第15話誰かを愛する気持ちを(作中作)

目を覚ますと、そこには彼がいた。彼の横顔を見ながら

私は目を覚ます。「これって・・・・・・何?」

私は、自分の今の状況を理解していなかった。

なぜ、私は自分の部屋以外の所で寝っていたんだろう。

なぜ、同じベットで男の人が一緒に寝っているんだろう。

様々な疑問が頭の中に浮かぶ。「私って、もしかして

お金に困っているのかな?」自分の体をお金に変える。

私と同い年の子は、たくさんいる。でも、私の場合は

そうじゃないのかもしれない。別に、お金に困って

いる訳じゃないし。それに、そもそも私はちゃんと

服を着ているし。つまりは、私は自分の体を売っていない。

じゃあ、この男は誰なんだ?そんな事を考えていると、横で

寝っていた。男が「うぅーうぅー」と自身の体をゆっくりと

起こす。「はぁーあぁー。おや、おはよ」と爽やかな笑顔で

私におはよと挨拶をする。それを聞き。私は「お、おはよ」

と返事を返す。私は、彼を見つめる。もしかしたら

私は、誰かを愛する気持ちを作る為に。この男を

自分の実験体にしたんじゃないのかな?

姫埼さんの書いた。小説は、途中で終わっていた。

俺は、姫埼さんの書いた。小説を読み終えると、自分の

顔が熱くなっている感覚に包まれた。まさか、姫埼さんが

こんな感じの小説を書くなんて。俺は、顔を真っ赤に染め。

俺の横にいる。姫埼さんを見る。「ど、どうかな?まだ、

未完成だけど。大野くんはどうだった?面白かった?」

姫埼さんが俺の感想を聞きたかっている。俺は、一度。

唾を飲み込み。すぅーと息を吸い。はぁーと吸った息を

吐き出す。そして、俺は姫埼さんに感想を言う。

「姫埼さん。これの内容は、ラノベぽくないかも・・・・・・」

「そうかな?」姫埼さんが、悲し気に眉を下げる。

そして、俺は姫埼さんに自分の姫埼さんが書いた。

小説の内容を彼女に分かりやすく伝える。

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