第15話 海は素晴らしい
レインとルージュの一触即発な雰囲気からなんとか乗り越えて今、この国の東方にある海に向かっている。
この国は東方に海が広がっていて、海産物が有名である。しかも今は夏だから海で泳げる。
楽しみだな。
「後少しで着くぞ」
ルージュがでかい龍に龍化した状態で声をかけてくる。竜人族でも実力のあるものしかできない切り札的な能力を彼女は軽々と使いこなす。
普通は一回龍化したらけっこう力を消耗するらしいが彼女は特にないらしい。流石、七天である。
そして同じ七天である俺は今、何をしているかと言うと…
「ルージュ、早過ぎるって。
もう少しスピード落として‼︎」
俺は必死にとんでもない速さで飛ぶ彼女の背中にしがみついていた。情けなさ過ぎる。こんな姿周りに見られたら七天から外されること間違いなしだろ。
レインはすごい余裕がありそうにしている。
「何を言うこれくらい余裕だろうに。
もっと早くできるぞ。」
「ほんとに待っ…」
さらにルージュはスピードを上げる。
俺は生きて海を見ることができるのだろうか。
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なんとか東方で最も栄えている街である、海の都ダジュールに来た。
もう空の旅で満身創痍である。ルージュとレインはピンピンしているが。
「まずはどうする?」
レインが聞いてくる。
「まずは宿をとってから昼食をとって海水浴にでも行こう。」
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今、俺の目の前には青く澄んだ海が広がっている。仕事がないと考えるととても気持ちよく海を眺められる。
「何を黄昏てるのよ。」
声のする方向を見ると素晴らしい絶景が広がっていた。
爆乳の域に至る今にも来ている水着から溢れそうなお胸や美しくたおやかなくびれ、ツンと上向いた白桃の様なお尻など周りの男たちを魅了してやまない男受けのいい体つき。
ムチムチとした体が水着に押しつけられることによって更に凶悪になっている。
「何か言うことないの?」
レインは顔を少し赤くしながらチラチラこちらを見てくる。
「眼福です、ありがとうございます。」
今にも鼻血が出そうである。
「私のも見るのじゃ。」
ルージュが目の前に飛び出してくる。
彼女はとても布の面積が少ない水着を着ていた。もうヒモじゃんそれ。
彼女はとても幼い見た目をして身長も低いがレインに負けないくらいの爆乳を誇っている。お尻も小柄ながらもハリがあり可愛らしい。
彼女は少女の年齢ではないので合法ロリなのだが、とても犯罪ちっくである。
「とても似合ってるよ。」
できることなら2人に手を出したいが彼女たちの実力を考えると見ているくらいが最善だろう。俺なんて簡単に捻り潰されるだろう。
しっかりと二人の絶世の美女の姿を脳裏に焼き付けながら思う。
海ってほんとに最高だな‼️
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