第4話 カインとアベル

  そもそも、アメリカには国際金融資本家、日本では三国人という、人々が神と仲良くすることを妬む者がいて、彼らのコントローラビリティ(国や社会の支配力)が、50年前に比べ桁違いに強くなってきている。

  彼らは自分たちこそが教師であり・指導者であり・神でありたいと願う生き物なので、一般のアメリカ人や在来種純粋日本人が「真の神」と仲良くすることを極度に嫌う。

  旧約聖書には「カインとアベル」という物語があります。

  (カインとは、旧約聖書創世記に記されているアダムとエバとの長子。神が、農夫である自分の捧げ物ではなく、弟の牧者アベルの捧げ物を喜んで受けたため、嫉妬のあまりアベルを殺した、という話。)


オレたち外来種偽日本人のやり方の方が「神」が喜ぶ、否、オレたち外来種こそが、日本の神(絶対基準・尺度・規範)であるべきだ、という気持ちが彼らの根底にある。

  だから、古代より日本人が崇拝してきた神を殺し、発酵食品を中心としたさまざまな日本の伝統的食生活を破壊し、歪な食品だらけにしてしまう。

  今や、腐らない・劣化しない梅干しにさえ、アミノ酸だの甘味料、着色料が添加されている。神様から与えられた天然の「梅と塩の、素・自然の味わい」を破壊し、人造的・化学的な味や色を在来種純粋日本人に押しつけている。

  外来種偽日本人がそういうことに執心するのは、金儲け以上に、自分たちが在来種純粋日本人の神(ものごとの考え方・尺度・基準)になりたいからなのです。

  かつて、モンゴル人はカネと女を差し出せば、征服した地の住民がキリスト教であろうとイスラム教であろうとお構いなしであった。人々の信仰する神という心まで征服しようとはしなかった。

  イスラム教徒もまた、「剣か法かコーランか」という選択肢を与え、その地の人々の思想や文化に関与しなかった。


  自分たちの文化を持たないモンゴル人は、財宝と女を奪い続けたあげく、わずか200年程度でかの広大な征服地から姿を消した。

  自分たちの文化を持つイスラム教徒が支配する国は、今も世界各地に生き続けている。


  してみると、国際金融資本家支配が絶頂期に達している現在のアメリカ・カナダ・フランスといった国々や、国際金融資本家の亜種である外来種偽日本人支配が、やはり今や頂点にさしかかっている日本は、かつてのモンゴル人支配の地域と同じく、早早(はやばや)と滅びていく運命にあるのだろうか。


  つまり、国際金融資本家や外来種偽日本人というのは「コロナ」のようなもので、実体がないからやがて消えていくのであろう、と。

  「コロナウイルス」というのは、世界中のどこでも「単独分離」されたことがない。アメリカのCDCや日本の厚労省でも製薬会社にしても「これがコロナのウイルスだ」という写真も実体もない。世界中でマスコミが流すコロナウイルスの写真というのは、すべてコンピューター・グラフィックなのだそうです。


実体のないウイルスが世界中に蔓延したという噂だけで、何十億という人間が身体的・商売上・生活上で甚大な被害を受けたのですが、これこそ「風評被害」というもの。 

 で、この風評のようなコロナ騒ぎは、やがていつの間にか鎮静し、嘘のようになくなっていく。  これが国際金融資本家と外来種偽日本人によって支配・コントロールされてきた地域でも、実体のない彼らは「コロナ」と同じように、消えていくのであれば、僥倖というものなのですが。

  ただ、50年前の古き良き時代に戻るには、100~200年はかかるかもしれません。建物なら、修理・修復は人手をかければできますが、いったん破壊された人の心とは、なかなか元に戻せないのですから。

2024年3月4日

V.1.1

平栗雅人

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