第4話 自室

「なゆねぇ~、ふと、思ったのだけど、2Fと3Fがなゆねぇ~の、

専用のスペースなら、3Fを、なゆねぇ~専用のフロアにしないの?」


イレイナの指摘に、那由多は。


「やっぱり、ママや糞父親にも言われたよ」


「言われて、当然だよ、その方が、良いよ、

2Fのなゆねぇ~専用のスペースをゲストルームにした方が、

私達が泊まりに来たとき、泊まれる部屋が、無いと困るもん」


イレイナの発言に那由多は。


「あっ!ごめん、家を出て行ったし、滅多に帰って来ないから、

思いっきり、忘れていたよ」


「全く、なゆねぇ~酷いよ、あたしは、家が新しくなったら、

泊まりに来ようと決めていたのよ、それに、

専用のフロアの方が、箔が付くよ」


イレイナの発言に、那由多は。


「だよねぇ~うん、そっちにしよう、幸いにも、

まだ、部屋のセッティングが、完全に終わって無いと言うか、

手付かずだよ」


那由多の発言に。


「じゃあ、タイミング良かったわ、ゲストルームのセッティングを手伝うね、実行するとき、教えてね、必ずね」


イレイナの凍りの笑顔に圧倒され、那由多は、必ず教えると約束した。


後日


那由多の連絡を受けて、イレイナと那由多は、那由多の運転する車で、

大手家具屋に必要な物を買いに来ていた。


「う~ん、迷う、ロフト、ミドルにするか、ハイにするか?迷う、

なゆねぇ~ゲストルームの高さって、ハイクラスのロフトは、入る?」


「問題ないよ、ハイロフトを最初から、対応した設計だよ、出入口も幅も普通の住宅より広めに建ててもらったよ」


「じゃあ、ハイクラスのロフトを2つと、後、本棚も欲しいなぁ~」


「ハイハイ、予算、有りますよ」


「なゆねぇ~一緒に選ぼ!」


イレイナと那由多の家具の買い物を終えて、無事に那由多の愛車に購入した、

家具が全部入ったのだ、それに、驚いたイレイナだった。


「なゆねぇ~の車、某メーカーの車だったのね、そりゃあ、この積載量には、

納得だよ、良いね、この積載量と車高、これなら、何処でも行けるよ」


「それが決め手だよ、燃費とかも、比較的安くて助かるよ」


「けど、これ、毎年車検でしょう、大変じゃないの?」


「う~ん、まあ、仕方ないよ、道交法で定められているから、

これが、嫌なら、税金の掛からない自転車にするしか、無いよ」


「確かに」


那由多とイレイナが雑談している間に、自宅に着いた、

姉妹仲良く、ロフト以外設置し終えた。

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理想 永遠の絆 @bannku

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