください。」


久彦は、栞がされているページをめくると、右ページには地図が、左ページには文字が書いてあった。

地図を見ると、バツの印が付いている場所があった。

その場所は、とてもよく知っていた。


「この地図の場所、俺が引っ越す前に住んでいた場所だ。」

「はい、その通りです。そして、左ページにある文字は、墨で書いてありますが、読めない事はなく、読みますと、加納と言う字がありました。巫女と思い合っていた男性は、加納と言う苗字だそうです。」


久彦は、本の文字を読むと、確かに加納と読める場所がある。


「田舎は、余所から来た者は調べます。私は、久彦様とお会いした日に、久彦様のご両親にお尋ねをしています。その時に知った事ですが、この地から来た先祖がいたそうです。ですので、その先祖が、巫女と思い合っていた男性だと認識しました。」

「え?」

「ご心配しないで下さい。偶然、スーパーで出会い、話の流れを上手く使い、訊き出しただけですから。久彦様が転校してきて、友達になった事にしてです。本当に偶然に出会った様に見せかけました。」


黒菜の顔は、真面目な顔をしていたから、少し寒気が背筋を通る。


その時である。


黒菜は、今まで城司と久彦を崇める対象である様に接していたが、急に立ち上がり、上を向いて、大きな声で言う。


「お父さん、お母さん、伝達完了しました。」


その一言を発すると、顔を城司と久彦に向けた。

顔は、いつもの見慣れた黒菜の顔だ。


「はー、疲れました。それと、すっきりしました。すっきりしたらお腹空きました。兄貴、今日は白菜とネギがあります。鍋にしましょう。」


黒菜が「兄貴」と言った瞬間、二人は落ち着いてきた。


「そうそう、兄貴が城で生まれたのは、この地域の人、ほとんど知っているよ。だって、人柱になった巫女の生まれ変わりとなると、知らせない訳にはいけないじゃない?今まで、兄貴が知らなかった理由は、このリストレット。」


黒菜は、自分の手首にはまっているリストレットを見せた。


「兄貴のリストレット、普段、誰と繋がっていたかな?」

「何をいっているんだ。黒菜と……に………。まさか!」

「そう、私と繋がっていたから、情報が入ってこなかったのよ。兄貴が自分の事知る時は、思い人だった男性の生まれ変わりと会う事が出来たらになっていたからね。」

「黒菜は、俺の監視役だったのか?」

「いえ、兄貴を惑わせる人から守っていたと思ってよ。それと、久……加納君。」


久彦は「久彦でいいよ」というと、黒菜は、久彦の胸に手を当てる。


「もう、この辺り苦しくはないでしょ?」

「嘘のようにね。」

「思い人に会えたのと、真実を知る事が出来たからだと思います。それに、これもご両親から訊きましたが、ご両親、この地に呼ばれている感覚は、兄が十六歳の誕生日を迎えたからだと思います。女性が結婚出来る年齢は十六歳で、兄は男ですが、人柱の巫女には違いません。ですので、結婚出来る年齢になったから、迎えに来てと思いがご両親に伝わったと思います。」

「そうですか、良かったです。両親が、怪しい事に巻き込まれてなく……、結婚?」


久彦は、何か嫌な予感がした。

それは、城司も同じだった。


「そう、兄貴と久彦君は、恋人同士となりますね。」


黒菜は、微笑んで言う。

二人とも、過去も含めて、同性を結婚相手と見た事がなかった。

お互いに顔を合わせて、複雑な顔をした。


「なあ?黒菜?」

「はい。」

「これは、決定事項なのか?」

「いえ、前世のロマンもありますが、今を生きているのは、仏神城司と加納久彦なので、二人が結婚しろって事はないと思います。ですが、兄貴は、人柱の巫女が前世って事は、常に心して置いてください。それと、久彦君も前世の男性を大切に感じてください。そうしないと、また、胸が痛くなると思います。せっかく思い人と会えたのに、また引き離されるのかと……。」


黒菜は、スマートフォンを出して、どこかに連絡している。

連絡が済み、ファイルと本を手提げカバンに片付けていると、先程の案内人が来た。

案内人は、カラーコーンとコーンバーを撤去して、城へと入れるようにした。

城へ入りたかった観光客が、なだれ込む様に上ってくる。


「話は済みました。この場を三人だけにして頂きまして、ありがとうございます。」

「いえ、黒菜さんが、この城に向かって来ていると情報を得た時に、ついに話されるのかと思いました。」

「そうですね。私が、この城へと向かう道に入った時は。」

「二人が覚醒した時ですからね。黒菜さん、お疲れ様です。」


案内人は、案内所の横にある自動販売機で三人に飲み物をおごり、案内所の扉を開けて、自分の仕事へと戻った。

水色からオレンジ色へと姿を変える空を見て、黒菜は、城司と久彦を見た。


「帰ろうか。」


黒菜は、城司と久彦を繋いでいるリストレットを掴み、手提げカバンを持ち、無理矢理、山を下って行く。

黒菜に導かれる様に、立って歩く城司と久彦は、顔を合わせて微笑んだ。


「しかし、このリストレットって、便利ね。二人一度に誘導出来るわ。」

「ついて行くから、離してくれ。黒菜。」

「引っ張られるの、痛いよ。黒菜さん。」


「それもそうね。」と言って、離すと、前を陣取り曲がり曲がった道を下りて行く。

その時、久彦がつぶやいた。


「他人か。」


その言葉で、城司は反応する。


「なんだよ。」

「いや、城司と黒菜さん、他人なら結婚出来るよなって思って。」

「は?」

「でも、俺、黒菜さん、きっと好きだ。」

「そうじゃないかって思っていたよ。」

「城司は、黒菜さんが他人だと知って、どうなんだよ?」

「どうって、ただの兄妹だよ。」


そう言った言葉に嘘はない。

ないはずだ。

城司は、リストレットをしていない手をグッと握った。


「ただ単に兄妹だと言うなら、俺、黒菜さんに告白していいか?」


城司は、何も言えなかった。




仏神神社に着くと、家の中に入るように黒菜は久彦を迎え入れる。

城司と久彦のリストレットを離すと、ようやく個々になれた気分になった。

だけど、何か寂しい気がする。


「ここで待っていて。」


黒菜は、家の中に入って、少し経つと戻ってきた。

手には、ビニール袋を持っている。


「これ、頂いたお野菜だけど、持って行って。私達二人だと余るの。」


中を見ると、今日の朝採れたてなのか、土が付いたままの大根やネギ、ジャガイモなどが入っていた。


「余るならもったいないな。ありがとう。」

「いえ、これからも、長い付き合いとなると思いますし、今後も兄貴をよろしくお願いしますね。」


その一言で、黒菜の望みは分かった。

本当は、城司と久彦が結婚まではしなくても、一緒に居て欲しいと願っている。

少しだけぎこちなかった城司と久彦は、黒菜を見て、一度微笑んだ。


「という事だから、城司。」

「ああ、そうだな。」


これからもよろしくと言う気持ちで、握手をした。

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